【就活】お祈りメールってなんであんなに来るの遅いの?
こんにちは。
キング・ブログ・スライムです。
さて、突然鬼畜な質問です。
皆さんは「お祈りメール」を何通貰いましたか?(笑)
という声が返ってきそうですが、そんな私のところにも、5月中旬現在で既に10通ほど届いています(笑)。
就職活動では、採用の連絡は早く、不合格の連絡は遅いのが一般的です。
私が受験した会社の中には、面接が終わって2週間もしてから連絡してくるところもありました(もちろん結果は不合格)。
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お祈りメール、来るの遅くない?
下は私がありがたく頂いたお祈りテンプレメール。テンプレをそのまま送ったのがバレるほど、よくある形式です。
しかもメールボックスに届いたのは、グルディスを受けてから2週間後の夜でした。最悪(笑)。
キング・ブログ・スライム様
この度は当社の選考にご応募いただきありがとうございました。
キング・ブログ・スライムさんの選考につきまして社内で慎重に検討しましたが
誠に残念ながら貴意に添えない結果となりました。
何卒ご理解くださいますようお願い致します。たくさんの会社の中から当社にご興味をお持ちいただき
選考にご参加いただきましたこと心より御礼申し上げます。末筆になりますが、キング・ブログ・スライムさんの今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。
××株式会社 採用チーム
※同じようなメールがあと10通以上あります泣
ただ、、、慇懃無礼の典型のような文体になってしまうのは、ある種仕方ないです。
不合格の通知をする際に、「不採用の旨」+「受験への感謝」+「今後の健闘」をまとめて伝えようとすると、どうしてもこんな文章になるのです。
実際に書いてみて下さい。そうなります(笑)
それ以上に問題なのが、、連絡があまりにも遅いということです。
と思うのは私だけでしょうか?
面接が終わった後数日間は、結果が分からずに、ただただ不安な時期が続きます。
当時の私は20分に1回ぐらいの頻度でスマホチェックをしていたぐらいです。
正直なところ、不合格であってもいいから、結果をすぐに知って楽になりたい(そっちの意味ではない)と思うこともしばしば。
今回は、どうしてお祈りメールをゆっくりと送る企業があるのか、現役大学生の立場から勝手に想像してみました。
理由① 相対評価
一つ目の理由として、面接が相対評価である可能性があります。
つまり、受験者全員の面接が終わってから平等に合格者を決めているというもの。
自分が1日目の面接だとして、最後に受ける人が1週間後だった場合は、連絡はかなり遅くなってしまうことが想像できます。
2週間後に合格通知やお祈りメールが来ても、不思議ではありません。
しかし、普通、面接官はその場で大体の合否を決めていて、早ければ当日、遅くても数日後には結果が出ている場合がほとんどです。
第一、1日に数百人もグループディスカッションや面接をしているので、すぐに判断しないと誰が誰かすら忘れてしまいます(笑)。
お祈りが遅くなるホントの理由は、次の理由だと思います。
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理由② 鉄は冷やしてから打て
2つ目の理由として想像できるのは、「鉄は冷やしてから打て」ということ。
より踏み込んでいえば、連絡をあえて遅らせることで、自社に対する熱意を忘れさせ、クレームを減らすのです。
採用担当者の方が毎年のように悩むのは、「私は合格したはずだ」「なぜ落としたのか」「もう一度受けさせてくれ」といった面接不合格に対するクレームです。
どれだけ工夫しても、毎年絶対に来るのだとか。
特に人気企業になると、志望者数も数千人・数万人単位となり、また志望度が高い人も多いので、それだけ結果に納得がいかない就活生も多いのでしょう。
私も就活生として諦められない気持ちはホントに分かります。
さて、採用活動中の企業にとって、5,6月は最も忙しい時期と言っても過言ではありません。
そんな超忙しい時に、学生からのクレーム電話が来たらどうなるでしょうか?
怨念メールなら自動的に迷惑ボックスに送られるそうですが(笑)、電話の場合は一つ一つ対応しなければいけません。
不採用になった就活生であっても、これから数十年は潜在的なお客様。ないがしろには扱えません。
また、あまりに扱いが悪いと、後々ネットに書き込まれて企業イメージを下げるようなコメントをされるかもしれません。
本当は夏採用の準備をしたり、社内の仕事を片付けたり、内定者の懇親会準備をしたり、、、仕事があるはずなのに、クレーム対応で時間を浪費してしまうことが容易に想像できます(笑)。
私の推測ですが、お祈りメールをかなり後になってから送るのは、今紹介したようなクレームをなるべく生ませないための企業側の工夫だと思います。
時間を空けることで忘れさせるのです。
第一志望の企業であっても、面接から時間がたつと次第に熱意も冷めてきます。また、1週間もして返事の一つすらない場合は、学生側も「たぶん落ちたな」と気付くはず。
そして学生の企業に対する熱が冷めたころに、お祈りメールを送信!というわけです。
就活生も「ダメだった」ということは分かっているので、潔く諦められます。電話やメールをすることはありませんし、ネットに書き込むこともありません。
企業としても「サイレントお祈り」をするのは気が引けます。「お祈りメール」を送ることで、企業としての最低限の責任を果たすこともできます。
理由③ キープするため
ひどい言い回しですが、直球で言えば「キープするため」です。
これは特に最終面接でありがちです。
最終面接後、企業は確実に採用したい学生にはすぐに連絡し、その選考結果を待ちます。
一方、2番手候補の学生は、内定辞退者が多発した時のために、あえて連絡せずにキープしておきます。
キープして辞退者が少なかった場合は、お祈りメールを送信するだけですし、辞退者が多ければ補欠合格という形で2番手候補にも連絡をします。
結果的に、キープされて捨てられた就活生は、お祈りメールを受け取れるのが遅くなってしまいます。
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まとめ
あれこれ書いてきましたが、合格であっても不合格であっても、結果が出ればすぐにでも教えてほしいところです。
一番はお祈りメールを貰わないことですね(それは無理か笑)。
就活を通じてありがたいことに、お祈りメールをたっっくさん頂きました!(怒)コレクションとしてまとめているので、暇つぶしにどうぞ。
【余談】就活関係のイベント記事をご紹介!
5月都内で開かれた某就活イベントです
当たり前ですが、就活は現場に足を運んで、企業の方の話を聞いてナンボ。
実際に行くことが大切なんです。
これまで私が使ってきた面白い就活情報サイトや就活イベントをまとめて紹介しています!
以上です。
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