蝶の数が尋常じゃない!『こぶちさわ昆虫美術館』に行ってみた
こんにちは。キング・ブログ・スライムです。
少し前に小淵沢周辺に観光に行ってきました。
目的は「ハイレール」という、JR東日本が運行する星が見える列車でしたが、電車が出るまでに3時間ほど余裕があったので、駅周辺を観光してみることに。
1つは「旧平田家住宅(※体験記に飛びます)」で、もう一つは今回行く「こぶちざわ昆虫美術館」です。
その名の通り、蝶やカブトムシといった世界から集めた昆虫を展示している美術館です。
今回は、実際に行ってレビューをしてみました。
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基本情報
◆場所(地図)
〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町1270
◆基本情報
・入館料:16歳以上(高校生)400円、中学生以下 無料
・開館時間:午前9時~午後5時
・休館日:5月~7月 火曜日休館
8月 無休
9月~11月 火曜日休館
12月~4月 冬期休館
小淵沢駅から徒歩20分
小淵沢駅からこぶちざわ昆虫美術館までは、歩いて約20分の距離にあります。
美術館までは田んぼ道が続きます。
稲穂も黄金色に色づき始めています。
もう少しで稲刈りということで、田んぼの水が抜かれていました。
「花パークフィオーレ小淵沢」の中にある
目的の昆虫美術館は、花パークフィオーレ小淵沢という公園の中にあります。
花パークフィオーレ小淵沢自体は、入場料無料です。
ちょっと古いですが、無料にしては管理がされています。
場内から見える日本アルプスなどの山々が魅力的。
花パークという名前だけあって、季節の花がとってもきれいです。
9月上旬でしたが、夕方だけあって涼しく、余裕があればあと1時間でもゆっくりしたかったです(笑)
さらに進むと、子供が遊べる遊具がある広場が見つかりました。
(上の写真)カブトムシを発見しました!
こぶちざわ昆虫美術館はもうすぐあるようです。
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こぶちざわ昆虫美術館に到着
公園は広いですが、標識があるのでそれに従えば迷うことはないはず。
花パークに入場して約5分ほどで到着しました。
展示を見てみる(蝶編)
大人料金400円を支払って、展示を見てみることに。
因みに中学生以下の小人は無料です。
家族で行く場合は料金の高さがネックになることが多いですが、家族連れにも優しい料金設定です。素晴らしいですね。
始めは「蝶」の展示がありました。
1部屋目ですが、ちょうの多さに圧倒されました(笑)
しかし、ちょうはこの部屋だけではありません。あと数部屋続きます。
※コレクター兼館長の塚田悦造氏の収集は、蝶がメインだったそうです。
下はオオルリアゲハの標本です。
角度によって少しづつ変化する羽の輝きが何とも魅力的でした。
しかも驚いたのは、日本だけでなく海外産の割合が多かったこと。
館長の方が30年以上かけて実際に現地に行くなどして採集したそうです。
本当に好きなんですね(笑)
オオムラサキもいました。
日本の国蝶であり、その巨大で美しい羽根に魅了される人も多いはず。
数が少ないことから、準絶滅危惧種に指定されています。
東京や大阪など都市部では絶対に見つけられないオオムラサキですが、職員さんによると、この博物館周辺では、時々ひらひらと飛んでいるそうです。
運が良ければ、オオムラサキが見られるかもしれませんよ!
1部屋に1カ所ずつぐらいで簡単な説明があります。
初歩的なことが分かりやすく説明されていて、お子さんでも理解できると思います。
集団給水の意味について解説してあります。
確かに集団になって水を飲んでいるイメージもありますね。
展示を見てみる(その他編)
1階受付の目の前には、ゴロゴロとハチの巣が転がっていました(笑)
もちろんスズメバチはいませんのでご心配なく。
蝶も美しいですが、一番人気と言えば、やっぱりカブトムシなどの甲虫類だと思います。私も一番好きだったのはカブトムシ。
2階に上がると、目の前に本物の海外カブトムシが飼育されていました。
複数ケージがありましたが、特にテンションが上がったのは、アクタエオンゾウカブト(アクティオンゾウカブト)でした。
この何ともいえないドシンとした重厚感が素敵なんです。
もちろん現物だけでなく、世界中ののカブトムシ、クワガタ、コガネムシ、ハナムグリ、カミキリムシなど甲虫類の中でもスター選手が数多くそろえられていました。
今回はレビューなので、ゾウカブトだけ。
カブトムシの王であるヘラクレス、コーカサスオオカブト、ギラファノコギリクワガタ、その他図鑑ではおなじみの甲虫類が勢ぞろいでした!
虫好きやお子さんは嬉しいでしょうね~
次の写真は閲覧注意。
サソリやタランチュラが展示されていました。ゾッとしますね(笑)
ほかにも海外のゴ〇ブリなども展示されていましたが、さすがに掲載しませんでした(笑)
館長はどうやって集めんたのでしょうか?まさか、、Gを手で採集???
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蝶の大群
そして一番驚いたのは、確実にこれです。
一応断っておきますが、絵ではありません。
全て本物の蝶!圧巻です!
蝶自体がもともとキラキラしていて美しく、それがこれだけ集まると、まさしく圧巻。
メネラウスモルフォという蝶です。
なお、展示の内容が全国的にも優れているらしく、皇室の方が研究のためにひっそりいらっしゃることがあるそうです。
実際、”髭の殿下”の愛称で有名だった寛仁親王さまが見学している写真も展示されていました。
標本の一部は購入できます
虫好き(特に蝶・甲虫好き)にはたまらない展示でしたが、一部の標本は何と購入することができます。
ヘラクレスオオカブトの標本も売っていました。
そんなにマニアじゃないという方には、こちらもおすすめです。
売店で売っていました。
1匹1000円の「ホンモノ入りキーホルダー」です。
レプリカではなく、本物が入っています。売店の方によると、インドネシアなど海外から輸入しているのだとか。
タマムシが綺麗だったので、1匹購入しました(笑)
あとは近くにいた子供たちに人気だったのは、メモ帳やノート、下敷き、バッジなどでした。
最後に
しっかりと数えていないので分かりませんが、展示されているだけでも数千体はあり、結構な量があります。
更に言うと、展示されているのはコレクションの一部であって、奥の貯蔵室にもっと置かれているのだとか(笑)
親子連れの方が、予想以上のクオリティーと展示量の多さに感動しているのが印象的でした。
子供さんが虫好きであれば、親子そろって楽しめると思います。
もちろん、虫好きの大人であっても楽しめるでしょう。
館長の昆虫愛が節々に感じられる展示でした。
個人でこれだけ集めたのは、筋金入りで好きでないとできないでしょうね(笑)
小淵沢周辺の観光を検討している人は、一度行ってみるといいかもしれません。
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★小淵沢の観光地のまとめ記事
⇒『【地元情報アリ】小淵沢の観光スポット8つを紹介します』
★小淵沢駅
⇒『駅から徒歩10分!昔を感じれる『旧平田家住宅』に行ってみた』『蝶の数が尋常じゃない!『こぶちさわ昆虫美術館』に行ってみた』『走るプラネタリウム・ハイレールに乗ってみた話』
★それ以外
⇒『【君の名は。の聖地】立石公園から絶景の諏訪湖を一望してみた』
以上です!
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