【悲報】中央線のグリーン車導入はどうやら遅れるらしい
こんにちは。
さて、今回は中央線沿線ユーザーがひそかに楽しみにしていたグリーン車について書こうと思います。
私たちがこのニュースを知ったのは2015年のプレスリリース。
そのプレスリリースでは、2020年度、つまり東京オリンピックイヤーに導入する予定でした。沿線住民はまだかまだかと待ち望んでいた人も多いはず。私もその一人でした。
あの朝の殺人的混雑がマシになるかもしれませんし、第一、混雑の激しい中央線で座って通勤・通学できるのは朗報だったに違いありません。
ですが、、、今回、その計画が延期になってしまったようです。
まずは本題の前に、中央線のグリーン車計画の概要を軽く説明しておきます。
中央線グリーン車の概要
・予定図
(引用元サイト:中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について―東日本旅客鉄道株式会社、※PDF形式で開きます)
何だかコラ画像のようですが、JR東日本の公式ニュースリリースに掲載されていたものです。
グリーン車は既に、東海道線や常磐線などで導入されているので、基本的には、その車両が中央線カラーのオレンジで塗装されると考えれば大体正しいと思います。
・10両を12両にし、増えた2両をグリーン車に
さて、勘違いをしている人が多いらしく、ここは少し解説しておかなければいけません。その勘違いというのは、「JRの計画では、これまでの10両はそのままで、そのうちの2両をグリーン車とする」というもの。
もしそれが正しいなら、私は確実にキレているでしょう(笑)。ただでさえ混雑が激しいのに、グリーン車なんかに入れ替えたら、混雑で押しつぶされるって。
実際はそうではありません。JRの計画では、これまでの10両にグリーン車2両を付け加え、合計12両編成にするというもの。そのため、グリーン車が2両増える分だけ、輸送量は増加し、混雑緩和につながるとされています。
※グリーン車導入につられて利用者が増加し、混雑がさらに激しくなることもあり得ますが(笑)。
(引用元サイト:同上)
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中央線グリーン車は、2020年度に導入のはずだったが、、
順調にいけば、2020年度に念願のグリーン車がやってくるはずでしたが、今日の発表で延期することが分かりました。
その理由はというと、各駅の拡張工事が遅れているためです。
立川や八王子といった主要駅以外の駅は、12両のグリーン車付き快速を停車することができず、新たにホームを拡張する必要があるのです。
御茶ノ水駅は、バリアフリー化工事と重なっていることから、ホームの拡張工事が遅れているそうです。
下は私が撮影してきた御茶ノ水駅のホームの写真です。御茶ノ水駅はホームが狭く、2車両分ホームを延長できるとしたら、御茶ノ水橋口側のホーム下のスペースしかありません。
冨田哲郎社長によると、「5年も遅れることはない」とのことですが、どれだけ遅れるのか具体的な情報は乏しいままです。
(参考サイト:JR東日本、中央線のグリーン車計画を延期―産経ニュース)
1ユーザーとしての意見
最後に一人のユーザーとしての意見を述べておきましょう。
私の中では、朝は優雅にグリーン車で通勤するささやかな夢を抱いていました。自分では”ささやか”と書きましたが、中央線沿線に住み続けようかどうかを決める重要事項でした。が、今回の報道で一気にしぼんでしまいました。
延期といってもおそらく1年程度なので、そんなに影響があるわけではありませんが、、、
私と同じようにガッカリした方も多いのではないでしょうか?
ということで、中央線のグリーン車は2020年度から5年以内まで延期ということは分かりましたが、いつまで延期かどうかはまだ分からないのが実情です。
今後の続報に期待しましょう。
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ではでは、、、
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