本業と副業を両立するって思った以上に難しいですよ
こんにちは。
キング・ブログ・スライムです。
最近は働き方改革が政府主導で進められていて、長時間労働の改善や女性のさらなる社会進出など、世界的に遅れた日本の労働環境を変えようという動きが強まっていると感じます。
その働き方改革の中でも、これまで多くの企業で認められていなかった”副業”が注目されています。
副業に人々の注目が集まっている理由は、今の会社でどれだけ頑張って働いてもシンプルに給料が増えないから。
しかもその努力に見合った給料がもらえないどころか、会社の業績によっては給料が下がったりします。
やってられませんよね(笑)
そこで「じゃあ副業やればいいやん!」と多くの人が気づき始めたのが、今現在、2018年の現状です。
ただし私としては、行けいけどんどんで副業を勧めることには必ずしも賛成ではありません。
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本業(会社員)と副業の両立って大変だと思う
私は現在、副業(らしきもの)をやっております。
内容は今あなたの目の前のディスプレイでやっていることそのもの。つまり、ブログを作って記事を書くことです。
さて、”らしきもの”という接尾語をつけた理由は、現在勤めている金融系の会社では、ブログの広告収入は副業の定義に当てはまらないからです。
一般に企業が想定する副業は、他社との雇用関係があるかどうか、です。
ブログを書いてその広告料を副業収入としている私のような場合、現在勤めている企業の就業規則においては”副業”に分類されませんでした。
新卒入社の面接ですでにブログについては教えているので、ここではトラブルになりません。
さて本題に戻ると、社会人はそもそも本業だけで精魂尽きてしまうほど忙しいです。
毎日出社前にその日の予定を考え、会議の資料を作って、突然発生した仕事をこなし……一日が終わったころにはクタクタになっていることも。
また、朝9時に出社して、夕方5,6時定時で帰れればいいですが、残業があったり会社の付き合いがあったりで、なかなかサブビジネスに向き合う時間が取れません。
私の会社は定時上りが大半で幸いなのですが、業種によっては1日に2~3時間の残業が当たり前だという会社も。
家に帰って夜の9時なのに、そこから副業をするって相当タフじゃないですか?
副業の種類によりますが、どんな仕事にしても頭を使いますし、体力も消費します。
会社で頑張って働いて家に帰った後、そこからさらに自分のビジネスをする余裕はあるのか?
厳しいですよね‥‥
”本当に自分の好きなこと”なら本業と並行できますが、それ以外は厳しいでしょう。※ここについては後ほど詳しく説明します。
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大変なのは体力的な要素だけではない
そして副業をするにあたって苦労するのは体力的精神的な負担があるだけではありません。
一番の理由は、どちらも中途半端になって、どちらも中途半端な結果しか出せないこと。
一般に、人があるものごとで上手くいくときには、その対象に我を忘れるほど没頭し、それを好きになるというプロセスがあります。
想像しやすいのは自分の趣味ですが、ゲームに熱中していたら知らないうちに2時間経っていた経験は多くがしたのではないでしょうか。
本業であれ副業であれどんな仕事であっても、人より高いパフォーマンスが出たとしたら、その人はその仕事に没頭していたはずです。
営業で契約が取れるようになり嬉しくなってさらに家で試行錯誤をして営業トーク力を磨いた、どうしたらアクセスが増加するのか必死に考え実行した結果アクセスが増えた、など、高いパフォーマンスの背後には没頭があるのです。
私が言いたいことは、要するに、仕事が上手くいくかどうかには「没頭」が重要であり、中途半端な気持ちで副業を続けると、どちらにも没頭できず、大した結果が出ないということです。
この中途半端さが最も恐るべき点です。
正直に書くと、私は仕事を始めた当初、どちらにも集中しようと思った結果、どちらにも中途半端なエネルギーしか注ぐことができず、どっちつかずになったことがあります。
私は2018年の春に金融系の企業に新入社員として入社し、4、5月は副業で月20万円以上稼いでいました。
初任給より多くていろんな意味で笑ってしまいました。
さて、ここだけ聞けば”凄いヤツ”なのですが、それはあくまで本質を捉えられていない表面的なことでした。
当時の私は、脳みその半分以上のエネルギーが副業に吸い取られ、目の前の本業に全力を注げなかったのです。
他の同期は(いい意味で)目の前の研修しか見えていないので、そこに本気になっています。
一方の私は、目の前の研修にエネルギーは注いでいたものの、やっぱりブログが気になって心の半分は研修会場の外にありました(笑)
仮にこの状態がずっと続けば、副業の収益が落ちるだけでなく、本業へのやる気も中途半端になって、10年20年という長期で見れば、同期に置いていかれていったでしょう。
今はエネルギーをうまく分配できる方法というか考え方というかその落としどころを見つけることができ、どちらにも注力できています。
ただし過半な気持ちで「副業やってみるか」は危険性大。
どっちつかずになって結局副業が事業として成長せず、失敗に終わるのが当然の帰結になるでしょう。
記事は以上です!
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