≪図解≫国語力を上げるためのたった一つの冴えた勉強方法

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もう少しで本格的に試験シーズンということで、今回は少し勉強ネタを扱おうと思います。

具体的には、国語の勉強方法です。

他のサイトは受験生向けに特化した情報が多いですが、今回の私の記事では、より本質的な解説をしていこうと思います。中学受験や高校受験、大学受験だけでなく、大学生や社会人にも応用できる万人向けの勉強方法なので、是非見てみて下さい。

 

私の勉強履歴

 

私の軽い自己紹介から始めます

 

私自身の軽い紹介から始めます。

受験生時代、私は国立大志望でしたが、学力が足らず第一志望に落ちてしまいました。

その結果、1年浪人することに。

 

本棚

 

授業は真面目に受講し、大半の教科では第一志望に合格できるだけの十分な得点がとれるようになりました。

しかし、1教科だけ問題がありました。それは「国語」

 

悪魔の教科でした。

 

今は少し傾向が変わっているので現状と単純に比較できませんが、国立志望の学生としては最悪の、、、2014年本番のセンター試験で132点をたたき出しました(笑)。

その年は国語が非常に難しかった年で、全体の平均点が100点を下回っていましたが、それでも私の第一志望には、あと30点足りませんでした。

 

「国語」はよく才能の教科だと言われます。

努力では改善が難しいと言われているからです。

単語を覚えると高得点がとれる社会などの教科と違い、国語で努力がそのまま点数に反映されるのは漢字の書き取りぐらいです。

 

国語力が低い私みたいな人はどれだけ努力しても問題が解けないのに、国語力がある人は勉強していなくてもすいすいっと解いてしまう。

当時はどうしたら国語力を上げることができるのか、日々苦闘しながら探していましたが、結局見つかりませんでした。

 

大学生になり、時間に余裕ができ始めると、霧が少しずつ晴れていくかのように、不思議と国語の正しい勉強法が分かってくるようになりました。

自分が探していても見つからなかったモノって、その時は必死になって探しても絶対に見つからないのに、その時期が過ぎると簡単に見つかるものです。そう思いません?

 

本

 

国語力を上げるたった一つの冴えたやり方とは?

 

国語力をアップさせるためのたった一つの冴えたやり方。

それは「人の話をよく聞いて、よく理解すること」です。

 

「そんな簡単なこと?」

と思われるかもしれませんが、これが非常に重要です。

 

左「俺の話聞いてるか?」
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注意してもらいたいのは、人の話を聞くといっても単に鵜吞みにするのではありません。「人の話を聞く」とは、人の話した言葉を聞いてその意味を理解するということです。

だからその人の考えに異議があれば、反対してもいいのです。仮に反対したとしても、相手の言いたいことは頭の中で理解できているからです。それが「人の話を聞く」ということです。

 

国語力アップ=人の話をよく聞くこと

 

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国語力がない人の特徴

 

少し厳しい言い方ですが、国語力がない人に多く言えるのは、人の話を理解しない、聞こうとしない、もしくは理解力に乏しいということ。

もちろん語彙力不足などの問題もあるので、一概にそう言える訳ではありませんが、私の友人や後輩の国語力がないと悩んでいる人に共通していることでした。

 

国語力ない人
「人の話を集中して聞くのは面倒だから、大体しか聞いていない」
国語力ない人
「熱心に聞いているふりをして、実は聞いているふり」
国語力ない人
「聞いているつもりだが、思い込みが激しく自分の中で勝手に理解してしまう」

 

などなどです。

私の場合は思い込みが激しかったので、相手の言葉を理解しているようで理解できていなかったことが多かったです。

あとは人の話を聞いているふりして聞いていないこともよくありました。※いけないですね

 

 

国語力を上げる方法

 

さっき同じことを言いましたが、大事なことなのでもう一度。

国語力を上げるためには、人の言っていることを集中して聞き、しっかりと内容を理解することです。

私はそれが最も近道だと思います。

 

listen-to-ohters

 

京大出身であるロザン宇治原も同様のことを言っていました。

彼曰く「人の話を聞くときは、人の目を見て聞きなさい」と親に教育されたそうです。

つまり、人の話を聞くときは、相手の目を見て集中して聞けということです。

 

因みに、両親から「勉強しろ」と言われたことは一度もなかったそうです。

人の目を見て話が聞けるというのは、国語力だけでなく人としての信頼にも関わってきそうですね。

 

さて話が少し逸れましたが、国語力を上げるには人の話を聞く以外に方法はないということでした。

分かったようで分からない人もいると思いますので、下では文章を読むときと、人の話を聞くときの共通点を見ていこうと思います。

 

 

文章を読むこと、話を聞くことの共通点

 

一見すると全然違う両者ですが、根本的な部分で共通点があります。

それは、外から入ってくる情報を、脳内で処理して理解できるようにする点です。

図を用いて考えてみましょう。

 

①人の話を聞くとき(聴覚情報に基づくとき)耳で聞くとき

 

②本を読むとき(視覚情報に基づくとき)視覚情報

 

さて図で示した通り、人の話を聞く場合も本を読む場合も、外から得た情報を脳内で処理して、自分の中で理解するという点においては全く同じです。

つまり、人の話を聞くトレーニングを積み重ねて、脳の処理能力をアップさせれば、おのずと国語力も向上していくことになります。

 

話を聞くことと、国語力があることは、脳で情報を処理する点で共通しているよ

 

そして下の写真は、国語力がアップした状態、つまり、より多くの情報を早く処理できるようになった状態です。

 

 

「矢印」が太くなり、沢山の情報を早く処理できるようになりましたね。

これが早くたくさんの文章を早く読める状態、つまり国語力がある人の頭の状態になります。

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「人の話を聞く」という練習方法は、すぐに実践できる

 

国語力を上げるには、沢山の本を読むことが最も手っ取り早いですが、生まれてからずっと国語嫌いだった人が突然本を読み始めるわけがありません。

一方、人の話を丁寧に聞くことなら、国語嫌いの人でもすぐに実践できます。

 

人の話を丁寧に聞いてみるのは、思った以上に体力を使いますが、それはこれまで自分がいかに人の話を適当に聞き流していたかの裏返しでもあります。

 

理由をまとめると、、

 

・人の話を聞くことと、読書することは脳の回路がほとんど同じなので、人の話を集中して聞く習慣をつければ、国語力も改善できる。

・人の話を聞く機会は意識しなくとも作れるので、習慣化しやすい。

 

先ほども書きましたが、人の話を聞くといっても、単に丸呑みするのではなく、相手の言いたいことを理解するということです。

ここをはき違えると、単に「うんうん」と頷くだけの人間になってしまいますので注意してください。

 

 

最後に

 

国語力を上げたいがどうすればいいか分からない方は、ぜひ「人の話を聞く」ことも参考にしてみて下さい。

 

日常生活を見渡してみると、他人の話を適当に聞いていることが沢山あるのではないでしょうか。

国語力を上げる攻略本や変な参考書をやるよりも、こういった日々の生活習慣を見直すことが、ほんとうの国語力アップにつながると感じます。

ではでは、、、

 

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