残業時間が短い⇒持ち帰り残業が多いことの裏返しかもしれない
こんにちは。
キング・ブログ・スライムです。
私は2018年の4月から某金融系に入社した新入社員です。
そもそも今の会社に入社を決めた理由の一つに、残業時間がかなり短い(と聞いていた)ことが挙げられます。
やっぱり家に帰ってブログを書いたり、自分の好きな映画を観たり、好きなことに時間を割きたいと考えていたから。
一方、今の会社は金融業界全体でみると給料はそれほど高くなく、そこは不満点でしたが、残業が短く休みが豊富にとれるならいいだろうと。
そこは給料と休み時間のトーレドオフで、私の場合は休み時間や労働環境を優先したわけです。
普通にサビ残がある
さて、4月に入社したわけですが、驚くことが多々ありました。
まずは約1か月にわたる新人研修において、残業代が全く出ていなかったこと。
数日前にもらった4,5月分の給与明細をおそるおそる見たところ、その事実が発覚しました。
まあないんちゃうかなあ、と予想していたので、それほど驚きはしませんでしたが(笑)
研修のカリキュラムでは定時は9~6時。労働時間は8時間ですが、1時間の休憩をはさんで合計9時間。しかし6時以降にも、先輩社員との食事会(正直出たいとは思わない)や発表のための準備時間(お馴染みの”自主参加”)が設けられていました。
もう一度言いますが、終業時刻の午後6時以降にも、研修日程が組まれていました。
それ以外の時であっても、定時より研修時間が30分ほど伸びることが多々あって、今までで平均すると1日当たり30分以上は残業していることになっていたはずです。
時間が伸びてしまうのは、ひょっとすると新入社員側の能力的な問題もありえるのかもしれませんが(恐らく会社はこれを理由に反撃してくるはず)、それを前提として研修をすすめるのが社会人。
新入社員が与えられた仕事を予定通りにこなせるはずがない、こんなことは当たり前で、それを予想するのは当たり前ですよね。
それで6時以降も拘束してしまったとしたら、監督者の責任ですから、そこはしっかりと給与を出すべきです。
研修では「コンプライアンスが大切だ」どうのこうの言っといて、従業員に対してはコンプラのかけらもないのでしょうか‥‥?
会社に感謝、お客様に感謝、などと言っていたのに、従業員には感謝の対価すら渡さないのか‥‥?
本当にあり得ないですよね~
さて、もともと怒りを抑えるために書いたはずのこの記事。
しかし、ブログを書き進める程に腹が立ってきました。
実際、数日前に渡された4,5月の給与明細を見ても、”残業代”の3文字が全く見当たりませんでした。
どこ行った私の尊い残業代。
そもそも、そんなに給料が安くないが、一方で休み時間が長いことが取り柄の会社ですから、サビ残があったら意味ないですよね(笑)
普通に持ち込み残業がある
そして普通に持ち込み残業があります。
ただし、会社側からは「この課題を家でやってください」のような明確な指示はありません。
暗黙の了解です。
普通に研修をこなしていても終わらないほどの量の課題を出し、家でやってこざるを得ない状況を作り出すのです。
会社は指示しなくとも、そして1円の給料を払わなくとも、新卒の従業員は必死になって課題をやってくるというわけ。
しかも研修終了時刻の直前に、その日の課題を発表というブラックさ。家で書いてくること前提やん。
法律的に見ると、会社の書類や課題を自宅ですること(させること)は明確に残業に当たりますから、本当は給与を支払わねばなりません。
仕事に対する対価はちゃんと払うべき
新入社員で現場で仕事をし始めて1か月程度の私で、まだまだ知識も能力もないですが、仕事に対する対価はちゃんと払ってほしいものだと思います。
シンプルにこっちはそちらの指示で働いたのだから、対価をしっかりと払ってくれよと。
もちろん自分も今の仕事に対して全力で取り組み、結果を出そうと頑張ります。
就活生や社会に対しては「残業を減らすように頑張っています!キリッ!」といい子ちゃんをしておいて、実際はこれ。サビ残と持ち帰り労働。
笑ってしまいます。というよりもむしろ、残業が沢山あることを半ば公言している電通のような企業の方がむしろ清々しくて好印象。
残業や接待が多いけど、その分電通マンの名声もあるし、給与もたっぷりもらえるよ!的な。
一応会社では働き方改革とか何とか言われているようですが、残業代を削減するという偽善丸出しの姿勢が見え見えなんです。
ダサすぎ。
しかも仕事の能率をアップさせる工夫すらせず、サビ残と持ち帰りの推奨です。
仕事の全てが給料ではないですが、自分がまじめに働いた分やその努力に対して対価が出ないのは正直、やる気が削がれてしまいます。
愚痴まみれの記事になりましたが、腐らずに頑張ることも大切です。
以上!
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