【就活】就職活動が学業の妨げになるという考えはアホ

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こんにちは。

キング・ブログ・スライムです。

 

毎年のように就活に際して議論になるのは、説明会の解禁日をいつにするのかということ。

確か数年前まではコロコロ変わってました。2015年卒が12月解禁だったのを最後に、2016年卒から3月解禁でデフォになっていますが、20卒以降はどうなるか分かりません。

 

私は2018卒の大学4年生ですが、2016年卒と同様に3月解禁でした。

この”説明会の解禁日”というのは、実は経団連に加盟している企業の間だけで認められる取り決めであって、経団連に入っていない企業では適用されません。

実際、外資系企業の面接は解禁日の3月1日前の1月や2月にあり、大手日系企業を受けたい大学生が練習台として使っていたりします。

 

で、解禁日をどうするかという議論と同時並行的に世の中から湧き出てくるのは、就活=学業の妨げ、だからなるべく解禁日を先延ばしにするべきだという主張です。

私自身、就活を始めるまでは就活=悪だから、なるべく解禁を遅らせるべきだと考えていましたが、実際に就活生を経てみると、全く様相が違ったことに気付きました。

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就職活動はむしろ学業に役立つ

 

一番言いたいことはこれ。

学業の邪魔で忌むべきものだと社会から見られている就活ですが、学校のサークルや学業と同時並行的に行えば、むしろ勉強を頑張ろうと思うカンフル剤になります。

 

行きたい企業にインターンに行ったり、簡単な面接を少しでも経験したり、他のインターン生と会話をしたりすると、自分にかけているものが分かるようになります。

足りないところが分かれば、何を勉強すればいいのかも漠然と分かるようになります。

 

これは早ければ早いほどいいです。

※3年10月に気付く人と4年5月に気付く人にはえらい違いがあるのは想像にたやすい。

 

私は就活を始めるのが遅かった(3年3月)ので、気づくのが遅く損をしたタイプです。

私が自分に一番欠けていて学ぶべきだと感じたのは、社会人としての基本スキルです。挨拶がしっかりできたり、笑顔で人の話が聞けたり、お酒の席で社員の方に気を遣ったり、、、

私は上に述べた気づかいができなかったので、これが出来ている就活生を見ると羨ましくなりました(笑)

 

まあ足りないところは人それぞれなんですが、それに早く気づいて学ぶことができるのはデカいです。

もし早くに気付いていたら、ブログなんて書かずに接客のアルバイトを始めていたでしょうし、普段からマナーについて意識したはず。

 

社会人になってからでは英語の勉強をする時間が減るので、就活後にTOEIC対策や学校の英語の授業を頑張る人も多かったです。

あとは、必要な資格の勉強です。ディベロッパーに内定した友人は宅建の勉強を、金融関係に決まった友人は簿記の勉強をしていました。

これは学校の勉強とは関係ないですが、何かを学ぶという点では、大きく進化したと思います。

 

 

そもそも勉強に時間を割く人が少ない

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また、「就活に割く時間のせいで、勉強時間が減る」という一般に心配されている時間の問題ですが、勉強熱心な理系の大学生をのぞいて、普通の大学生にはインターンに参加してもなお有り余るぐらいの時間があります。

しかも大抵の大学生は勉強なんてほぼしていません(笑)

その辺でちゃらんぽらんに遊んでいる人が大半。勉強の時間が減る以前に、勉強に時間を割いていないので、就活をしたとしても学問の邪魔になりえません。

 

また理系であっても、ワンデーインターンなどの負担の少ないものであれば簡単に参加できますし、時間がなくて行けないということもありません。

実際に就活をして自分の研究がどんな分野で役立つか知り、今以上に熱心に卒論を書こうと思うかもしれません。

 

 

学生生活は実は有限なんだと悟る

 

私の個人的感想ですが、就活を経験して初めて「学生生活があと1年で終わる」ということをリアルに実感しました。

確かに、3年3月の段階で、事実としてあと1年で卒業だと言うことは分かるんですが、就活をする前はその先が見えない分、抽象的にしか理解してなかったんです。

 

家でリクルートスーツを羽織り電車に揺られながら説明会に行き面接を受ける過程で、じわじわと「ああ社会人になるんだなあ」と気付き始め、内定先が決まって就活が終わった時点で、「あと10か月しかない」と痛感しました。

 

正直なところを言うと大学3年生の頃は、こののんびりとした大学生活が永遠に続くのだろうと思い込んでいたんです。

でもこの永遠に続いたかに見えるこの時間も終わるものなんだとありありと気付いたきっかけが就活だったんです。

 

だからこそ残った有限な時間をなるべく実りあるものにしようと、就活を経験した大学生は何か新しいことを勉強したり、ずっと行きたかった世界旅行に行ったり、必死に生きるわけです。

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言いたかったこと

 

ぐだぐだと書いてきましたが、言いたいことを要約すると、就活=学業の妨げではなく、就活=学業の手助けだということ。

就活やそれに準ずる活動(インターン、ちょっとした説明会に行くなど)を経験すると、社会の輪郭を見ることができ、自分に何が足りないかを把握することで、勉強をさらに頑張ることができるんです。

 

だから就活に乗り気じゃない大学生は、とりあえず無理やりでもいいからインターンや説明会に行ってみることをおすすめします。

ではでは、、、

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