ナス栽培の注意点

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夏の長雨の後、元気に育つナス

こんにちは、キング・ブログ・スライムです。

 

少し前に夏野菜の育て方の注意点をまとめた記事を書きましたが、今回はその続きです。

 

剪定はそんなに必要ない

 

ハクサイのような地面に生える冬野菜と違って、夏野菜の多くは樹状に実が生ります。

必要になってくるのは剪定で、例えばスイカであれば本葉が5~6枚になってきたら親ヅルを摘芯したりします。

 

一応本屋に売っている育て方の本ではナスの選定方法が書かれており、定期的に脇芽を摘んで、数本の枝を伸ばす方法が紹介されています。

ただ実際に育ててみた感覚として、そんなに選定を頻繁にしなくても大丈夫です。

枝が伸びてくると2~3節に1本の頻度で脇芽が出てきますが、それもほっといても大丈夫。

 

剪定をする理由は栄養が分散して実が大きくならないなどですが、枝が多くあっても実は十分に生るのでOK。

これはピーマンも同様で、あちらこちらから花が咲いて、沢山実を付けるのは凄いなと思いました。

 

長期間にわたって安定的に果実が採れる

9月下旬に収穫した秋ナス。寒くなるまで収穫できます

ナスはナス科に属する多年草で、もともと長期間にわたって成長する植物です。

1度実を付けると一気に成長が停止し、栄養を全て若い果実の成長に注ぎ込むウリ科の植物とはこの点が違います。

スイカだと受粉してからは一気に実の成長が進む一方、株の成長はぴたりと止まって、実が成熟する頃には株が枯れ始めます。

 

ナスは沢山実を付けてもすぐに収穫でき、次々と花が咲くため、継続的に沢山の野菜を取ることができます。

因みに私の家では庭で育てていて、5日間に1日のペースで5~6本収穫していました。

 

夏バテしたら、剪定するまたは実を若どりする

株に元気がないと、雌しべが雄しべより短くなることもあります

インドの熱帯地方原産で暑さに強いナスといっても、夏の暑さがずっと続くと、株が弱ってバテてしまいます。

株がばててくると株の途中にある比較的若い葉っぱが黄色みがかってきたり、ナスの形がバナナのように曲がってきたり、ナスの表面に茶色の傷ができてりします。

夏の間に、突然元気がなくなってきたらそれは恐らく夏バテですので、しっかり栄養補給をしてあげましょう。

 

一般的にはお盆前の8月上旬に株の選定を行って枝を切り落とし、新芽を伸ばしつつ1か月ほど休養させて、秋からナスを再度収穫する方法があります。

ただし私の家では植えたのが5月下旬ということで株が若い上、東北地方ということで秋が終わるのが早く、剪定するメリットがありませんでした。

 

ということで私の家では、花がちょうど咲き終わった雰囲気のナスを若どりし、株を疲れから回復させる方法を取りました。

その後お盆の時期に雨と気温が低い時期が続いて一気に夏バテから復活し、現在も順調に実を付けています。

 

肥料は多めに与えるべき

 

例えばウリ科のスイカやメロンは土壌の肥料成分が多いと、ツルボケを起こしてツルは伸びるけど実が生らないという状態になりなります。

ナスと同じナス科のトマトも肥料に弱く(肥料の吸収力が強く)、少ない肥料でしっかり育ちます。

 

一方、ナスやピーマンは多肥を好み、トマトよりは少し多めに肥料を与えるといいでしょう。

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