停電体験から伝えたい電気が止まった時に必要なもの
こんにちは。キング・ブログ・スライムです。
私が中学生の頃、何度か家の電気が止まったことがありました。理由は停電ではありません。
実は、私の両親が電気代をどちらが払うかをめぐって対立していて、どちらも払わないと決めた結果、家の電気がストップしてしまいました(笑)。
読者の皆様には全く理解できないかもしれませんが、そんな不毛な出来事が年に数回ありました。
当時の私は両親の意味のわからんケンカにつき合わされ、メチャクチャ怒っていたのを覚えていますが、今となってはいい思い出です。
度重なる不毛な対立停電(?)を経験した私は、他の人以上に停電に対する経験地を積むことが出来ました。
今回はこの貴重な経験を生かして、停電時に必要なものを挙げてみようと思います。
東日本大震災以降、地震対策が盛んに言われていますし、最近も度重なる台風で大きな被害が出ています。
東京などの都市部であれ、地方であれ、停電は十分ありうることなので、この記事をきっかけに何か対策する機会になれば幸いです。
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当然必要なもの
①ろうそく
まず絶対に必要なものはろうそくです。
昼間は何もなくていいですが、夜になると暗くなるので、明かりがなければ何も見えません。
「ライトでもいいじゃん」という意見が飛んできそうです。確かにライトでも十分役割を果たすことはできますが、冬場の寒い時に暖を取ることができません。
ろうそくは灯りをとれるだけでなく、暖房の効果もあるので、特に冬場の対立停電(?)の時は非常に重宝しました。
なぜ買ったか分かりませんが、私の家には箪笥の奥に小さなビーズ状のロウが沢山あったので、ありがたくこれを使いました。
アマゾンで調べてみましたが、下のものがベストセラー第一位でした。(2016年10月現在)
100個入りのものもありましたが、さすがに多すぎるだろうということで、50個入りのものにしました。
②ランタン
当時の私は、ビーズ状のロウをカップに敷き詰めてろうそくとして使っていましたが、今思うと非常に危なかったです。
なぜならカップにはふたがなく、倒れると延焼してしまう可能性があったからです。
特に地震で停電になった時は、余震によってカップが倒れてしまい、家事を引き起こすことも十分考えられます。
ということで倒れても安全なランタンを一緒に準備することをお勧めします。
下には私が使っているランタンを掲載しています。私が調べた中では、おしゃれさ・コスパ・実用性のバランスが最もよかった商品です。
※本当に使っています。参考記事:『大学生男子が最近キャンドルにハマってしまった話』
ランタンは単に災害用だけでなく、ハロウィンのイベントやクリスマスの時にも活躍してくれます。
また火の光は想像以上に弱いので、2,3個ほどまとめて購入しておくといいかもしれませんね。
②カセットコンロ
二つ目はカセットコンロです。
冬場はあったかい飲み物や食べ物が食べたくなります。夏場であっても何かカップ麺でも食べるときにはお湯が必要です。
当時、私の自宅には電気ストーブしかなく、また家がガスコンロでなくIHだったので、対立停電時は布団にくるまるしか暖をとる方法がありませんでした。
「せめて暖かいコーヒーが飲みたい」と心から願ったものです(笑)。
「こんな時にカセットコンロがあれば、、」
因みに、どうしても温かい飲み物とカップラーメンが食べたい私は、先ほど書いたビーズ状のロウを、蚊取り線香の鉄製のふたに敷き詰め、芯を5,6本立てて自家製のカセットコンロを作りました。
その上にやかんを固定してお湯を沸かすという大名案でしたが、長時間過熱していると、ロウの温度が上昇して自然発火するようになり、大きな炎が上がるようになりました。
さすがに「ヤバい」と感じた母親は、水を吹っ掛けましたが、これが大間違いで、母親の思惑とは裏腹に天井まで届くほどの火柱が上がってしまいました。
その時に火災報知機が鳴ったのは秘密。
結局、お湯は沸かせませんでした。
カセットコンロは安すぎるのは、壊れる可能性もあるのでやめましょう。今回はコストバランスも考えて「手頃で安全に使えるカセットコンロ」を紹介しておきます。
ガスコンロで有名なイワタニのものなので安心です。これもベストセラー第1位でした。(2016年10月現在)
③お湯――カセットコンロの続きですが
電気が止まった状況を想像すると、最も困ることが簡単に想像していただけると思います。そうです、シャワーが浴びれません。
恐らく多くの場合、ガス給湯器は電気で制御しているので、電気が止まると使えないはずです。
冬場なら最悪風呂なしでもいいですが、夏場の風呂なしは地獄そのもの。せめて髪の毛だけでも洗いたいところです。
ということでカセットコンロの続きですが、体を洗うためのお湯を温められる器具を準備しておくべきです。
カセットコンロをすでに持っているなら、やかんなどがあれば最適です。
電気ケトルだけでお湯を沸かしているという人が多いですが、電気が止まった際には全く使い物にならないので、ケトル以外にやかんなどお湯を沸かす器具を用意した方がいいでしょう。
意外と必要だったもの
①ラジオなど暇をつぶせるもの
電気が止まると、暇で暇で仕方ありません。
どれだけ電気という文明の発明品に助けられてきたか痛感させられますが、そんな感情に浸っている暇はありません。とりあえず暇をつぶせるものが欲しい。
当時はまだスマホはなく、せいぜい持っていてもガラケーでした。しかも、私の携帯は電話専用機としてデータ通信に制限がかかっていたので、暇つぶしにすらなりませんでした。
その上、部屋が暗いので何もすることができません。もちろん宿題や明日の予習、テスト勉強などもできませんでした。
そんなときに一番便利なのが、ラジオでした。
耳の情報だけで楽しむことができ、暗い部屋でも大丈夫。
停電するまではめったにラジオは聞きませんでしたが、テレビと違った面白さがあり、これはこれでアリと思いました。
テレビの様に迫力のある内容ではないが、ゆったりと聞いて楽しむ面白さがあると表現すればいいでしょうか。(と言いつつ、早く電気の復旧を切望していましたが(笑))
余談ですが
因みに家が強制停電になると、生活習慣が大幅に改善されました。
なぜかというと、夜は真っ暗で暇なので、早く寝ざるをえなくなります。その結果、9時寝・6時起という超健康体の中学生になることができます。
遅寝遅起きで悩んでいるなら、思い切って電気を止めてみるといいと思います。夏休み明けの学生にはピッタリですね。
恐らく暇すぎて10時前には寝ていると思います(笑)。
ではでは、、、
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