【就活】400社にエントリーした猛者に遭遇した話

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下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる

こんにちは。キング・ブログ・スライムです。

数日前の6月1日から面接が解禁され、大手企業の面接が一気に始まりました。大学4年生は就活において最も忙しい時期かもしれません。

 

多くの就活生は、6月1日の面接解禁までにたくさんの会社にエントリーして、持ち駒を増やすのが一般的です。

私の場合は少なめで20~30社でした。もっと少ない人は5社とかですし、多い人は50社エントリーする人もいます。

サークルの友人等に聞いてみたところ最大でも50~60社程度で、100社以上、つまり3桁はいませんでした。

 

就活イベント・交流会などに行くと、バックグラウンドが違う色々な人に出会うことができます。

大学や学部、出身が違えば、エントリー数や受験する会社も違ってくるもの。ちょっとした異文化交流ですね(笑)。

さて、数日前に渋谷で開かれたイベントに参加してきたのですが、今回はその時に出会った”猛者”の話をしたいと思います。

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”猛者”との会話の一部始終

猛者さん以外は至って普通でした

そのイベントでは、同じテーブルに私以外の就活生が3人座っていました。合計4人です。私の目の前には、今回の主役である”猛者”がお座りになっています。

その時の会話の一部始終です。

 

就活上手くいってますか~?
猛者
ええ好調ですよ
(初対面でこの発言はよほど上手行ってるに違いない、、、)凄いですね
猛者
いえいえ私なんか大したことないですよ~まだ3社しか内定ないです

※当時は5月下旬。因みに面接の解禁は6月1日。

内定がない人の前でよくそんなことを、、、

 

 

 

猛者
何せ400社以上エントリーしましたからね(ドヤ顔)

 

 

 

猛者
3月1日の説明会解禁日から一気にエントリーしたんですよ。家族総出で
家族も動員?
猛者
とりあえずマイナビとリクナビを使って、画面に出てくる企業に手あたり次第エントリーしました
説明会とか面接とかヤバくないですか?(唖然)
猛者
ずっと忙しかったですね。1日に3社説明会とかザラです、あと面接では考えなくても言葉が出てくるようになりました(ドヤ顔)
だから面接慣れしてるんですね(唖然)
猛者
内定も既に3つありますよ(ドヤ顔)

 

ちょっと何言ってるかよく分かりません

 

人間は予想をはるかに超える状況に出くわしたとき、それが確かに事実であると認識するまでに時間がかかるようです。

400社以上にエントリー?

ちょっと何言ってるかよく分かりません。

 

一般に就活業界では、エントリーは多くても30~40社にするべきだと言われています。

50社以上エントリーする人もいますが、興味のある企業がそんな多いわけないですし、企業研究するのも大変。というより不可能です。

 

つまり、『50兎を追う者は1兎をも得ず』ということ。行きたい会社に集中するためには、最大でも40社までにとどめておいた方が良いのです。

私自身、エントリーした会社数は20~30社程度でした。

 

よくテレビのインタビューで100社受けてまだ内定がない(泣)という大学生がいますが、傍から見ると明らかに受けすぎなわけです。

 

100社で無理なら、400社受ければイイ!

 

エントリーするのは最大でも40社程度で、それ以上受けてもむしろ内定しづらいと言われている就活。100社なんて受けようものなら、企業研究の時間が取れずに全滅するのが普通です。

ですが、世の中にはそんな常識を覆して成功する猛者もいます。

 

100社で無理なら、400社受ければいいんですよ。

by 就活の猛者

彼の常識にとらわれない姿勢には感服しました。真面目な私の頭からこんな発想は生まれません。

 

麒麟の田村が、幼少期の極貧体験を語っている時に、ご飯を噛み続けて味がなくなって普通の人ならそこで諦めて飲み込んでしまうがそれでもあきらめずに20分ほど噛み続けるとフワッと甘みがする『味の向こう側』という革命的発見(?)を紹介していましたが、それに近いです。

『味の向こう側』にならって、『エントリーの向こう側』と名付けましょう。

 

”エントリーの向こう側”に行ってみるのも悪くない

 

彼曰く、数百社も受けると面接慣れしてくるし、考えなくとも自己紹介や自己PRができるのだとか。

面接が始まってくる4月下旬からはクソみたいに忙しく、1日に3社面接・説明会があった時もあり、意識がもうろうとしていたそう。

確かにそれだけ受ければ、ガクチカや志望理由はそれっぽいことを考えなくともペラペラ喋れるようになるはずです。

まあ理想とはかけ離れていますが(笑)

 

また、猛者によると、実際に受けてみないとその企業が自分と合うか分からないので、互いの相性を調べる意味でもいいんだとか。

面接で重視して聞かれるところも千差万別で、例えば、志望動機を大切にするところもあれば、頑張ったところを大切にする企業もあります。

まあ理想的ではありません。理想ではありません。ただ一定の合理性は認めざるを得ません。

参考記事『【就活】19,20卒に伝えたい!私がやらかした面接失敗談

 

因みにですが、企業研究はほとんどしていなかったそうです。

例えば面接で「うちの企業の何に惹かれた」と問われれば、業種を思い出しつつソレっぽいことを適当にベラベラ喋っていたそうです(笑)

最高!(笑)

 

”エントリーの向こう側”19、20卒の皆さんもやってみては?

 

400社エントリーすると面接や説明会等で尋常じゃないレベルで体力を使うそうなので、だれにでも実践できる方法ではありません。

ですが、彼曰く数百社受けると気が合う企業が見つかり、ほぼ確実に内定がとれるそうです。

 

もちろん就活の本質は自己実現できる企業を見つけることですが、こんなやり方もあるのだと知ってもらえればと思います。

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