飛行機で腹痛になって、ホントに死にそうになった話
北日本上空から眺める雲海。美しい景色のはずですが腹痛が‥‥
こんにちは、キング・ブログ・スライムです。
数日前から北海道を周遊する旅行をしていました。
自宅がある東京から北海道までの移動は、もちろん飛行機です。
私はこれまで何度か飛行機に乗ったことはあり、一度台湾に行くときに乱気流にやられて少し気持ち悪くなったぐらいで、これといったひどい目には遭ったことはなかったのですが、、、、
今回初めて飛行機の中で死ぬかと思いました。
タイトルにもある通り、機内(しかも窓側)で腹痛に襲われたのです、、、
今なら面白おかしくネタとして書けますが、当時は顔が真っ青でホントに絶対絶命。
今回の記事の要約!
・飛行機の離着陸時に腹痛になったら、冗談抜きで辛いです
・心配な人は前日はしっかり寝るなど、体調を整えておきましょう
・ストッパのような、即効性のある下痢止めを持っていると安心です ⇦重要!
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飛行機に乗る前は異常なし
成田第3ターミナル受付の様子です
地獄の始まりは、成田空港の第3ターミナル。
LCC利用者向けに露骨に安っぽく作られているのが特徴です。
ちょっとお腹が痛かったので、出発前にトイレに行きました。
軽く用を足して準備万端!
出発窓口近くで待ちます。
9:20発の札幌新千歳行きに乗ります。
出発も定刻通りで万事問題なし!
飛行機が動き始めると、違和感発生、、、
と思きや、窓側の指定座席に座って、さあ飛行機が動き始めたというころに異変が。
お腹が、、?何だか、、、何だか、、、痛いゾ?
痛いという状況を脳は認めたくないようですが、どうやら腹痛になったようです。
ご存知だと思いますが、飛行機は動き始めた瞬間から機内を立ち歩くことができず、トイレに行くことも不可能になります。
ようやくトイレに行けるのは、離陸して飛行機が安定高度に達してから。それまで待たねばならないことになったのです、、
飛行機が動き始めてから順調にいっても30分ほど待たねばなりません。
旅行の始まりということで普通はハイテンションのはずですが、、、何だか、、、おなかが痛みます、、、
状況の絶望的まずさに薄々気付きはじめた私は、神様と飛行機に早く離陸しろと祈り始めました。
が、世の中そんなに甘いなんてことはありません。
先に離陸するはずの他の飛行機が遅れているみたいで、道路上で立ち往生。数台の飛行機が目の前で停車して、先の飛行機が離陸するのを待っているようです。
そうこうしているうちに、私のおなかの悪魔はどんどん巨大化してきました。
腹痛特有の5分ごとにやって来る痛みに、精神が削られます。
痛みを数分我慢すると痛みが引き、また数分すると痛みが少し酷くなって戻ってきます。
この時点でそろそろ本格的にヤバイぞと。
飛行機は進まんし、痛みは大きくなってくるし、、、
10分ほど待ってようやく飛行機が滑走路の端を曲がり、エンジンをふかして離陸体制にはいるのですが、私のお腹はかなり限界に。
何だろう、窓側の席で閉じ込められている上に、いつトイレに行けるのか先が見えない状況で気持ちが萎えて、さらにお腹が痛くなってきました。
ここでかなり限界。
そしてジェットエンジン全開で飛行機が離陸すると、離陸の瞬間にGがかかりますよね。
これがさらに辛い。ただでさえ出ないように押さえるのに精一杯なのに、さらにGがかかるなんて!泣
既にここで限界。
でも漏らすなんてあり得ない。必死に我慢します。
離陸してから、何度かフワフワなりながら(これも胃腸に悪い)高度をあげる時間が約10分。
ここはホントにヤバイかったです。
ここまで我慢して漏らすことなんて絶対に許されません。(笑)
で、それっぽい高度に達して期待が水平になってきて、飛行機のシートベルトランプが消える雰囲気が出てきました。
そのマークが消えるのを地球の誰よりも今か今かと待っていたその時、機内放送が入ります。
「ただ今乱気流の中を飛行しております。ランプが消えるまであと10分お待ちください」
あまりにも無慈悲すぎる。
もちろんキャビンアテンダントの方は悪くないですが、あっちこっちに八つ当たりしたくなる気分。
「10分」という言葉を聞いたときは、目の前がブラックアウトしそうになりましたね!(笑)
雲の中を通っている様子。早く抜けてくれ・・・・泣
写真撮る余裕あるんかい!と突っ込まれそうですが、写真でも撮って気を紛らわせない限り、痛みで死にそうになるんです。
異次元の腹痛に耐えかねて、手を挙げるも「シートベルトランプが消えるのをお待ち下さい」と返されるだけ。
その後、なぜか2分ぐらいでランプが消えたので、私は速攻でトイレに。
あと7分待つのは不可能でしたね、、、
で、その後トイレを終えますが、席に戻ると痛みが甦ってくるのです。
30分ほど痛みと戦っていたため、既に体力はゼロ。
また襲来してきた痛みと悪戦苦闘していましたが、トイレを出たときに男性のキャビンアテンダントの方が声をかけてくれました。
これは本当に助かった。
事情を察してくれたのか、無料でお湯を提供してくれ、座席も後ろの方に余っていた席に変更してくれました。
今回はLCCのバニラエアという航空会社を使ったのですが、いや、本当に良かった。
キャビンアテンダントさんの神対応がなかったら、腹痛で死んでたところです。
今回学んだこと
・飛行機の腹痛は本当に死ぬ
離着陸の時間は当然トイレに行けませんし、機内が揺れたりGが掛かったりするので、腹痛になると予想以上に辛いんです。
何度も何度も書いていますが、想像している辛さよりもはるかに辛いです。なかなか離陸しない飛行機、胃腸を揺さぶるG、20分近く消えないシートベルトランプ。
控えめに申し上げても地獄でした。
・前日は体調を管理しておく
人によるんですが、私の場合は腹痛になりやすいのは、野菜が少ないなど偏食が続いた時や睡眠不足の時です。
自分がどんな時に腹痛になりやすいのか、分かると思いますので、事前に体調管理をしっかりしておきましょう。
・下痢止めを買っておく
腹痛の友です。これがあると物理的に腹痛を一気に和らげることができますし、お守りにもなります。
飲めば大丈夫というお守りを持っているかどうかって、精神的にかなり大きいですよね。
腹痛が心配な人は、絶対に持っておくべきアイテムだと思います。
帰りの飛行機以降は、絶対に財布に一つは下痢止めを入れるようになりました(笑)
キャビンアテンダントの方の優れた接客の一件で、バニラエアが好きになりました(笑)
おわり。
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