【本格議論】片付けが続かないのは成長の一環だと考えよう

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こんにちは。

少し前に「【本格議論】片付けられない癖(病気)を治す方法を紹介します!」というタイトルで記事を書きました。

しかし、悪い癖を直していくうえで大きな問題となってくるのが、継続できるかどうかということです。せっかく良い習慣が少しずつ身についてきたのに、途中で途切れてしまっては意味がありません。

前回は、途切らせない対策の一つとして、「小さな良い習慣を一つずつ積み重ねていく」ということをお伝えしました。

 

要するに、部屋を丸ごと片づけてそれを維持するのは難しいけど、例えば身の回りの小さなもの、スマホのホーム画面のアイコンを整理したり、寝室だけは片づける、のような比較的ハードルが低いことなら継続は可能だというものでした。

そういったハードルの低いものを継続していくうちに、考え方・習慣自体も変わってきて、自然と片付けができるようになるということです。詳しくは上のリンクからご覧ください。

 

今回は習慣を継続するうえで問題となってくる「ダレ」について対策を考えていきたいと思います。

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部屋の片づけをテーマに考えてみる

 

前回は部屋の片づけを具体例として取り扱いました。部屋がどうしても散らかってしまうことで悩んでいる方も多いと思いますので、この話題にしました。

今回も引き続き、部屋の片づけを中心に考えようと思います。

 

例えばですが、あなたや私が部屋が片付かないことに悩んでいるとします。

家ごと片づけるのはなかなか難しいので、私が前回説明した通り、まずは小さなことから積み上げる、つまり「自分の寝室の片づけ」と「職場の自分のデスク」を片付けてそれを維持することに決めました。

 

私の部屋ではありません

散らかっている部屋

 

どちらも小一時間あれば片付くはず。あなたは「よし!片付いた!」と思うわけですが、問題はここからです。

片づけてから数日は、「寝室・デスクはいつもきれいにしよう」と思い、ゴミが出たら直ぐにゴミ箱に直行するなど、整理整頓された状態を維持できていました。

しかし、1週間も経つと次第に散らかっていき、2週間もすると当初の志はどこに行ったのか分からなくなるほど、散らかってしまいました。

私がよくやってしまう奴です(反省)

 

あなたは、「あー、また散らかった。やっぱり続かないなあ」「片付けできない自分に腹が立つ」などと思ってしまうかもしれません。また、片づけれない自分に無力感すら感じるかもしれません。

イライラする気持ちや諦めの気持ち、無力感の様な感情は湧き上がってきて当たり前ですし、少しの間は自分の感情に耳を傾けてあげましょう。

 

下のように片付けが続かずイライラしている人もいます。(記事を書いた本人なのは秘密)


イライラする人

 

よく「ネガティブになってはいけない」、「マイナス感情を出してはいけない」という考え方がありますが、マイナス感情であれプラスの感情であれ、感情を抑えるとどこかに異常をきたします。

感情を抑圧した方がかえって精神的に疲れますから、先に感情を外に出してしまいましょう。

「なぜ継続できないんだー!」「片付けすらできない自分に腹が立つ!」のように。

 

ただし、自分のマイナス感情をしっかり消化した後で、次に述べることに耳を傾けてほしいと思います。

 

 

片付けを続けようと意気込んでも、必ず悪い癖はぶり返す

 

残念ながら、「部屋を片付けてきれいな状態を維持するぞと」どれだけ意気込んでも、片付けをしないという昔の悪い習慣が絶対に戻ってきます。

「片付けよう」と意気込んでも、時間がたてば気が抜けてしまう時が来るからです。

悪い習慣が揺り戻される。このことだけは覚えておいてください。

 

結果的に片付けをするという新しい習慣を導入しようとしても、多くの場合は2,3週間で元の状態に戻ってしまい、これ以上片付けることを諦めてしまうのです。

しかしここで諦めてはいけません。

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ダレてしまうのは成長の一つ

 

私は「ダレ」てしまうのも成長の一つだと考えています。「ダレる」=ダメなことではなく、「ダレる」=成長の一つと捉えることが重要です。

新しい習慣を身につけようと思っても、何度か反動が来てダレてしまうのは当然だと思います。

 

その「ダレ」は必然であり、それを経験せずに新しい習慣を身につける人はほとんどいません。

つまり発想を変えれば、「ダレ」は成長する過程で必然的にやってくるものであり、それを経験することは成長だと考えていいと思います。

だから、ある程度片付けが継続出来たのちに部屋がまた散らかってしまったなら、それは成長の一環であり、喜んでいいことなのです。

 

 

常に目標を意識することも重要

 

先ほど「ダレてしまう」のも成長の一つだと述べましたが、そこで止まっていては改善が進みません。次のステップに向けて努力していく必要があります。

 

「あぁ、最近片付け面倒になってしなくなってきた、、。でも仕方ない!成長の一環だから!」

だけでは次に進みませんよね(笑)。

 

一度面倒になってしまっても、自分がダレている状況に気付いてもう一度努力する、エンジンをかけなおすことが最も大切だと思います。

そうして次のステップに進めば、次は前回の失敗を踏まえているはずなので、より成功しやすくなります。

 

例えば、、、

「前回は完璧に片づけようとしたから、一度できない日があるとそこから一気にやる気をなくした。片付けは80%を目標にしよう」

などの様に、前回以上にやり方が上達しているはずです。

 

そのステップでも継続できなくなってくると思います。その「ダレ」も成長の一つです。そしてダレていることに気付いて、次に行動する。

これを繰り返していくうちに新しい習慣が長く続くようになり、自分のものとしてその習慣が定着して、無意識のうちに部屋を片付けるようになります。

そうなればもうあなたの勝利です。一度習慣にしてしまえば、よほど悪いことが起きない限り、その習慣は自分の中に残ります。部屋が少し散らかっても、自分ですぐに片づけようとするはずです。

 

下が「ダレ」についの概念図です。「ダレ」が何度もやってきますが、常に目標に向かって進むことで、次第に片付けが習慣として身についてくる様子を示しています。

不況と好景気が順々にやってくる経済と同じです。古い習慣が揺り戻してきたときには、そこで踏ん張って再度努力することが重要です。

まとめた表

 

最後に

 

今回強調しておきたいのは、ダレてしまうことは人間の本能なので仕方がなく、それはむしろ成長の一環であるということです。

これは今回具体例として述べた片付けだけでなく、勉強やコミュ障の改善などざまざまな場合に応用できます。

ダレてしまうことを、むしろ成長の一環としてポジティブ思考でとらえることで、意味のない自己嫌悪に陥る必要もなくなると思います。そしてダレてしまったことに気付いたら、いち早く直そうと努力することも重要でした。

参考にしていただければ、幸いです。

 

【参考記事】

冒頭にも紹介した「片付けられない癖を治す方法」についてまとめた記事です。ポイントは「小さな習慣」を積み重ねていくことです。

ぜひ読んでみて下さい。

ではでは、、、

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