【青春18きっぷ】雄大な山岳!高山本線(富山~岐阜)に乗ってみた
こんにちは。キング・ブログ・スライムです。
数日前に、京都から北陸の金沢まで青春18きっぷを使って移動し、21世紀博物館や湯涌温泉などを楽しんできました。
今年の夏の青春18きっぷ旅行の中で一番楽しみにしていたのが、実はこの高山本線。
事前の調査で「ディーゼルカー」かつ「単線」かつ「山岳地方を走る」と聞いていたので、確実に面白いと予想していました。
今回は、始発駅の富山をスタートして、途中で高山に1泊して、次の日に岐阜駅まで行くというルートをとります。
関連>>>【飛騨高山】古い町並み『さんまち通り』を散歩してみた
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富山⇒猪谷(14:05⇒15:03)
始発は富山駅からです。
平日昼間なので電車が空いているだろうと高山本線を見くびっていたところ、初めからカウンターをくらわされました。
学校終わりだと思われる高校生の大群が電車に乗っていたため、車内は大混雑。席に座れないどころか、落ち着いて立つ場所すら見当たらず、、、
完全に予想外でした。
ですが、富山駅を出て5,6駅ほど進むと高校生も降りていき、次第に空いてきます。
笹津駅あたりになると次第に周囲の平野が狭くなり、山岳地域に突入し始めます。
人もかなり減ってきて、幸運にも後ろの車両の車掌室が開いていたので、そこから撮影をしました。
「人生は終わりが無いようで、終わりがある」という言葉が、ずっと続いているようで終点がある線路を見ながらふと頭をよぎりました。
うん、どうでもいいですね(笑)
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猪谷⇒飛騨古川(15:08⇒15:59)
猪谷駅はあまり目立たない駅ですが、JR西日本(富山側)とJR東海(岐阜側)の境界駅なので結構重要です。
特急などの直通列車をのぞいて、各駅停車のほとんどはこの駅止まりで乗り換えです。
一見するとボックスシートが備えてありそうな外観ですが、全車ロングシート(笑)
美濃太田行きでしたが、諸事情により飛騨古川駅で降ります。
ロングシートというJR東海のいたずらのために景色が楽しめず、大人を含めて多くの乗客が体をよじらせて外を見ていました。
私は席に座るだけでは間に合わず、立ちながら絶景を眺め、写真撮影をしていました。
下の写真は、鉄橋の上から見た様子です。猪谷から南の区間ではこんな絶景が何度も繰り返されます。
飛騨高山の雄大な自然を楽しんでください。
下の写真は最後尾から見た様子です。ワンマンカーなので車掌さんはおらず、最後尾からの撮影も気を遣わずにできます。
下は私のお気に入りのカーブです。
窓越しなのでどうしても車内照明が反射してしまいますが、先の線路が曲がっているのが見えるでしょうか?
この曲がった線路が先に見える感じが好きです(笑)
飛騨細江駅周辺になると、少しづつ町が現れ始めて山がなくなってきます。
下の写真でも分かる通り、だいぶ平坦になってきました。近くに人が住んでいる証拠に、水田も広がっています。
飛騨古川駅で小休憩(15:49~16:58)
ご存知の方も多いかもしれませんが、飛騨古川駅はどんな駅(何で有名な駅)でしょうか?
そうです、映画「君の名は。」の舞台となった街の一つです。
上映が始まってから1年たっているので、死ぬほど見たかったわけではありませんが、どうせなら寄ろうということで降りてみることに。
田舎なので、一度降りると1時間に1本しか電車がありません。ひどい時は2時間に1本なので、見たい人は覚悟してください(笑)
君の名は。という言葉を聞いて連想する色は”空の青”だと思います。飛騨古川の空があまりにもきれいな青だったので、最後の写真は市役所に植えてある松をセットにして空を撮影してみました。
そして、下の写真は駅のホームに貼っていたマップ。
日本人だけでなく、外国人向けの世界地図もありました。
ヨーロッパや中国、台湾、アメリカなど世界各国から人が集まっていて本当にびっくりしました。
しかし、全員が本当でしょうか?
本当だとしたら、上の〇位置から来た人は、本当に尊敬します。多分、、、サンタさんですね(笑)
1日目は高山駅周辺の宿をとり、そこで休むことに。
そして、2日目の朝に高山の古い町並み”さんまち通り”を観光してきました。
記事はこちらから⇒『飛騨高山の古い町並み『さんまち通り』を散歩してみた!』
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【2日目】
高山⇒美濃太田
昨日と同じ車両です。
またまた”当たり”を引いたのか、2両全てがロングシート車。
昨日の猪谷~高山区間と同様に、車窓から見える雄大な景色はやはり絶景でした。
山奥なだけあって、発電用や貯水用のダムが結構見つかります。
なるべく最短距離で行くためなのか、高山本線は山の中腹の左右を鉄橋でつないで、右の山と左の山を交互に移動しながら進んでいるようです。
昨日から乗り続けながら今頃気付きましたが、恐らくそうなっています。
湖面や山頂付近には霧が発生していてとても幻想的でした。ダム湖も多いです。
(下の写真)山の中ですが、途中で一瞬だけ複線になります。
美濃太田⇒岐阜
富山や高山方面から南に下ってきた場合は、ほぼ100%の確率で美濃太田での乗換になります。
終着駅の岐阜まで一本で行きたいですが、そうはいきません。
JR東海区間では時々あるのですが、各駅停車であっても(古い)特急用車両に乗れることがあります。
今回はその時々にぶつかったようです。さっきはロングシートで我慢したので、まあプラスマイナスゼロというところでしょうか(笑)
美濃太田から岐阜までは各駅停車で約30分ほど。一瞬で到着してしまったので、特急車両を楽しむ時間もありませんでした。
どうせなら、高山~美濃太田間を特急車両にしてくれればよかったのに(笑)
さて、高山本線は富山~岐阜間なので、ここで終了です。
まとめ
日本アルプスの南側を通るだけあって、雄大な山岳地域の車窓には目を見張るものがあります。
また途中には、君の名は。で一躍有名になった飛騨古川駅や、平成28年の12月にユネスコ無形文化遺産に登録された高山祭が開かれる高山など、最近ホットな駅も多いです。
使われる車両はJR東海の通勤車両と少し味気ないですが、車窓や観光スポットなど、魅力が多い路線だと思いました。
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★飛騨高山の観光地
⇒『飛騨大鍾乳洞』『古い町並み『さんまち通り』を散歩してみた』
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ではでは、、、
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