【脱自宅警備員!】毎日が平凡な趣味のない大学生はどうすればいいの?
こんにちは。
キング・ブログ・スライムです。
今回は『趣味』についてのお話です。
私は以前、全くと言っていいほど趣味がありませんでした。
当時も学生でしたので、毎日学校と自宅を往復するだけ。中学高校と部活に入っていましたが、活動がある日は参加するものの、それ以外の日は家に直帰していました。
旅行に行くこともなく、ライブに行くこともなく、平日は家でゴロゴロするだけでした。
学校生活をこなすだけで時間を潰すことができたので、当時はそれで退屈だと感じませんでしたが、そんな生活を続けて大学生になった結果、自分がいかに趣味がなかったかを痛感します。
大学生は趣味を持てるか持てないかで、日常生活の楽しさが大きく違ってきます。
「時間の宝石箱」という言葉と置き換えていいほど、自由に使える時間にあふれているのが大学生。
その時間を自分の好きなことに使えるのか、ただボーっとネットを見ているだけなのかで、大学生活の厚みが絶対的に変わってくるのです。
つまり、趣味を持てる大学生は大学生活を謳歌することができ、そうでない大学生は大学と家を往復するだけのつまらない人間になってしまいます。
これから大学生になる人、もしくは現在大学生の人はこれだけは覚えておきましょう。
さて、そんな私ですが、大学生になってようやく趣味という趣味が増えてきました。
最近だとブログに没頭しています。他には青春18きっぷを使った旅行や、競馬、ビリヤード、スキーなどごくありふれたものではありますが、趣味だと言える趣味ができてきました。
今は冬ですので、スキーにハマっています。(後で詳しく紹介します)
今回は、自身の経験を踏まえつつ、趣味がないと困っている人向けに記事を書きたいと思います。
他の記事では恐らく、「すぐに趣味できるを紹介するよ!」「私がオススメする趣味ランキングベスト5!」みたいな感じだと思います。
確かに、趣味を探すための特効薬にはなりますが、問題の本質を解決することはできません。
単に紹介するだけでなく、「趣味を見つけるとどうして得なのか?」「趣味がないのはどうしてなのか?」
まで考えてみてはどうでしょうか?
今後同じようなドツボにハマってしまわないよう、自分の考え方の欠点を分析しておくことも重要です。
まず始めに、趣味を見つけるとどんな得があるのか考えてみましょう。
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今回はこんな内容
趣味を見つける意味は?
①友達が増える
友だちが増えることは大学生にとって楽しみの一つですし、一生付き合っていける友人に出会える可能性もあります。
例えば、あなたがアクション映画に興味があった場合、初対面の人でも同じものが好きなら、すぐに友達になれますよね。
その会話がきっかけで仲良くなり、今度2人で映画を見に行くことになるかもしれません。
逆に趣味という趣味がない人は、相手との共通の話題がないため、話の接点が作りづらくなってしまいます。
相手が「日本のドラマが好き!」「登山が好き!」「街歩きが好き!」「自転車が好き!」などと、あなたとの接点をつくろうと努力しても、あなたは「ふーん」としか言うことができません。
自分自身の中に、好きなもの・心を動かされるものがないので、相手の好きなことにも関心が持てないわけです。
身の回りの友人を見てみましょう。
いろんな人と仲良くなれるタイプの人は、趣味とはいかないまでも、興味を持つ範囲が幅広く、数多くのことに共感できて、様々な人と話を合わせられるのではないでしょうか?
②人生の軸が増える
もしあなたが仕事しか軸のない人間だとしてください。
あなたのその日の気分・精神状況、もっと言えば、あなたの人生自体が仕事の状況に左右されます。
仕事が上手く行けば、日々の生活は楽しいものになるでしょうし、仕事が失敗続きであれば、毎日の生活が地獄になります。
軸が一つしかないと、下の石のタワーの様に不安定な状態になります。少しでも風が吹けば倒れてしまうでしょう。
しかし、自分が楽しめる趣味をしっかり持っている人は、仕事が上手くいかないときでも、趣味の方でストレスを発散できるので、仕事の状況に気持ちが左右されにくくなります。
私自身、趣味を持ってから一番重要だと思ったのは、この軸が増えるという効果です。
日本人に仕事で鬱になる人が多いのは、長時間労働などの職場環境の悪さもあるでしょうが、やはり仕事人間が多いからだと思います。
仕事一本といえば聞こえはいいですが、実態は仕事以外に熱中できるものがないということです。
社会人になれば忙しくなり、趣味を新しく見つけるのも難しくなるので、大学生の今のうちに一生続けられるような趣味を見つけておくのが重要だと思います。
これは社会人の方と話す時に、必ずと言っていいほど言われることです。
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趣味をつくるにはどうすればいいの?
この記事の目的は、趣味がない人に趣味をつくるチャンスを与えることです。
さて、趣味をつくるために、まず覚えておいてほしいことがあります。
それは趣味を新しく作るには、労力や時間、努力が必要になることです。
もう一度言いますが、趣味は時間と体力を使って作り出すものです。
趣味がある人にとって、趣味は自分の興味に任せているうちに勝手にできていくものでしょう。
しかし、趣味がない人は現状をそのままにしていても、趣味ができないままで人生が終わってしまいます。
死ぬまで一生、趣味という趣味はできません。
確かに趣味は楽しいものではありますが、それはハマってからの話であって、初めから楽しいものではありません。
よって趣味をつくるためには、仮にそれが面白いのかどうか分からなくても、とりあえず一度やってみることが重要です。始めは嫌々やってみても大丈夫です。
「面白くなさそうだからやらない」という意見は、一見、的を射ているようですが、実は実際にやってみないと面白いかどうかはわからないのであって、正解は「面白いか分からないが、とりあえずやってみた」です。
その結果、つまらないと分かればやらなければいいだけです。
因みに、コンビニなどで売られている菓子パンは、毎日数種類もの新商品を開発されているそうです。しかし、その中でベストセラーとして生き残るのはほんの数品。
つまり成功を生むためには、何百という失敗作を生まなければいけないわけで、趣味を開発する際もしかり。
数十種類の趣味に挑戦して、その中でやっと1,2個があなたの本当の趣味として残ります。それでも成功です。
だから沢山の趣味に触れなければいけないわけですし、面白くなくて辞めてしまっても全然問題ないわけです。
もし友達から、自分の知らない遊びに誘われたときは、「行く!」といった方がいいです。
もちろん行きたくないなら無理していく必要はありませんが、少しでも「面白そう」と感じるのであれば行くべきです。
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私がオススメする趣味
「何となく面白くなさそう」などと言い訳していては趣味はできません。
重要なことなので何度も言いますが、とりあえず一度やってみることが重要です。行動あるのみだと思います。
「面白くない」と思ったらすぐにやめればいいんです。だからとりあえずやってみてほしい。
下では初心者でも始めやすいハードルの低い趣味を5つ紹介します。基本的には私がオススメ!と思う趣味しか挙げていません。
スキー・スノーボード
私がただいま絶賛ハマり中のスポーツです。
やはり趣味としてオススメするのですから、自分が自信をもって推薦できるものでなければいけません。
私は断然スキー派ですが、同世代の大学生はスノボー派が多いです。
下の写真は、私が行った福島のグランデコスノーリゾートというスキー場の様子です。
何が楽しいのか上手く表現できませんが、滑っている時の爽快感や上手く滑れるようになった時が一番楽しい瞬間です。
正直なところを言うと、スキーもスノボーも、初めて滑るときは絶望する人が多いです(笑)。私もそうでした。頭の中のイメージでは簡単に滑れるのですが、実際にやってみると全然滑れないからです。
それでも私がスキーやスノボーをオススメするのは、一度コツを覚えて滑れるようになれば、この上なく楽しいからです。コツをつかむまでに小一時間かかりますが、それを乗り切ればあなたの勝ちです。
あれこれ説明しましたが、スキー・スノーボードの楽しさは、とりあえず一度やってみないと分かりません。
さて、スキーやスノボーは高額なスポーツのイメージがありますが、実はそうでもありません。ウェアから板まですべてレンタルで、1日当たり5000円程度です。
未経験の人も今後、卒業旅行や社員旅行などでほぼ確実にやるハメになるはずです。今のうちに経験しておいて損はないでしょう。
下の記事は私の体験記です。「新幹線往復(東京~越後湯沢)+リフト券」で8100円という信じられない値段で、朝9時から夜の9時半まで12時間滑り続けました(笑)。
青春18きっぷ
これを使って旅行するのが私は大好きです。
「青春18きっぷ」とは、春夏冬の長期休暇中に発売される乗り放題チケットで、5枚つづりで11850円(1回あたり2370円)、1日中全国のJRが乗り放題になるお得なキップです。
東京―大阪間の移動など、格安の移動手段として使う人が多いですが、私は途中下車したり車窓を楽しんだりと、旅行の一つとして18切符を使っています。
興味がある方は、東京大阪間の旅行記なども書いていますので、見てみて下さい。
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釣り
釣りはハードルが低いので始めやすいと思います。
近くの釣り堀に行って「1時間お願いします」といえば、すぐに釣竿を貸してもらえます。
釣りが面白くないという人は少数派ですし、初めてだという人はとりあえずやってみて損はないと思います。
初期費用は高くても1000円程度です。つまらなければ、途中でやめればいいですし、面白いと思えばすぐにアマゾンで釣竿を購入しましょう(笑)。
※因みに私は小さい頃、田舎のおばあちゃんの技術協力を得て、竹で竿をつくって川釣りをしていました。
エサは近くの草むらにいるイナゴを根こそぎ捕まえて、体を三つに分けたものを使いました(イナゴが大きく、分解しないと餌にならないからです)。ごめんね、イナゴ
映画館に行く
最近はツタヤなどのレンタルビデオ店や、ネットストリーミングが主流なので、わざわざ映画館に行く人も少なくなってきました。
私自身、小さい頃から映画館はほとんど行ったことがなく、映画を見るとしたら金曜ロードショーのようなテレビ番組か、最近だとアマゾンビデオが主流でした。
当時は趣味を増やそうとしていた時期なので、映画館にわざわざ行くのは面倒でしたが、とりあえず行ってみました。
映画館の音声の迫力やスクリーンの大きさは完全に私の予想以上で、1つ映画を見ただけでしたがその魅力にはまってしまいました。
「映画なんてテレビかネットで見ればオッケー」とか言ってた自分が恥ずかしいです。
私が好きな映画「英国王のスピーチ」のワンシーン
散歩
どうしていいか分からない場合は、誰にでもできる散歩などがオススメです。
学校や職場の最寄駅からあえて一駅前で降りて、残りは自分で歩いていくのです。
「なんだそれだけか」と思われるかもしれませんが、街を歩いていると意外とたくさん発見があって面白いものです。
安くておいしそうなお店を見つければ、次はその店に行くという用事ができますし、自分の学校や職場の周りであっても新しい発見がいろいろできます。
さてここまでは私がオススメする趣味の話をしてきました。
下では、趣味の話を補うために「趣味がどうしてできないのか」について説明しています。
時間があるときにでも読んでみて下さい。
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趣味がない理由① マイナス面を意識しすぎて何もできない
子供の頃は「好きなもの」があったはず
子供の頃を思い浮かべてみてください。
全ての子供に好きなこと(≒趣味)があったと思います。
私の場合は、友達とカードゲームをしたり、近所の家にいたずらしたり、サッカーや鬼ごっこをして遊んだり、、、などでした。
※実は、マンションの最上階から水で一杯のビニール袋を落とすという犯罪すれすれの遊びをしていたことがある。
しかし、大人になると好きなこと(≒趣味)がなくなってしまう有様。
休日になると家に引きこもって、用事があれば外に出るものの、それはコンビニくらい。ほとんど何もしません。
「趣味がない」という状態は、人によってとらえ方が違いますが、本当に重度の「趣味がない」というのは、このような状態だと思います。
好きなものがなくなった理由は、何かを始めるときにマイナス面を意識しすぎて、結局、何も行動できなくなるためだと思います。
「野球に興味があるけど、突然部活に入るのも入りづらいし、周囲は経験者ばかりやし、、、」
「釣りをやってみたいけど、『そんなことも分からないのか』と言われそうだし、、、」
のように、趣味がない多くの人の傾向として、初めの第一歩を踏み出すまでに、周囲がどう思うかなどのマイナス面を意識しがちです。
そのようなマイナス面を意識しすぎると、当然、行動できません。
重度の人は無気力になる
多くの方には関係ないですが、この状態が重度になると、「無気力状態」になります。
やりたいことがあるのに、恐れから何もできない場合、人間どうするかというと、「そんなもの興味なかった」と自分自身に言い聞かせて、興味がないふりをしてしまうのです。
つまり、「~したい」という欲求が、自分自身によって抑圧・否定されてしまうわけです。
この状態が続くと、いわゆる無気力状態になります。
欲求不満なのか欲求すらないのか、全く分からなくなる。
本当は何かしたいのに、何もやる気が起きない。何をしていいか分からない。そんな状況です。
「自分が何をしたいのか分からない」という状況は、まさに当時の私でした。
このように、「~したい」という人間として当然持つべきはずの欲求すら否定され続けた結果、「楽しい!」を感じとる神経がマヒしてしまい、「何がしたいのかすら分からない」という精神状態になるのです。
毎日がつまらないと感じる人がまずすべきことは、自分が何をしたいのか見つけ出すことです。
趣味がない理由② めんどくさがり屋・やる前から冷めてしまう
面倒くさいと思ってしまうタイプや、何かする前から「どうせこんな感じだ」と冷めてしまうタイプの人は、行動する範囲が狭くなってしまい、結果的に趣味が作りにくくなってしまいます。
趣味というのは勝手に作られるものではなく、自分が行動しなければ作ることは出来ません。(※当たり前のようですが、これは重要です)
興味はなかったが友達に誘われて、、という場合も多いです。
面倒だと思うと行動できませんし、何か行動を起こす前に「こんな感じだ」と冷めた目線で見てしまうと、やろうという熱意が生まれません。
その結果、面倒くさがり屋や行動する前から冷めてしまう人は、趣味を新たに作りにくくなります。
最後に
さぞかしいろいろ趣味がある人間であるかのように語ってきましたが、私も少し前までは学校と自宅を往復運動するだけの機械人間でした。
しかし、「趣味がないと人生がつまらなくなる」ということに大学3年生にしてようやく気付き、趣味探しを始めました。
最近ではブログやビリヤード、競馬、ランニングなど趣味を少しずつ開拓できつつあります。
趣味を見つけて人生を楽しむためには、まず時間・労力をかけて趣味を見つけなければいけません。
家に籠っているだけで、自然に趣味ができると思っていては大間違い。
自分の足で外に出て、労力を費やしましょう。その費やした労力は、いずれあなたの血と骨になるはずです。
そしてポイントは、何でもいいからやってみることです。
友達のオススメでもいいので、1ミリでも興味を感じたら、即実践するべきです。
つまらなかったら辞める。楽しかったら続ける。それだけです(笑)。
それを繰り返すうちに趣味が増えてきて、人生が豊かになってきますよ。
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ではでは、、、
関連記事もどうぞ
すごく良い記事でした。
正に最近、無気力で無感動な体質になってました。
子供の頃は毎日なんだかんだ楽しかったし、
全てのものが新鮮で、朝早く起きるだけでなんかワクワクしてたし、
学校がない夏休みなんて本当に天国のような日々だった記憶です。
(まあ、毎日のように友達と遊んでたし、毎日会える友達も
いたからっていうのもあると思いますが。)
大学生になってから本当に人生がつまらなく感じてました。
大学と家を往復するだけの毎日で、だんだんと生きてるのが
空しくなってきていました。
行動の大切さを思い出すことができる記事でした。