なぜオジサンは説教が好きなのか?

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オジサンは説教が好きなようだ。

少し前、アパレルのお店に営業に行ったら、20分の説教を食らう羽目になった。

 

腹が立ったので記事にしてみる。

オジサンが人(特に私のような”若造”)に説教をする理由としては、以下の理由が挙げられる。

※そもそも自分の上司ですらない人に、”説教をされる”こと自体気にくわない。年齢に関係なく人間は対等であり、”説教”とは上から目線で他人に意見を言うことを意味するからだ。

 

私が若造を叱って成長させているのだという優越感

 

まずはこれだと思う。普通に腹が立つ。

 

確かに彼らが怒る原因には、少なからずこちらの不備があるのた。

彼に対する私の説明には、やはり知識不足があったり、相手の立場に立って提案できていなかったなど、確かに不備があったのは確かだ。

※因みに私の場合は、私が直接かかわったプロジェクトではなく、大きな責任はないのだが…

ただ、赤の他人に向かってやたら偉そうに上から目線で20分も自分語りをする神経が理解できないのである。

 

どうしたら、どういう思考回路になったら、全く関係のない赤の他人に”説教”というものができるのか?

仮に相手の対応が悪かったとしたら、「これを改善してください(怒)」でいいのではないか?

それを暗に”社会人として未熟だ””社会人のやり方を教えてあげるよ”などと暗に匂わしつつ、クライアントという立場を利用して説教をするのは、正直、理解できない。

 

そんな行動をとるのは、私が若造を叱って成長させているのだという優越感・自己満足があるからだと思う。

彼らにとって若者は、未熟な存在であって自分たちが叱ってあげて初めて、成長する存在だと考えているようだ。

人を叱って成長の手助けをしている自分=偉いという優越感・自己満がその背景にはある。

 

それを相手の不備という揚げ足を取って、自分の立場を示し、自分は優れているのだと自分に言い聞かせる。

めでたい人生だと思う。

 

ストレスの発散

 

しょうもないことにやたら怒っている人間に、ストレスフリーな人間はいない。

小さなことでいちいち怒る人間は、やはり心の奥底で不満をため込んでいる。

 

だって考えて欲しい。

これから家に帰って大好きな家族が待っている、もしくは恋人が待っている人間が、指導のやり方が相手の立場に立っていないなどという些末な理由で、赤の他人を20分も説教するだろうか?

 

朝、娘から「お父さん臭い」などと言われたのかもしれないし、奥さんと上手くいっていないのかもしれないし、婚活が上手くいってないのかもしれない。

現状に満足していない人間こそ、大したことないことでネチネチ主張するのだ。

 

どうしたらいいのか

 

ただしこちらの不備は認めなければならない。

説明するために行った事前勉強が足りなかった、相手に対する配慮が足りなかった等。

ただし、それ以上に反省する必要はないし、執拗な相手の主張はおじさんのボヤキであって、全てを受け入れる必要はない。

 

そしてその背景には、若造を叱って成長させている俺ってエライという壮大なおじさんのオ〇ニーか、奥さんと上手くいっていないストレスがあるはずだ。

だからこそ、目の前で偉そうにしているあの人も、家では辛いんだよなあと共感してあげて下さい。

 

そうすればこちらもムカッとするだけでなく、可愛そうなところもあるんだなあと同情できますし、少しだけなら話を聞いてあげようとも思えます。

以上、説教好きのオジサン対策でした。

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