【日帰り新幹線で8100円】『神立高原スキー場』に行ってきました
ナイター開始直後の神立高原スキー場の様子です
こんにちは。
キング・ブログ・スライムです。
さて、少し前に『湯沢パークスキー場』に行ってきたところですが、昨日は新潟県の越後湯沢にある『神立高原スキー場』に行ってまいりました。
※「神立」は「かんだち」ではなく「かんだつ」と読みます。
前回の記事でも触れた通り、JR東日本の新幹線を使ったスキー・スノボツアーが意外と安いんです。
平日ツアーですが、「往復新幹線」+「リフト券1日」+「レンタル割引券」+「温泉割引券」を含めて合計8100円という破格でした。
通常料金だと最低でも往復新幹線:12300円+リフト1日券(平日):4000円の合計16300円しますので、半額以上の割引率です。
土日でも1万円前後でツアーがありますので、かなり高い割引率だとえいます。
スキー・スノボで安いと言えば、自家用車かバスしか知らない方が多いと思いますが、JR東日本の新幹線ツアーもそれには決して負けない安さですね。
今回は、「神立高原スキー場」の全体の様子とレビューと体験記を書こうと思います。
実際に行ったJR東日本の新幹線ツアーの比較や、ケース別の最適なスキー場の紹介が見たい場合、下の記事をご覧ください(同じタブで開きます)。
関連>>【新幹線skiski】実際どのスキー場がいいの?全部滑った筆者が説明します
先にツアーの詳細を調べてみたい場合、下のサイトから「スキー・スノボー」の特設サイトにアクセスできます。
スキー・スノボのツアーを調べる
>>>新幹線で行く!スキー&スノーボードツアー
今回のポイントを要約!
・駅からは無料送迎バスで約20分です
・金曜と土曜(つまり休日前日)はナイターがあり、22:00まで滑ることも可能です
・新幹線は意外と安いんです(平日で8100円、土日でも10000円前後)
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今回はこんな内容
越後湯沢周辺のスキー場マップ
2つある「★」は、主なスキー場の最寄りとなる越後湯沢駅とガーラ湯沢駅です。
また、神立高原スキー場は「黄色」です。
≪新幹線で行けるその他のスキー場一覧です≫
★各スキー場の比較
⇒【新幹線skiski】実際どのスキー場がいいの?全部滑った筆者が説明します
★越後湯沢
⇒『ガーラ湯沢』『舞子スノーリゾート』『神立高原』『湯沢パーク』
★那須塩原
⇒『マウントジーンズ那須』『ハンターマウンテン塩原』
※すべて体験記に移動します。
7:00 東京駅を出発
東京駅に停車する上越新幹線。これから旅が始まります
東京駅を出発した時点では、車内には余裕がありましたが、大宮駅では一気に人が増え、自由席はかなり混雑しました。
イメージ的には、3列シートに2人座っているぐらいでしょうか。
東京駅出発後の車内は余裕があります
因みに新幹線のプランでは、途中停車する「上野」「大宮」「熊谷」「本庄早稲田」「高崎」から乗車することもできます。
大宮から乗れば600円、熊谷からは1400円、本庄早稲田からは1600円、高崎からは2600円と、それぞれ割引を受けることができます。
上越新幹線には、「ガーラ湯沢行き(スキーシーズン限定)」と「新潟行き」の2方面がありますが、神立高原の最寄り駅である越後湯沢はどちらも停まります。
参考までに、東京発の時刻表です⇒「東京駅(JR上越新幹線)の時刻表 – Yahoo!路線情報」
【補足終わり】
上越新幹線ならではの感動
私が一番気に入っているのが、高崎駅と上毛高原駅の途中にあるトンネル(”中山トンネル”というそうです)を抜けた瞬間の雪景色です。
トンネルに入る前(ビフォー)
トンネルを出た直後(アフター!)
何度も乗っていますが、この瞬間が新幹線に乗っていて一番感動しますね。
新幹線に乗っているという非日常感と、スキー場に向かっている高揚感が何とも表現できません!
是非、新幹線でスキー・スノボに行って体感してください!
越後湯沢からは無料送迎バスが出ています
越後湯沢駅前の様子です
越後湯沢に到着したのは8:10。
東京駅から越後湯沢までは合計で70分ということになります。
バスなら3〜4時間かかる上に、20分ぐらい遅延してイライラするやつです笑
心配になるのが駅からのアクセスですが、神立高原スキー場は数あるスキー場の中でも、駅からの無料送迎バスが充実しています。
(アクセス|無料シャトルバス―神立高原スキー場)
バス停は駅前ではなく、駅西口から少し歩いたところ(駅西口から徒歩約1分)にあるので注意してください。
神立高原へのシャトルバスが停車するバス停前
スキー場側の紹介では「越後湯沢駅から約10分」となっていますが、実際は雪道なので所要時間は20分近くかかります(笑)。
バスの運転手さんも「20分かかる」と公言していたので、帰りは10分ギリギリではなく、少し長めに時間を見積もっておいてください。
スキー場施設の様子
ペガサス?何だか分かりません!(笑)
スキー場施設に入ると、玄関右でスキー場のキャラが出迎えてくれます。
こちらは玄関(1階)を上った2階にあるレンタル用品売り場です
貸し出している用品が十分管理されているようで、他のスキー場に比べてスノーボードもスキー板もきれいでした。
初心者にとってはレンタル割引券は有難いですね
日帰りの8100円のプランでは、リフト券以外にも温泉(神の湯)の割引券、スクール割引券、レンタル割引券が付いてきます。
※少し不純な話ですが、神立高原スキー場では「ゲレンデ街コン」なるものを開催しているそうです。
おひとりさまから可能だそうですが、私はそんな勇気はないので行きません(笑)。
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ゲレンデの様子
時に吹雪きつつ、深々と雪が降っています
私が行った日は東京都心が12℃と2月上旬としては比較的暖かったですが、スキー場はそんなわけはなく、最高気温は氷点下で常に雪が降っていました。
風が強く、ときおり強風+雪でブリザード化するときもありました。
寒さとのトレードオフになるのは雪質です。
北海道の山奥のパウダーには及びませんが(当たり前だ)、新雪がゲレンデにしっかり積もっており、雪質も良かったため滑り心地は最高でした。
ようやく雪がやんできた…?
ほぼ一日中、雪が降っていましたが、昼頃に雪がやんで晴れ間が見えるときがありました。
しかし、そんな好天が続くこともなく、1時間もすると雪が降ってきました。
天気予報では、山沿いでも晴れ間が見えてくるでしょうと言っていたのに、、、
平日の金曜日でしたが、リフトは5基中3基が運転していました。
下がゲレンデマップです。稼働していたのは「戸沢ペアリフト」「大中平高速4人乗りリフト」「夢沢高速4人乗りリフト」の3基です。
(引用元サイト:神立高原スキー場)
平日は一部のリフトしか稼働していないスキー場が多いですね。
ゲレ食(食堂)は2カ所あります
今回昼間に私がお邪魔したのは、ゲレンデ中腹のレストランです
上のマップを見ればわかる通り、ゲレ食が食べれるレストランは2カ所あります。1つ目はゲレンデの一番下、2つ目はゲレンデ中腹にあります。
神立高原スキー場(公式)いわく、以前はご飯がおいしくないことで有名だったらしいですが、最近は食堂を刷新しておいしいと評判になったらしいです。
人で賑わっている2階レストランの様子
かつ丼やカレー、定食などバリエーション豊富で、スキー場側が言っていた通り、質はゲレ食にしては高かったです(上から目線)。
おいしく食べさせていただきました。
日中の営業は16:30で終了
昼飯を食べ終わると、すぐにゲレンデに出ました。
ご飯を食べるとエネルギーが回復するので、パフォーマンスも上がりますね。
特にスキー・スノボーは頭を使うので、しっかり栄養補給しておかないと、頭がボーっとした時に人やものに衝突して大けがをする可能性があります。
しっかりご飯を食べて楽しんでくださいね~
参考記事>>>『私が普段やっているスキースノボの怪我防止策を紹介します』
日中の営業は16:30に終了しました。
しかし、神立のスキーはここでは終わりません。
金曜日、土曜日に限ってはナイター営業があるのです!
私が神立高原スキー場の金曜日を選んだ理由は、JR東日本のスキープランの中で数少ない、ナイター営業があるスキー場だからです。
バスツアーでは帰りの時間が固定されてしまいますが、新幹線のツアーだと帰る時間が自由なので、終電まで滑って帰ってもいいわけです。
神立高原スキー場×金曜日平日プランは非常にオススメだと感じますね。
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ナイター営業は18:00から始まる
リフトから撮ったナイター開始直後のゲレンデ
さて、神立のナイターが始まりました!
私が行った2月3日は大学生の春休みが始まっており、金曜日平日の昼間のゲレンデにも結構人がいましたが、日中の営業が終わると大半が帰ってしまいました。
私の友人は疲れて帰ってしまったので、私はこれからひとりぼっちで滑ります!笑
ナイター(18:00~24:00)は2000円で、オールナイト(18:00~4:00)は3600円でした。
※新幹線ツアーは日帰りですので、オールナイトプランは利用できません。
昼の営業が終わると、一度ゲレンデが圧雪されて整備されます。
ということで、ナイター営業開始直後に滑る人には、誰にも滑られていない新雪コースを滑る特権が与えられることになります。
圧雪直後の雪を滑れる経験はなかなかできません
これがとってもとってもとっても快適!(笑)
気温が下がって雪がフカフカで圧接したてで滑りやすくて人も少ないし、、、最高!
私のつたない表現力のせいでもありますが、この快感は文章じゃ伝わらないと思います。
一度、圧雪したての雪を滑ってみて感動を味わってください。
また、ゲレンデを圧雪するときにコースの形を変えてくれる(変わってしまう)ので、一度昼間に滑っても、ナイターでも飽きずに滑ることができました。
これは地味に良い点です。
余りに気持ちいので調子に乗ってスピードを出し過ぎると、転んで大けがをしそうになりました(笑)。
やはり高速で滑るときは、気を付けなければいけませんね。
結局、朝の8:30~夜の9:30まで、つまり13時間ゲレンデにいたことになります。
我ながら滑りすぎですね(笑)。
東京行きの新幹線の終電は、22:24
スキーが終わったのが9:40。
スキー場発の越後湯沢駅行きの最終バスが10:00発だったので、急いで着替えてバスに乗り込みました。
バスの運転手のおじさんによると、駅近くのバス停に到着するのが、大体22:20だそうです。
終電が22:24の新幹線だと伝えると、駅前まで送ってくれることに。
ありがたかったですね。22:20バス停着でも間に合いますが、少し急がないといけませんので。
私が乗ったのはMaxとき号でした。
Maxとあれば2階建てで、無印の「とき号」であれば1階建てですね。
今回は2階建てだったので「当たり」でしたね。
お疲れさまでした!
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まとめ
私の中で神立高原スキー場の一番いい点を挙げるとしたら、新幹線往復+リフト=8100円で元々安いうえに、金曜日はプラス2000円でナイターが楽しめる点です。
そしてナイターは昼間に比べて人が少ないので、より快適に滑ることができます。
ただし、ナイターはコースが少ないのが難点ですね。
バスにはない新幹線のメリットは、時間を自由に設定できることだと思います。
神立高原スキー場には、「神の湯」という温泉があるので、少しスキー場でゆっくりしてから帰るのもありですし、私のようにナイターまで滑って帰ることも可能です。
神立高原スキー場以外にも、越後湯沢周辺には良いスキー場がたくさんあるので、ご自身にあったスキー場が見つかるはずです。
下のサイトからスキー・スノボ+新幹線のプランを調べることができるので、是非調べてみて下さい。
スキー・スノボのツアーを調べる
>>>新幹線で行く!スキー&スノーボードツアー
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