【京王ライナー】新型有料特急の詳細(停車駅など)が決定しました
平山城址公園付近を走る新型有料特急(5000系)
こんにちは。
キング・ブログ・スライムです。
前に京王線が新しく導入する有料特急(京王ライナー)の停車駅を予想する記事を書きました。コメントを沢山いただき賛否両論ありました。
それから1年。
2018年の春から運行予定の京王線有料特急(5000系)の詳細情報が決まりましたので、取り急ぎ記事にまとめます。
さらなる情報はこれから追記していく予定です。
【追記】京王ライナー、実際に乗ってみました!
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運行開始は2月22日から
ダイヤ改正が2018年2月22日に実施され、同時に新型の有料特急も運行が始まります。
少し前のプレスリリースでは、”2018年春から運行開始”と謳っていたので、予定より早い電撃的な運行開始発表だといえます。
恐らくですが、4月は入社や入学などで新しい利用者が増え、ただでさえ遅延が発生しやすくなるので、混雑が少ない2月にずらしたのだと思います。
ネーミング(京王ライナー)
京王電鉄側が提案した案は5つありました。
1.京王ライナー 京王電鉄の新サービスであることをシンプルに表現。
2.京王スマートライナー 「気の利いた(smart)」サービスを表現。
3.京王プライムライナー 「最上の(prime)」サービスを表現。
4.Luxpress(ラクスプレス) 「luxury+express(贅沢な・急行列車)」の造語。
5.WESTAR(ウェスター) 「west+star(東京都西部を走行・人気)」の造語。
⇒選ばれたのは「京王ライナー(KEIO LINER)」です。ロゴデザインは以下の通り。
【画像引用元:下記公式サイト】
昨年の春に愛称投票があり、京王ライナーは投票総数24000票の中から最多となる6300票を獲得しました。
応募した人の中から景品が当たる予定ですので、抽選を楽しみにしていてください!
因みに私は⑤「WESTAR(ウェスター)」に投票していたのですが…(笑)
【関連】
停車駅
【画像引用元:下記公式サイト】
京王本線:新宿―――府中―分倍河原―聖蹟桜ヶ丘―高幡不動―北野―京王八王子
相模原線:新宿―――京王永山―京王多摩センター―南大沢―橋本
停車駅は京急のウイング号に近い、明大前・調布(・京王稲田堤)飛ばしとなりました。そして府中と京王永山以降は普通の特急として運行されます。
停車駅は2~3駅削減されますが、所要時間は40分弱で通常の特急とほとんど変わりないようです。
「前回の予想記事」では、府中停車と予想していた方がいました。皆さんの予想はどうだったでしょうか?
因みにですが、明大前と調布に停車しない理由は分散乗車&プレミアム性の維持が目的だと思われます。
仮に利用者が多い明大前・調布に停車すれば、クロスシートで余裕が少ない新型特急では車内が激混みになるので、それを避けたのでしょう。
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運行間隔
平日は20時~0時台、土日は17時~21時台で運行されます。運行ペースは京王八王子&橋本方面にそれぞれ1時間に1本ずつ。
京王八王子方面と橋本方面を合計して、それぞれの時間帯で、京王ライナーが30分に1本のペースで走ることになります。
⇒最も混雑するであろう5時後半~7時台は避けて運行する予定です。利用者としては少し残念ですが、データや運用経験積んでいく必要があるのでしょう。
平日の例(京王電鉄プレスリリースより)
- 京王ライナー1号(八) 20:00
- 京王ライナー3号(橋) 20:30
- 京王ライナー5号(八) 21:00
- 京王ライナー7号(橋) 21:30
- ‥‥‥‥
- 京王ライナー19号(橋本) 0:20
※偶数号はありません。
「前回の予想記事」の通り、新宿駅で乗車する利用者以外、つまり府中や京王永山以降の駅から乗車する人は無料で乗車できます。
つまり、新宿のみ指定座席の特急で、それ以降は通常特急ということ。
ダイヤ
【画像引用元:下記公式サイト】
平日20時台の例を取ってみてみましょう。
利用者が最も恐れていたのは、有料特急を新設したために通常特急の本数が少なくなってしまうこと。今回のダイヤ改正では、一部格下げされたものの、優等列車の本数は維持されました。
上のダイヤ表では、無料特急が20:00京王ライナー(京王八王子行き)、20:30京王ライナー(橋本行き)に置き換えられた代わりに準特急が増やされたほか、発車時間も調整されたため、一般利用者には大きな影響は出ないようです。
料金(400円)
目的地に関係なく、指定席料金は一律400円です。
事前購入せずに乗車できますが、300円の追加料金が必要なうえ、満席であれば座れないという地獄を味わうことになります(笑)
なお、府中&京王永山から乗車する場合は、無料で乗ることができます。
300円→「庶民的やね」
400円→「妥当なところかな」
500円→「ちょっと高いかな」
700円→「ボッタくりや」
900円→「誰も乗りません」
引用元の前回記事:京王線・新型有料特急の停車駅を予想してみた
前回記事では上のように書いていましたが、私的には”妥当なところ”になりました。
300円なら安くて常に満員ですが、100億円程度の設備投資費の回収が遅くなってしまいますし、逆に高いと座る人が減って空席が出来てしまいます。
今回はちょうどその中間を狙った印象です。
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予約方法
運行開始が2月22日、発表が1月24日という超電撃的なプレスリリースでした。
運行されるまであと一か月以内ということで、実際に乗ってみたいという方も多いと思います。
ということで軽く予約方法をまとめました。
- 新宿駅にある専用の券売機
- 専用webサイト「京王チケットレスサービス」
のどちからで当日予約することになります。
詳しい情報(例えば、早い者勝ちなのか、駅ごとに指定席数が割り振られているのかなど)はまだ分かっていません。
なお、クレジットカードの京王パスポート会員は前日予約が出来たり、ポイント支払いができるなど少し優遇されます。
高尾線への運行&朝の運行はなし
数年前のプレスリリースに掲載された通り、高尾線への有料特急の運行はありませんでした。
まずは本線で実験的にデータを蓄積しながら、様子を見ていくという感じでしょう。
沿線の皆様は数年後に期待ですね。
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京王ならではのサービス(おまけ)
京王ライナーの運行時は全席でコンセントが使えるようになるほか、車内照明が暖色になって落ち着いた雰囲気で帰宅時間が楽しめるとのこと。
また新宿駅停車中のBGMは、和田一樹さんが作曲したオリジナルのクラシックソングを流す予定です。
ないよりはいいですね(笑)!(失礼)
データソースは公式サイト
・『当社初となる有料の座席指定列車「京王ライナー」が夜間時間帯で運行開始!(PDF)』
・『京王線・井の頭線のダイヤ改正を実施します(PDF)』
となります。
記事は以上です!
【続き】京王ライナー、実際に乗ってみました!
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