【青春18きっぷ】湖西線・北陸本線で京都から金沢まで移動してみた

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金沢駅の駅前

新幹線開業に合わせてリニューアルした金沢駅

こんにちは。青春18きっぷ旅行中のキング・ブログ・スライムです。

少し前まで京都で観光を楽しんでいました。

次は青春18きっぷを使って、北陸(金沢)に移動です。

 

京都・大阪から金沢まで電車で移動する場合、考えられるルートは2つあります。

1つは、東海道ルート。琵琶湖の東側を通ります。

一方、2つ目は湖西線ルート。湖西線を使って琵琶湖の西側を通るルートです。

 

一般には本数が多い東海道線ルートを使いますが、本数は少ないものの所要時間が短く済む湖西線ルートも見逃せません。

また、地図を見ればわかる通り、東海道線は琵琶湖の東側のかなり離れた地域を通っていますが、湖西線は琵琶湖ギリギリを通ります。

車窓として面白いのも湖西線です。

 

今回は青春18きっぷで湖西線にのって、京都から金沢に移動してみたいと思います。


基本データ

★所要時間:乗り遅れなしで、4時間51分。約5時間です。

★乗換駅:京都⇒敦賀⇒福井⇒金沢


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京都⇒敦賀 (12:45⇒14:15)

京都駅

京都はいつ行っても観光客で一杯です

出発は京都駅です。

 

京都からは湖西線新快速にのりますが、一時間に1本なので気を付けてください。

なお、終点の敦賀まで行く場合は、新快速の先頭4両に乗ってください。

終点の敦賀まで行くのは前よりの4両だけだからです。

 

湖西線①

少しずつ近づいてくる琵琶湖さん

何駅か進むと、次第に憧れの(?)琵琶湖が近づいてきます。

ある程度近くまでは来てくれるのですか、なかなか間近にはやってきてくれません。

やっと巡り合えるのは、近くに海水浴場がある蓬莱駅あたりからです。

 

湖西線②

湖西線③

やっと間近に来てくれました

なお、琵琶湖を眺めながら移動したいという方は、北陸方面向かって右側に座るといいでしょう。

反対側に座ると平地しか見えません(笑)

 

太平洋や日本海と違って、湖面が静かなのが不思議です。

関西の水がめという名にふさわしく、対岸が見えないほど大きいです。

 

湖西線④

さて、地味におすすめなのが近江舞子駅。

駅チカに海水浴場があり、夏は人でにぎわうのだとか。淡水なので足が塩出ケバケバになることになく、足だけつけて30分ほど楽しんだら鉄道旅に戻ることも可能です。

※琵琶湖住人の知り合いから得た情報です。

 

湖西線⑤

さらに進んでいくと、琵琶湖とはお別れです。

さようなら!

 

敦賀⇒福井  (14:40⇒15:33)

北陸本線①

北陸本線②

敦賀駅より撮影

敦賀で乗り換えです。

どの電車に乗っても、ほぼ100%の確率で乗り換えになります。

敦賀からは北陸本線に突入します。(※厳密には北陸本線は湖西線と合流する近江塩津駅からです)

 

北陸本線③

トンネル(わざわざ撮る必要はない)

敦賀を出ると、長いトンネルが始まります。

 

北陸本線⑤

北陸本線④

当然、トンネルを抜けると、雄大な自然が目の前に広がります。

自然しかありませんが、お楽しみください(笑)

 

福井で小休止

 

福井でのトランジットが30分ほどあったので、駅を出て少し探索しました。

待ち時間が長いと腹が立ちますが、地方路線を楽しむときに生じる必然でもあります。外を探索して時間を潰すなど、プラス思考で行きましょう。

 

福井駅の恐竜①

福井駅の恐竜③

予想以上のクオリティーに驚く

おすすめは駅前にある立派な恐竜。徒歩2,3分で見れますので、短い乗り換えの間も楽しめます。

福井はフクイリュウなどの恐竜で有名です。

この恐竜、動きます。そして、鳴きます(笑)

 

福井駅の恐竜②

下の写真のように、解説もしっかりあって勉強になります。

駅前なので待ち合わせの時間にぷらっと立ち寄るといいでしょう。

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福井⇒金沢に移動 (16:15⇒17:36)

北陸本線⑥

福井駅ホームより撮影。バッタみたい(笑)

福井で恐竜を楽しんだ後は、バッタに乗って目的地の金沢を目指します。

まだ8月の下旬ですが、少しずつ稲穂が色づき始めていました。

 

北陸本線⑧

少し色づきが早いので、早生種でしょうか?

個人的に好きなのは、下の写真のようなカーブを曲がっていて先の線路が見えるシーン。

 

北陸本線⑨

サンダーバードなど爆速の特急がバカスカ通るだけに、路線の保守管理がしっかりしています。

途中、加賀温泉駅を通過しましたが、キャッチコピーが何とも面白かったです。

 

北陸本線⑩

あの人に許可は取ってるのでしょうか?

地方の観光協会にありがちなオヤジギャグですが、わりとセンスがあって笑ってしまいました。

 

金沢に到着!

金沢駅の駅前

ようやく金沢に到着しました。所要時間は約5時間。

北陸本線は複線なので、反対列車待ち合わせなどもなく、ボックスカーなのでかなり楽に移動できました。

途中の敦賀、福井での乗り換えが悪かったのが玉にキズ。

北陸新幹線開業(2015年)に合わせてリニューアルオープンしており、駅の外観は非常にキレイ。

 

鼓門

空想上の門らしいです

私が数年前に金沢に行ったときは、金沢駅の代名詞ともなっている有名な「鼓門」はまだ建設中でしたが、既に完成したようで、観光客らしき人たちが写真を撮りまくっていました。

どっしりとしていて威厳がありますね。

 

この翌日、ひがし茶屋街や『金沢21世紀博物館』、兼六園など、主要な観光スポットに行ってきました。

 

最後に

北陸本線⑦

福井駅のホームです

北陸本線はサンダーバードなどの特急が走る路線であるため、線路の保守管理がしっかりされており、乗り心地もかなりいいと思います。

また、複線なので反対列車待ち合わせでイライラすることもありません。

 

そしてすべての車両がクロスシートになっているので、青春18きっぷを使った長時間の旅行には非常に相性がいいです。

私の中では、18きっぷを快適に使える路線だという認識です。

ただし、金沢から富山を移動する際は、第三セクター路線を通ることになり青春18きっぷが使えなくなるので、その点には注意が必要です。

 

因みに私が宿泊したのは『ホテルエコノ金沢駅前(じゃらん)』というホテル。

格安な料金の割に朝食が付くなど、なかなか良かったです。

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