青春18きっぷでスキー・スノボに安く行く方法を考えてみた

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こんにちは。キング・ブログ・スライムです。

 

さて、私は最近数か月はスキーにハマっています。

過去記事を見ていただくと分かりますが、スキー関連の記事が多くなっています。

 

新潟にある舞子スノーリゾートゲレンデの様子②

 

スキー場に行く交通手段は何を使っているかというと、ほとんどが新幹線です。

新幹線=高いというイメージが先行しがちですが、実はバスや18きっぷで行くよりも安い場合が結構あります。

新幹線は早いので無駄な移動時間を省くことができますし、何より快適なのでスキー・スノボに集中することができます。

 

しかしそんなことを言いつつ、私は「青春18きっぷ」の旅も大好きです。

日ごろから思っているのは、青春18きっぷ×スキーのコラボが実現すれば最高だなあということ。

普段は新幹線やバスを使ってスキーに行っていますが、今回は青春18きっぷで安くいく方法を考えてみます。

 

私のような18きっぱーは、青春18きっぷが何よりも安いと信じてやみません。

そんな青春18きっぷは、スキー旅行でもその能力を発揮してくれるのでしょうか?

 

 

前提として

 

使える時期

注意してほしいのは、全てのスキーシーズンで青春18きっぷが使えるわけではありません。

例えば、気温が最も低く雪が積もりやすい2月は、青春18きっぷの対象期間外です。

 

スキーシーズンと被る青春18きっぷの有効期間は、冬期(利用期間 2017年12月10日~2018年1月10日)と、春期(利用期間 2017年3月1日~2017年4月10日)の2期間でしょう。

 

12月上旬などスキー場がオープンしていない期間を省くと、まともに使えるのは、、、

冬期⇒12月下旬~1月上旬

春期⇒3月上旬~4月上旬

 

つまり、12月下旬~1月上旬、3月上旬~4月上旬が青春18きっぷでスキーに行ける期間ということになるでしょう。

 

自宅は東京、スキー場は越後湯沢など

まず自宅は東京にあるとします。

時間があれば大阪編も書こうと思いますが、今回は東京編を考えましょう。

 

仮定としてほとんどあり得ませんが、最寄り駅は「新宿駅」だと仮定します。

 

目的地の駅は、スキー場がたくさん集まっている「越後湯沢駅」とします。

また、スキー場直結の「上越国際スキー場前駅」も考慮に入れてみます。

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パターン① 早朝に家を出て、深夜に帰ってくる

 

パターン①は、なるべく朝早く家を出て、なるべく遅く帰ってくるという方針で考えます。

最もシンプルで一番あり得る方針だと思います。

 

ダイヤ改正によって細かな時刻変化はありますが、2017年の2月時点のダイヤにもとづくと、始発で新宿駅を5時前に出発して、越後湯沢に9時前に到着できるはずです。

そして終電は、7時過ぎに越後湯沢駅発で、23時半に新宿駅到着です。

 

越後湯沢駅前駅後湯沢駅前

 

つまり、越後湯沢駅に滞在できる時間はおよそ9時~19時、つまり10時間です。

 

「参考サイト:2017年02月18日(土)始発(新宿―越後湯沢間)―Yahoo!乗り換え検索」

「参考サイト:2017年02月18日(土)終電(新宿―越後湯沢間)―Yahoo!乗り換え検索」

 

なお、最寄り駅が新宿よりもアクセスが悪い駅の場合は、越後湯沢に到着できる時間は11時ごろになる可能性が高いです。

その場合は、滞在時間がもっと短くなることが予想されます。

 

越後湯沢周辺にはスキー場がたくさんあり、多くのスキー場では越後湯沢からの無料送迎バスが出ているので、駅からスキー場までは無料で移動することができます。

 

駅に到着したのが9時で、スキー場で滑り始めるのにだいたい1時間ほど必要なので、スキー・スノボを始められるのは10時ごろになるでしょう。

そして逆にスキー場を去るのは、18時ごろ。

つまり、実際に滑れる時間は10~18時、つまり8時間ということになります。

 

で、リフトの1日券はスキー場によりますが、およそ4000円程度です。

 

よって必要経費は合計して、、、

青春18きっぷ1日分(2370円)+リフト1日券(4000円)=6370円

 

つまり、約6500円必要なことになります。

安いような高いような微妙な料金ですね。

 

結論から言うと、、、

 

平日ならば、新幹線の方がお得だと思います。

8000円あれば、東京駅―越後湯沢の往復新幹線とリフト券1日分を購入できるので、青春18きっぷの移動の辛さを考えれば、新幹線で行くのが得策でしょう。

また、新幹線とリフト券のセットツアーの場合は、レンタルの割引券・温泉無料券など特典が付くので、なおさら新幹線ツアーの方がお得だと思います。

 

またバスツアーでも、もう少し短い滞在時間で5000円程度のツアーがあり、レンタル割引券なども付いてくるので、18きっぷよりもバスツアーの方が得だと感じます。

 

青春18きっぷの場合は、スキー板・スノーボードやウェアを一緒にもっていかなければいけないので、なかなかのハードワークになるはずです。

 


青春18きっぷでスキー(バス・新幹線との比較)

・バスと比べると少し高く、新幹線と比べると少し安い

・滞在時間は長くても8時間

・レンタル割引などの特典が付かない

・スキー板やボードをスキー場まで持ち運ぶ必要がある


 

ということでこれらの結果を考慮すると、パターン①「早朝家を出て、深夜に帰ってくる」は、バス・新幹線のツアーよりも「損」だと言えます。

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パターン② 早朝に家を出て、深夜に帰ってくる(割引特典を利用する)

 

さて、上で述べたのは普通にリフト券を買う場合ですが、割引券をうまく利用すれば、もっと必要費用を下げることができます。

 

A 年齢割引を使う

年齢割引で有名なのは、福島県のスキー場で使える「雪マジ」だと思います。

ですが、福島県のスキー場が東京都心から遠く、朝始発で東京を出たとしてもスキー場に到着するのは、昼前になってしまい、滑る時間がほとんどなくなってしまいます。

 

ということで福島のスキー場は対象外とします。

 

越後湯沢周辺のスキー場で年齢割引があるのは、「NASPA スキーガーデン」というスキー場です。

ここのスキー場はスキーヤー専用スキー場で、スノーボードなど他のウィンタースポーツは禁止されています。

 

「アラハタ割(アラウンド・トゥエンティ割引)」という18~24歳を対象とした割引があり、リフト1日券4200円のところが2500円で滑ることができます。

福島の雪マジは19歳限定だったりしますが、ここの割引は18~24歳と幅が広いのが良いところです。

 

 

B 特別割引を使う

スキー場によっては「レディースデー」や「お客様感謝デー」など普段よりも安い料金でリフト券を販売している日があります。

例えば先ほど書いた「NASPA スキーガーデン」では「NASPAデー」が 1月11日~3月15日(平成29年の場合)の毎週水曜日に設定されており、リフト1日券 ¥4,200→¥2,100で購入することができます。

 

NASPA スキーガーデン以外にも、特別割引を実施しているスキー場は多いので、調べてみるといいと思います。

 

 

C 初冬や春に行く

スキー場の中には、まだ雪が積もっていない初冬や、気温が高くなる春になると、リフト券の料金を安くしてくれるところがあります。

例えば、「上越国際スキー場」や「岩原スキー場」では、12月のオープン当初は通常1日券が4000円するものを、「オープニング1日券」として半額の2000円で発売しています。

また、3月の下旬になると同様に、「ファイナル1日券」を2000円で発売しています。

 

因みに、上越国際と岩原が全く同じ価格設定なのは、どちらも同じ企業が経営しているからです。

 

岩原スキー場は最寄り駅が「越後湯沢駅」で、バスで10分程度のところにあります。

上越国際スキー場は「上越国際スキー場前駅」で、駅名からわかる通り、駅から徒歩0分でスキー場です。

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パターン③ 夕方にスキー場到着。夜滑って、次の日に帰宅。

 

早朝に出発する場合の最大の問題点は、スキー場に到着する時間がどうしても遅くなってしまうことです。

パターン③では、これを何とかするために2日間にわたってスキー場に滞在する方針で検討してみます。

 

ところで、、そんなスキー場あるのか?と言われそうですが、あります。

 

越後湯沢にある「神立高原スキー場」です。

神立高原スキー場の営業時間は18:00~翌4:00で、一晩中滑れるので、スキー場側は「ほぼオールナイト営業」とうたっています。

ただし、繁忙期の金曜日・土曜日しかやっていないので注意が必要です。

 

神立高原スキー場ゲレンデの様子神立高原スキー場ゲレンデ④

 

さて、神立高原スキー場のオールナイター券(18:00~4:00)は3600円で、結構な値段します。

 

往復の青春18きっぷは2370円×2日=4740円です。

 

つまり、交通費とリフト代を合わせると、、

4740+3600=8340円

 

最低限の必要経費で8340円になります。

 

「、、、」ですね(笑)。

 

私も計算して初めて気づきましたが、思った以上にコスパが悪いです。

普通にバスや新幹線で行った方が安いです。

 

ということで、パターン③「夕方にスキー場到着。夜滑って、次の日に帰宅。」は、バス・新幹線ツアーよりも「損」だという結論になります、、、

 

 

まとめ

 

このほかにもいろんなパターンを考えてみましたが、コストパフォーマンスが高いバスツアーや圧倒的快適性の新幹線には勝てませんでした。

 

それでも青春18きっぷでスキー・スノボに行きたいというあなた。

ぜひ行ってほしいです(笑)。

18きっぱーは、たとえコスパが悪いと知っていても、18きっぷを使って移動するのが当然です。

私はそんなあなたを応援します。

 

といいつつもやはり、リフト券やレンタル割引券などがセットになっている、高コスパの新幹線ツアーで行きたいという方もいると思います。

新幹線ツアーのレビューをした記事があるので紹介します。例えば、最安値だと6700円からリフト券と新幹線のセットがあります。

 

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ではでは、、、

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