【半日で回れる】京都周辺のプチ電車旅行は『宇治』がオススメ!
こんにちは。キング・ブログ・スライムです。
少し前に、京都にある宇治に鉄道を使ってプチ観光に行ってきました。その後は、京都駅まで戻って北陸本線で18切符を使って金沢まで行きました。
京都旅行をする場合、金閣寺や清水寺、渡月橋など京都駅周辺の観光地が有名ですが、駅からはバスが必須で面倒なことが多いです。
一方で、下のような京都旅行の需要もあるはずです。
私のおすすめは宇治です。
宇治は、平等院鳳凰堂などの主要な観光スポットが駅近くにあって非常にコンパクトになっています。
また、京都駅周辺の観光地を回りたい時は基本バス移動ですが、宇治は一番離れた宇治上神社でもJR宇治駅から徒歩20分以内です。
平等院は徒歩10分以内で、茶菓子で有名な中村藤宇治本店吉に至っては徒歩2分です。
京都駅から宇治駅まで電車移動しなければいけない点が欠点ですが、宇治周辺のコンパクトさは鉄道旅行にはピッタリなはず。
今回は、青春18きっぷなど鉄道旅行で京都周辺を観光したい人に向けて、宇治の主要な観光スポットを紹介したいと思います。
スポンサーリンク
今回はこんな内容
基本地図
下が宇治駅周辺の地図です。色は宇治だけに『抹茶色』です。
宇治には、JR宇治駅(★)と京阪宇治駅(★)があることに注意してください。
ご自身の都合がいい駅を使ってください。
JR奈良線で、京都駅から約25分
今回乗るのはJR奈良線です。
JR奈良線は1時間に6本程度は出ているので、ギリギリ時刻表を見る必要はなさそうです。
電車の色は、”抹茶”を意識しているんでしょうか?
京阪の場合は、京都周辺の駅から大阪方面に乗って中書島で乗り換え、京阪宇治線に乗って終点まで行けば京阪宇治駅に到着します。
① 中村藤吉宇治本店 (駅から徒歩2分)
現在、宇治だけでなく、京都駅や東京銀座、台湾など各地に店舗を広げている中村藤吉です。
名前だけなら聞いたことがある人がいるかもしれません。
中村藤吉は抹茶などのお茶をベースとしたスイーツを提供しているカフェです。
土日など混雑時は2,3時間待ちはざらの超人気店です。
その本店がここ宇治にあります。
ビルの一角にある他の支店とは違って、宇治本店はお土産スペースや中庭、広いカフェがあったりなど、本店らしい店構えとなっています。
詳しい情報は、『中村藤吉宇治本店に行った体験記』にまとめています。
◆基本情報
・営業時間(※2017-08-22現在)
平日・土日祝
銘茶売場 10:00〜19:00
カフェ 10:00〜19:00(受付終了17:00)
・メニュー
⇒『本店メニュー』
② 平等院鳳凰堂(駅から徒歩13分)
言わずと知れた世界遺産です。
宇治=平等院鳳凰堂という印象すらあるかもしれません。
駅からバスで移動しないといけない京都の主要な観光地と違って、平等院鳳凰堂は宇治駅から徒歩10分圏内と、鉄道利用者に優しい立地です。
平等院は平安時代(1052年)に藤原頼通によって開基され、その翌年には、極楽浄土を表した平等院鳳凰堂を建立されました。
なお、平等院だけでなく博物館(鳳翔館)もあり、入場チケットで入ることができます。
館内の撮影は禁止なので、周囲の写真だけを掲載しています。
◆基本情報
・開園時間
庭園:開門 午前8:30 閉門 午後5:30 ※受付終了 午後5:15
平等院ミュージアム鳳翔館:開館 午前9:00 閉館 午後5:00 ※受付終了 午後4:45
・拝観料(庭園+平等院ミュージアム鳳翔館)
大人 600円
中高生 400円
小学生 300円
・住所
〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116
電話 0774-21-2861
FAX 0774-20-6607
【参考サイト:拝観案内―世界遺産平等院公式HP】
③ 宇治橋・橘橋&朝霧橋(駅から徒歩15分)
宇治には、南北を縦断するように宇治川が流れています。
宇治川を移動できる橋には、自動車などが通れる大きな宇治橋と、情緒ある歩行用の橘橋・朝霧橋の2つがあります。
宇治橋
紫式部の石像がありました。
宇治は源氏物語の舞台となった地だからです。
朝霧橋(赤色)&橘橋(白色)
平等院と宇治上神社の間には、宇治川が南北を貫くように流れていますが、両者を行き来するときは、橘橋&朝霧橋を使った方が早いです。
スポンサーリンク
④ 宇治上神社(駅から徒歩20分)
(photo by Wikimedia)
平等院と同様、宇治上神社も世界遺産ですが、規模が小さいです。
国宝である本殿は日本最古の神社建築で、平安時代後期に作られたとされています。
こちらはJRよりも、京阪宇治駅からの方が近いです。
◆基本情報
・拝観料はありません。
・電話:0774-21-4634
【参考サイト:世界遺産(世界文化遺産) 宇治上神社―京都府公式HP】
⑤ 宇治市源氏物語ミュージアム(駅から徒歩15分)
(photo by Wikimedia、Wikimedia)
源氏物語の世界を模型や映像を使って表現しているミュージアムです。
源氏物語は3部構成になっており、1,2部は主に平安京を舞台としていますが、3部は宇治が物語の舞台です。全54帖の物語ですが、特に最後の10帖を指して「宇治十帖」といいました。
「高校でやったなあ」などと懐かしみながら見ると面白いでしょう(笑)
◆基本情報
・観覧料
大人500円 子供250円
・開館時間
午前9時~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
・休館日
月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
【参考サイト:利用案内―宇治市源氏物語ミュージアム公式HP】
まとめ
京都市内の主要観光スポットは、ほとんどがバスで行かなければいけませんが、ここ宇治は全て歩きで回ることができます。
平等院や宇治上神社など、見るべきところが限られているので、考えることなく観光できるのも魅力です。
欠点は京都駅からJRまたは京阪で移動しなければいけないことですが、フリー切符をうまく使ったり、京都市内よりも観光客が少し少ないという点を考えると、プラスマイナスゼロだと思います。
京都周辺で特に鉄道旅行の観光を考えている人は、宇治がオススメです!
ではでは、、、
スポンサーリンク
_
関連記事もどうぞ