BBCニュースに広告が出現し始めたことは驚き。
こんにちは。
私が好きなニュースサイトの一つにBBCワールドニュースというものがあります。
BBCは世界的有名なニュース制作会社で、イギリスのロンドンに本社を置く英国企業です。
最近はイギリスのEU離脱問題について色々と調べており、イギリス企業のBBCは特にお世話になっています。
日本のNHKと同様に、BBCも国民からの集金によって運営がされている公共放送です。
つまりBBCの主な資金源は、イギリス国民からの受信料収益ということになりますね。
以前は広告が一切表示されなかった
国民からの集金で経営が成り立っているBBC。
そのため、BBCのアプリには広告が一切表示されていませんでした。
ありとあらゆるものが広告で埋め尽くされている現代において、広告が全くないというのは珍しいことです。
また、広告表示がないだけでなく、掲載されている記事の全てが無料で読むことができるというすぐれものでした。
一方で、WSJなど他の欧米主要メディアのニュースアプリは、記事が無料で読めるのは1日に5記事までなどと制限されていたり、有料版でしか読むことのできない記事が多いなど、満足に記事を読むためにはサブスクリプション(有料購読)が必要でした。
記事を売って生計を立てているメディアである以上、お金を払わないと記事が読めないのは当然といえば当然ですが、私たち利用者からすれば、全部でなくてもいいから、ある程度は無料で読めるサイトが欲しいところ。
そんなメディアの中でBBCは最強でした。
なにせ無料ですべての記事が読めてしまうので、英語の勉強にも非常に心強い存在でした。
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BBCのスマホアプリに最近、広告が現れるようになった
ですが、最近(といっても1年ほど前から?)になってBBCにも広告が表示されるように、、、
下の方に「ADVERTISEMENT」(=広告の意味)という文字と広告の本体が見えると思います。
私個人としては、ついにBBCも広告を貼るようになったか、、、という半ば世の中に対する嘆きを感じました。
初めて見たときは驚きました。「違うアプリ開いた?」と一瞬疑って、アプリを閉じたほどです(笑)。
集金が主な収入源のBBCも経営が厳しいのでしょうか、広告が全くなかったアプリに広告が入るようになって少し悲しくなりました(笑)。
※そういう私も広告を導入しているので、BBCが広告を貼っていることには文句はありませんが、何だか残念、、、
少し調べてみると、イギリスでもネットの普及によるテレビ離れが進んでいるそうで、それと同時にBBCの受信料収入も減少しています。(参考サイト:英BBC、職員1000人超削減へ-受信料収入が減少―THE WALL STREET JOURNAL)
イギリスではテレビを買うと、強制的に受信料を支払わなければならず、支払いを拒否すれば厳しい罰則があるそうです。
テレビを持っていてもあれこれケチをつけて受信料を支払わない人を認めてしまう日本のNHKとはずいぶん違いますね。
因みにですか、「ADVERTISEMENT」の発音はアメリカ英語では「アドバータイズメント」、イギリス英語では「アドバーティスメント」と違います。
英米でスペルは同じなのに発音が異なる単語の一つです。
コンテンツをすべて見れるので、BBCアプリは素晴らしい
とはいってもBBCは公共放送で収入源が受信料なので、広告に全てを依存する必要はありません。
広告が導入されたのは時代の趨勢として仕方ありませんが、それでもすべてのコンテンツが見れるのは素晴らしい点ですね。
BBCのアプリはiOS版、Android版どちらもありますので、気になる方は調べてみて下さい。
ではでは、、、
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