【SPI】言語・非言語でやらかした大失敗とその対策を書いてみる
こんにちは。
就活と大学の期末テストの猛攻がやっと終わって、ほっとしているキング・ブログ・スライムです。
私は東京の私立大学(政治経済学部)に通う2018卒の大学4年生です。
皆さん(19卒)の一つ先輩ですね。
就活生時代は、企業にエントリーするたびにSPIを受験していました。受ければ受けるほど問題慣れして解答も早くなってくると考えたからです。
私は文系の中でも数学ができる方だったので、私文が苦戦する非言語(数学的分野)にはあまり苦しめられなかったのが幸いでした。
そのときは特に事前勉強することなく解いていたのですが、後になって重大なミスに気づきます。
今回のポイント!
・SPIは普通のテストとは採点形式が全く違う
・(面倒でもそこそこ頑張れば解ける)問題は飛ばさないこと⇦最重要!
・超難問は無視するべし
・SPIノー勉の高学歴は痛い目に遭いますよ(笑)
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今回はこんな内容
SPIの基礎知識
重大なミスについて扱う前に、先にSPIの基礎知識を紹介しておきます。
初めて受験する人もいるので軽く説明しておくと、SPIとはリクルート社が提供している能力判断テストのことです。
自宅や大学でも受験できるウェブテストと違い(そして替え玉も簡単!)、SPIは指定された試験会場で受けなければいけません。
※近くにラーメン屋があれば、SPIでも50円で替え玉受験ができるといううわさを聞いたことがあります。もちろん嘘
・基本は言語・非言語の2つ
問題構成は「言語(≒国語)」と「非言語(≒数学)」の2つです。
なお、外資系企業や日系大手企業の一部では、上の2つに加えて「構造力把握」や「英語」が課せられたりすることもあります。
関連>>>【就活】SPI英語の難易度が、予想以上に難しかった件
・1度受けたら、その結果は何度も使いまわせる
例えば、A社で1度『言語・非言語』を受験した場合、次のB社やC社ではその結果を使いまわすことができます。
就活生から見れば、結果が良かったテストを送信することができますし、企業としてもコストでしかないテスト代を削減することができます。
ウィンウィンですね(笑)
もちろん再度受験したい場合は、2回目以降も受験することはできます。
・人によって問題が違う
一般に言われることですが、SPIの最大のポイントは、人によって出題される問題が違うということ。
より踏み込んでいえば、その人の学力水準に合わせて問題が出題されているということ。だから、以下のようなことが起こりえます。
~テスト後~
~結果発表後~
その人の学力によって問題が違っているので、単純に正解率だけでは優劣のつけようがありません。
簡単な問題で正答率が良い人よりも、難しい問題に沢山ぶつかって正答率が少し悪い人の方が評価が高い可能性もあります。
・偏差値で判断されると言われている
これには諸説ありますが、企業に送信される結果は、単純な点数ではなく偏差値で送られると言われています。
また、単なる知的能力の高さだけでなく、その人の問題の解き方から性格などをあぶりだし、その結果を企業に伝えていると聞きました。
確実に言えるのは、人によって出題される問題が違うので、正解率などの単純比較はできないということでしょう。
SPIは使いまわせると先ほど紹介しましたが、受験慣れすれば点数は上がると思ったので、私はテストがあるたびに受験しました。累積で6,7社は受けたと思います。
私はあれこれ攻略法を考えて受験するのが嫌いで、試験前には調べませんでしたが、試験が終わってネットや友人情報を聞いてみると、壊滅的にミスったところが何点かありました。
そのミスと対策法をポイントとして紹介します。
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ポイント① 面倒な問題が出ても、飛ばしてはいけない
SPIのテストには、回答画面の右上に、常に回答済み時間と経過した時間の2つの指標が出ています。下の図は、私が実際に受験したPC画面を参考に自作したもの。
図から分かる通り、①は回答済みの時間、②は経過した時間です。
①、②が時計回り(⇒の方向)に進んでいき、どちらかが一周したらテストが終了です。
上の図では①より②が多いですが、これは使った時間に比して回答が間に合っていないので、時間不足になります。
私は元々せっかちな性格である上、大学受験の頃に身につけたすべての問題を解き切ってなんぼだという意識もあり、(解けるが時間が掛かるような)面倒な問題を飛ばして、すべての問題を解き切ろうとしてしまいました。
これが大失敗でした。
結論から言えば、(時間は必要だけどそこそこ頑張れば解ける)問題を飛ばすと、コンピューターが「こいつはこの問題すら解けないんだ」と判断し、評価が落ちてしまいます。
先ほど偏差値で評価すると書いたように、解答率などではなく、その人がどれだけ難しい問題を解いたかということを基に判断するとされています。
仮に時間が切迫していても、そこそこの時間があれば解けそうだと判断した場合は、絶対にその問題を解くべきです。
また、私のように全問解こうと焦る人がいますが、SPI全問を解き切れる人間はほとんどいません。(ほとんどどころか皆無?)
難関の総合商社や外資コンサルのボーダーを通過した人ですら、全問解き切った人は少ないので、解き切ろうと考えないことです。
1つ1つの問題に挑んで、時間切れになったら途中で終わるぐらいのイメージを持っておくといいと思います。
※全問解き切るとは、上の図で言えば、①が②よりも先に1周してしまう状況です。
面倒でも解ける問題は、しっかりと解答しよう
ポイント② 超難問は無視すべし
先ほどは問題は飛ばしてはいけないと言いましたが、それは自分の学力なら何とか解ける範囲の問題であって、煮ても焼いても解けないような問題は、すぐに飛ばすべきです。
上の図であれば、①が全く進まずに、②だけがどんどん進んでいくという状況です。恐怖しかありませんw
極論ですが、、、
という感じ(笑)
もちろんSPIに数学オリンピックの問題なんて出ませんが、あくまで極端な例として。
どうやっても解けない問題に時間を割いていても解けないだけですし、時間が無駄になります。
ムリなら飛ばしましょう。
絶対に解けない問題はすぐに飛ばして時間を節約しよう
ポイント③ 高学歴ほどSPIの勉強をすべし
自分で学歴が良くないと自覚している大学生は、大学3年生のうちからは止めに就活対策を始めています。当然、SPIの勉強もやっています。
一方、東大や京大、一橋、東京工業大のような一流大学を出ている大学生ほど、SPIを心の底から舐めたおして全然勉強しません(笑)
私の友達で難関大学を出ている人がいましたが、「SPIなんて余裕だろ?」と豪語してほぼノー勉で挑んだ結果、「予想以上に難しかった」と死にそうな顔で帰ってしました。
※可愛そうだと思いつつも、私の心が澱んでいるのか、「ざまあみろ♡」と思ってしまったのですが(笑)
私自身、国立志望だったこともあって数学には自信があり、ほぼノー勉で挑んだ結果、上の高学歴の人と同じ結果になりましたw
大手ディベロッパー5社のうち4社にエントリーしましたが、筆記試験を通過したのはそのうちの3社(落ちたのはT急不〇産)。
筆記試験に通過しないと、どれだけ熱意があっても面接すらしてもらえないので、この段階で落ちるのは本当にもったいないです。
もちろんですが、あまり学歴が良くないと自覚している人は、早めに勉強して舐めている高学歴の奴らを倒すために頑張ってください。
高学歴ほどちゃんとSPIを勉強してください
まとめ:SPIは慣れが重要
①~③のポイントから分かるように、SPIを効率よく解いて自分の実力を発揮するには、事前に解き方を整理しておくことも重要ですし、実際にたくさん受験してみることが重要です。
大学入試の過去問も始めは時間が足りなかったり、問題の癖に悪戦苦闘してなかなか解けなかった経験ってありませんか?
でも、数をこなすと問題に慣れて楽に解けるようになってきますよね。
テストセンターも全く同じ。数をこなして時間配分や問題傾向を掴んでいきましょう。
あとは情報収集も大切。
SPIの傾向や体験談など、自分なりの情報を事前に仕入れておくことをオススメします。
去年、皆さんの1つ上の18卒として就活戦線で玉砕してきましたが、『情報を制すもの、就活を制す』という格言も正しいなあと痛感しました。
今はネットの時代ですので、面白い就活サイトをうまく見つけるのが成功のコツでもあります。私が1年前に使っていたサイト『就活ノート』が尖っていてオモロイかったので紹介します~
無料会員登録すると、全て無料で読むことができます。一例として下の内容があります。
- 先輩が実施に書いて通過した1000社以上のESを覗き見
- 志望企業についての選考情報(過去にどんな質問があったかなど)
- 就活における合コンの重要性を熱く語った女子大生が書いた、謎めいた体験記
みん就に乗っていない情報もしれっと載っていたりします(笑)
あとは当然ですが、問題集は購入しましょう。※ケチって就活に失敗してもシャレになりません。
時間に余裕がある今のうちからしっかりと練習しておいてください。
おすすめするのは下の問題集です。アマゾンでも人気
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