≪図解≫SuicaとPASMO|払い戻し手数料¥0になる場合は?

シェアしてもらえると大喜びします!

 

今回はスイカ(Suica)とパスモ(PASMO)の返却・払い戻し方法とその料金について説明します。

 

今はパスモの定期を使っているから、以前使っていたスイカを払い戻したい
スイカが3枚もあってうっとおしい。不要な2枚は返却したい
地方に引っ越すことになったから、もうパスモはいらない

のように様々な事情で今使っているICカードを返却したい方がいると思います。

 

さて、SuicaもPASMOもデポジット金500円を預けるという点では同じですが、返金の場合は少し状況が違ってきます。


◆手数料のザックリまとめ

PASMO=残金に関わらず、全額返金される

Suica=残金から手数料220円が引かれる(※残金0円の場合は手数料は引かれない)

つまり、Suicaを返却する際はチャージ残高をすべて使い切ったほうが良いですが、PASMOは残高がいくらであっても損得に変化はないということ。


スポンサーリンク

払い戻す前に注意すること

 

払い戻しをする前に注意してほしいことがあります。

Suica・PASMOは何度も繰り返して使えるICカードで、使い捨てではないということ。まだ使えるのに間違って返却してしまう人がいるそうです。

以下の場合は、払い戻す必要はありません。例えば、、、

 

①チャージ残高を使い切ってしまった場合

⇒駅の券売機で再度、お好きな金額をチャージすることができます。

 

②定期の有効期限が切れてしまった

⇒駅の券売機または窓口で再度、定期を継続して購入することができます。

 

③定期券は要らないが、ICカードとして継続利用する場合

⇒駅窓口で、定期券部分だけを払い戻すことができます。(つまり、スイカやパスモはそのまま使えます)

(参考サイト:PASMOの払いもどし―株式会社PASMO)

 

払い戻しできる場所

 

PASMO

パスモ(PASMO)

関東圏私鉄の窓口で払い戻しできます。

具体的には‥‥

⇒小田急・京王・京成・京浜急行(京急)・埼玉高速鉄道・つくばエクスプレス・西武・多摩モノレール・東京急行(東急)・東京メトロ・都営地下鉄・東武・横浜市営交通‥‥などがあります。

なお、JR東日本では受け付けていません。

 

また、PASMOを購入した鉄道会社以外であっても、PASMOを扱う私鉄であれば、返却(払い戻し)することができます。

例:小田急電鉄で購入したPASMOを、東京メトロで返却する

 

ただし、期限がまだ残っている定期券を払い戻したい場合は、定期券を購入した鉄道会社でしか受け付けていません。

例:京王線で契約したパスモ定期券は、京王電鉄でしか払い戻しできない

 

Suica

SUICA(スイカ)

JR東日本の窓口で返金できます。

※東京モノレールや東京臨海高速鉄道では、それぞれ「モノレールSuica」と「りんかいSuica」という独自のスイカを発行していて、これらはその路線でしか返却できません(JRでは返却できません)。

スポンサーリンク

払い戻しの具体例4つを紹介します

 

例① PASMO

デポジット500円

 

PASMOの場合は手数料がなく、チャージ残高は全額返ってくるので、返金に損得はありません。

 


よって返金額は、、、

返金額=チャージ残高+デポジット金500円


 

しかし、Suicaの払い戻しの場合は、残高によって返金額に損得が発生します。先程も書きましたが、一番お得なのは残高が0円の時です。

Suicaの払い戻しを具体的に見ていきましょう。

(参考サイト:払いもどし―JR東日本)

 

例② Suica(残金が220円より多い場合)

Suica800円残高

 

図のように、800円の残高があるSuicaを払い戻した場合です。

デポジット500円と残高800円が返金され、残金800円から手数料の220円が引かれるので、、、

 


返金額=500円+800円―220円=1080円

となります。


 

例③ Suica(残金が1円~220円の間)

%e7%84%a1%e9%a1%8c%e3%81%ae%e5%9b%b3%e5%bd%a2%e6%8f%8f%e7%94%bb-19

 

では、残金が手数料の220円以下である場合はどうなるのでしょうか?

その時は、デポジット金500円のみが返金されます。

 


返金額=500円

となります。


 

例④ Suica(残金が0円)

%e7%84%a1%e9%a1%8c%e3%81%ae%e5%9b%b3%e5%bd%a2%e6%8f%8f%e7%94%bb-20

この場合は、手数料が発生せず、デポジット金の500円のみが返金されます。Suicaを返却する場合、一番得するのは残金が0円の時です。


返金額=500円


スポンサーリンク

Suicaの残金を0円にする方法

640px-NewDays_KIOSK_in_Sendai_station

「残り132円!どうやって使い切ろうか?」

500円ぐらいあれば、何か飲み物を買ったり、定期券として使ったりすることができますが、このように微妙な金額が残ってしまうと、使い道がなくなってしまいます。

 

そんな場合は、Suica支払い対応のキオスクや売店で、残金以上の商品を買いましょう。Suicaでの支払いは、JR東日本や関東私鉄ほぼすべての売店で対応しています。

その際にスイカでの支払いを選択し、不足分を現金で払うことで、Suicaの残金をゼロにすることができます。

 

最後に

 

PASMOとSuicaは共通点が多いですが、返金の際はPASMOが手数料不要なのに対して、Suicaは手数料220円が必要な場合がありました。

Suicaを払い戻したい際は、残金をゼロにすることを覚えておけば損はないでしょう。

 

 

以上です!

スポンサーリンク

_

関連記事もどうぞ

シェアしてもらえると大喜びします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です