国民的イギリス料理『ビーンズオントースト』を作ってみた
こんにちは。
今回は、ビーンス・オン・トーストという、イギリス人にとって最もポピュラーな朝食を作ってみました。
(一部のサイトでは、ベイクドビーンズと表現していました。)
イギリス料理と聞くと、「まずそう」というイメージを即座に持つ人が多いでしょう。
私自身は、イギリスに行ったことがないので、イギリスに数年住んでいた友人においしいかどうか聞いてみたところ、「おいしいのは、フランス料理とイタリア料理だけ」と言っていました(笑)。
※これがテンプレート的回答だそうです
やはりイギリス料理がおいしくないのは、現地でも当然の認識であるようです。
さて、前置きは置いといて、実際に作った現物をお見せしましょう。
今回はこんな内容
私が作った現物
「ひどくない、、、?」と思ったあなた。
正解です!
やっぱりイギリス料理はイギリス料理。
見た目からして既に、まずいオーラをかもし出しています(笑)。
因みにこの料理ですが、私の腕がダメでこんな見た目になったのではありません。
再現性で言えば、「大成功」の部類に入っていると自信があります(笑)。
下がWikipediaに載っている見本の写真です。
私のカメラがポンコツで、少し飯マズ写真になっていますが、ウィキの写真がフォトショップで加工していることを考えれば、大差はありません。
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具材は?
時間のない朝に作る朝食だけあって、具材は非常にシンプル。
具材は写真を見て分かる通り、、
パン(2枚)、ひき肉、ホワイトビーンス缶、トマト缶の4つです。
肉類はなくてもよい
因みに他のサイトでは、ひき肉の代わりにベーコンを使っていたり、ソーセージを使っていたり、何も使っていなかったりとマチマチでした。
ネットの写真を見ると、肉類が入っていないものが多かったので、肉類は必須ではないのでしょう。
本当に最低限必要なのは、パン、ホワイトビーンス缶、トマト缶の3点です。
トマト缶
イオンのプライベートブランドなこともあって、1缶100円でした。
因みに、トマト缶ではなく本物のトマトを使ってもオッケーだそうです。
ホワイトビーンス缶(白いんげん豆の缶詰)
ホワイトビーンスに貼られている「150円」の割引シールが恥ずかしいですが(笑)。
因みに、本場のイギリスでは、ハインツ社の「ベイクド・ビーンズ」が最大のシェアを誇ります。
ハインツのベイクドビーンズは、既にトマトソースが入っているので、暖めてそのままトーストにのせるだけでオッケーです。
特にイギリスが好きな方は、一度試してはいかがでしょうか?
普通のスーパーではほとんど売っていないので、下にAmazonのリンクを貼っておきます。
気になるお味は?
イギリスに行ったことがある人は(もしくはオーストラリアやニュージーランドとか)、食べたことがあるかもしれません。
ビーンズ・オン・トーストは、現地の国民的朝食だといっても過言ではありません。
がしかし、食べたことがない人が圧倒的多数のはず。
外見のグロテスクさによらず、意外とおいしいこともあるかもしれません。
東南アジアの虫とかも、食べたらせんべいみたいでイケることもよくありますし。
味は、、、
豆+トマトソース+パン+ひき肉です。
そのままやないかい!
その通りです。そのままなのです。
おいしいかどうかと問われれば、「豆+トマトソース+パン+ひき肉」と答えます(笑)。
味が具材そのままだからです。
作り方
イギリス人の料理だけあって、作り方はいたって簡単。
①フライパンに油をひいて、ひき肉を炒める
写真の通りです。フライパンを温めて油をひいて、ひき肉を炒めて下さい。
②トマト缶をぶち込む
ひき肉に十分火が通ったら、トマト缶を丸ごとぶち込んでください。
遠慮はいりません。
③ホワイトビーンス缶をぶち込む
トマトが十分温まってきたら、次はホワイトビーンス缶をぶち込んでください。
遠慮はいりません。
ホワイトビーンスがヌメヌメしていたので、「賞味期限が切れていたのでは?」と一瞬疑いましたが(笑)、それで普通だそうなので、心配しないでください。
④加熱して完成
好きなところまで加熱してください。
ホワイトビーンスもトマト缶も生で食べれるので、究極的にはトマト缶とホワイトビーンス缶を入れてすぐに火を切っても大丈夫です。
とはいっても温めた方がおいしいので、加熱したほうがいいと思います。
盛り付け
完成と同時に食べれるよう、事前にトーストを焼いておきましょう。
焼き加減はお好みですが、本場のイギリスではカリカリになるまで焼くそうです。
トーストを置いた皿の上から、ドバっとソースをかけて下さい。
西洋の料理だけあって、フォークとナイフを使って食べると食べやすいです。
お味はさっきも言った通り、、、「豆+トマトソース+パン+ひき肉」
本当にこれ以上表現のしようがありません(笑)。
おいしいともいえるし、まずいとも言える、、そんな感じでしょうか。
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余談です
私はこれまで、ビーンズオントーストのことを「ろくでなし料理」として少し馬鹿にしていましたが、よく考えるとそうでもなさそうです。
というのも、豆=タンパク質、トマト=ビタミン類、トースト=炭水化物という三大栄養素がたった一皿の上に揃っているのです!(笑)
缶詰から作る簡単な料理ですが、栄養素的には割と優秀なのです。
ここに紅茶というカフェインが加われば、朝から元気に活動することができます。
何というか、この合理的な感じがイギリスらしいですね。
料理のおいしさよりも、栄養がしっかり取れているかを重視していて、ちゃっかり栄養バランスをとっているところがまた面白いです。
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イギリス英語の方がアメリカ英語よりも古そうですが、実は逆なのです。その理由について書いています。
忙しい朝にぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
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ではでは、、、
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