【本格議論】片付けられない癖(病気)を治す方法を紹介します!
こんにちは。
今回は、「片付けられない癖を治す方法」について書いていこうと思います。
癖はその人の生活習慣が長年にわたって染みついたものなので、そうそう直るものではありません。
これまで挑戦しては何度も挫折した人には理解して頂けるかもしれませんが、癖を直すということは本当に難しいことです。
その難しさを踏まえたうえで、「必ずしも直せるわけではないが、この方法をやれば片付けられない癖を直しやすくなる方法」について書こうと思います。ずいぶんまどろっこしい、そして長々しい文章になりましたがお許しをm(__)m
まず癖について一般的に言えることを見ていきましょう。
その後、片づける方法についてじっくり研究していきましょう。
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悪い癖。例えばどんなものがあるでしょうか?
朝早く起きられない、部屋が片付けられない(整理整頓ができない)、仕事・課題を後回しにしてしまう、知らない人がたくさんいるところでは人見知りしてしまって自分を表現できない、、、、
などなど、思いついたことを今すぐに書きだしただけでも、すぐに例を挙げられます。この一部には私にも当てはまるものがあります、、、
それぞれ自分の悪い癖を探していただければ、皆さんの中にも小さなものから大きなものまでたくさん見つけれるのではないでしょうか。
因みにバナナマンの日村(キノコアタマのほう)は、爪を噛む癖が治らないそうです。
本当にどうでもいいですね(笑)。
直そうとしたって直るものではない
特に幼少期から体に染みついてきた癖(癖というよりも習慣や病気に近い)は、仮に直そうと思い立って行動して一時的には成功しても、変化に耐えきれず体が疲れてきて、結局またぶり返してしまう場合が多いです。
有名すぎることわざに「ローマは一日にして成らず」があります。誰もが知っていることわざですが、これはローマに限ったことではありません。
人の癖(習慣)についても同様のことが言えます。
つまり、人の癖は1日という短期間で出来るものではなく、長期にわたって形成されてきた。だから、癖を治すには1日の様な短期間ではなく、半年や1年といった長期間にわたって継続することが必要だということです。
癖を直そうとする場合、これまでの癖に対抗する新しい習慣を身につける必要があります。
癖を染みつかせるために悪い習慣がかけてきた長年の圧力(上手く表現できませんが)以上に、新しい習慣が圧力をかけ続けなければ、その癖は直りません。
要するに下の図のようになります。これまでの悪い癖に対抗して、新しい良い癖(習慣)が勝たなければいけません。
ものを片付けない両親のもとで育ってきた子供は、ものを片付けるということを知りませんし、部屋を散らかしてそのまま放置することが当然になっています。
そんな子供が大人になって一人暮らしをするというときに、部屋を片付けるはずがありません。
散らかった部屋が原因で色々な虫が発生したり、友達に「汚い」と言われて、改善しようと思ってもそんな簡単に「片づけられない病」は直りません。
「ダメだなあ」「片づけないとなあ」と分かっていても、実際に行動するとなると労力がいりますし、第一に片づけるという習慣を身につけていませんから、一度部屋の片づけに成功しかけても、すぐに悪い癖が戻って部屋が散らかってしまいます。
実際に、高校時代の友人に「片付けができない病」で困っている人がいました。
周囲から見れば、「片付けすればいいだけやん、それで終わり」と思うでしょうが、片付けをしない習慣の家に育った彼にとっては、「どうすれば片付くか分からない」だそうです。
生まれた家がゴミ屋敷に近い彼には、きれいな家の状態は想像がつかなかったそうです。
確かに彼は片づけようと努力はしています。しかし、片付けをしようという意志や習慣よりも、片付けしない癖の方が圧倒的に強い状況なので、結局またもとの散らかった部屋に戻ってしまいます。
彼の状況を説明するとしたら、以下の通りになります。
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じゃあどうすればいいか?――答え:小さな習慣を集めていく
どうすれば、強力な力を持つ悪い習慣に打ち勝つ、良い習慣をつくれるのでしょうか?
その癖だけに焦点を絞って戦おうとするからできないのだと思います。強力な敵には力を合わせて戦うことが大切です。
つまり、、
小さな良い習慣を一つずつ作っていき、その小さな習慣を積み上げて、大きな良い習慣を形成していけばよいということ。
これでもまだ分かりにくいと思いますので、より具体的に説明します。
ある悪い癖があるということは、必ずその癖から派生する小さな悪い癖もあるはずです。
部屋を片付けない人について言えることだと、「パソコンのデスクトップや、スマホのホーム画面のアイコンがぐちゃぐちゃである」や「使ったものを元の場所に戻さない」、「職場のデスクがめちゃくちゃになっている」などなどです。
つまり、状況を図で描くと下のような状況になります。
「片づけられない」という大きな問題を解決するためには、、、
「パソコンのホーム画面を整理する」
「使ったものを意識的にもとにあった場所に戻す」
「職場のデスクを片付ける」
などの比較的小さな問題を解決していくことが重要です。小さな良い習慣を積み上げていくとでも表現しましょうか。
「部屋を常にきれいにする」には、大きな努力と忍耐強さが求められます。片付けを定期的に行う習慣が身についていない人が、部屋を整理整頓された状態に保つというのは不可能に近いと思います。
そのため、先に目先の小さなことから意識改革を始めていくのです。
例えば、「勉強・仕事をするための机をきれいにしておく」「パソコンのホーム画面のアイコンを整理して、必要書類を整理しておく」の様に、小さな意識改革から始めます。
小さな行動だと実行するのにそれほどエネルギーはいりませんし、ちょっと気合を入れれば継続が可能です。
また、継続できれば自信がつきますし、「じゃあ次は、寝室を片付けるか」のように次のステップに進みやすくなります。
下の図がそれを表したものです。悪い癖と一つ一つ戦って勝利していくうちに、自分の中に新しい習慣が生まれ、気付いたら悪い癖が抜けていた、片付けができる人間になっていた、ということになります。
つまり、良い癖(=片付ける習慣)が悪い癖(=片付けない習慣)に打ち勝つわけですね。
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そのほかの場合でも同じ方法をとればいい
今回は例として片づけれないことに焦点を置きましたが、私が先ほど例で挙げた、仕事・課題を後回しにしてしまう場合や、人見知りをしてしまう場合も同じです。
「仕事や課題を後回しにする癖を直す」場合を考えると、この癖の根底には、嫌なこと・面倒なことを後回しにしてしまう癖があると思います。
なのでこれを倒すためには、この癖から派生した日常の小さなことを改善していけばいいでしょう。
例えば、日常生活の小さな出来事ですと、、、
「友達に伝えないといけないことはその日のうちに伝える」
「ご飯を食べ終わったら、使った食器はずぐに片づけてしまう」
などです。このように、小さな「後回し」を潰して、コツコツと行動を積み重ねていくことで、大きな目標であった「仕事・課題を後回しにしないこと」が達成できるでしょう。
人見知り対策でも同じです。「疑問があったら、ためらわずにお店の店員さんに話しかけてみる」などは、短時間の間なので、人見知りの人でも少し勇気を出せば、実行できると思います。
今回のポイントは、片付けられるようになるためには小さな良い習慣を積み上げていくことが大切だということでした。
【参考記事】
片付けを継続していく上で「ダレ」が大きな問題になるはずです。
誰もがぶつかるであろうこの壁を乗り越える方法を紹介します。
ではでは、、、
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