【浦内川】西表島の山奥のジャングルを2時間かけて散歩してみた

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西表島のうっそうとした森の中にあるカンビレーの滝です

こんにちは。

キング・ブログ・スライムです。

 

少し前まで沖縄県の石垣島や黒島、竹富島などに旅行に行っていました。

この辺りの離島(石垣島、西表島、宮古島、竹富島、、、)をまとめてこの地域では八重山諸島と言っているそうです。

 

今回は西表島に行ってきました。

まだ知らない方もいるかもしれませんが、西表島は政府が推進する世界遺産候補地に選ばれており、島の9割ほどが国定公園になっています。

実際私が宿泊したホテルでも、ゴミの問題(西表島にはゴミ焼却場がない)などの説明を受けました。

部屋がきれいなど高評価なホテルでした⇒『villa西表(楽天トラベル)』『villa西表(じゃらん)

 

西表島には上原港と大原港があり、私が行ったのは少し規模が小さい上原港でした。

 

西表島といえば綺麗な海もありますが、それは石垣島など他の島でも遊ぶことができます。

最も特徴的なものといえば、イリオモテヤマネコを筆頭とする手つかずの自然ではないでしょうか?

西表島の自然を体感したいですよね~

 

上原港から送迎バスで約10分のところに西表島の自然を体験できる遊覧船乗り場があります。

そこから遊覧船で30分ほどのぼると、西表島の自然を体験できるトレッキングコース(散歩道)があるので、今回はそこに行ってきました!

 


今回のポイントを要約!

・フリープランやガイド付きなどプランは複数あります

・トレッキングコースはトイレは1カ所で、飲み物を買うところはありません

・本州にはない、西表島独特の自然が楽しめます

・足場が悪いので、足を痛めないよう気を付けて下さい


基本情報

★場所:沖縄県八重山郡竹富町上原870

 

★ツアー種類

ガイドブックに掲載されていたコース・ツアー表です

フリープランからガイド付きのツアーまで幅広くプランがあります。

今回私が参加するのは、「マリユド・カンビレーの滝」です。

内容としては、遊覧船で河川中流まで移動する(30分間)⇒ジャングルのトレッキングコースを進む(2時間)⇒下流にある遊覧船乗り場まで遊覧船で戻る(30分間)

の合計3時間でした。

 

その下にある「浦内川ジャングルクルーズ」は”ジャングルのトレッキングコースを進む(2時間)”時間を省いたプラン。所要時間は約1時間です。

 

因みに、石垣島から出ているお得な日帰りツアーもあります。

1日で有名観光地の「マリュウドゥの滝」+「星砂の浜」+「(水牛車で)由布島入園」が制覇できます。

往復フェリー代(3910円)や送迎バス、昼食も代金に含まれています!

>>>『【西表・由布 2島めぐり】石垣発・1日・昼食/ボート遊覧・日本の滝100選のマリュウドゥの滝・星砂の浜・水牛車体験 <指定ホテル送迎付>

由布島の水牛車行きたかったんですよね~

 

上原港から無料送迎バス

浦内川ジャングルクルーズと書かれています

ツアー会社が運行している無料送迎バスがあります。

石垣からのフェリーを待った後、上原港を9:20に出発し、10分ほどでカヌー乗り場に到着します。

 

ただし今回はフェリーが10分以上遅れたということで、バスは先に出発(笑)

バスがもうない場合は、フェリー会社(安栄、八重山フェリー)が運行している無料送迎バスを利用するのも手です。

 

遊覧船(フェリー)は1時間に1本

修学旅行生を乗せた臨時便です

私がトレッキングに来た日にはちょうど修学旅行生の集団がいて、10:30の定期便の少し前の臨時便に乗ってツアーに出て行っているようでした。

 

フェリー乗り場にはちょっとしたお菓子と缶に入ったパン、カップ麺などが売られている売店がありますが、離島中の離島だけあって料金は高いです。

あとあるのは自販機ぐらいですが、上流では全く水を飲める場所がないので、先に買っておくようにしましょう。

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クルーズに出発!

クルーズ船の様子です。閑散期であるはずの3月でしたが、席は半分以上が埋まっているなど、結構人がいました。

ここから船で約2キロメートルの距離を3分かけて上っていきます。

 

カヌーをしている人がいます。

遊覧船の波にやられていたようですが、大丈夫だったのでしょうか?(笑)

 

マングローブも色々ある

 

 

マングローブと一言でいっても種類は色々。

マングローブは特定の植物を指すわけではなく、熱帯や亜熱帯の川の河口にある汽水域(海水と川の水がまじりあう場所)に生息する植物の総称です。

この西表島の浦内川流域では、オヒルギやメヒルギ、ヤエヤマヒルギといったマングローブの木が自生しています。

 

2時間のフリータイム

裏内側のジャングルクルーズには遊覧船で往復するコースと、現地で2時間ほど滞在するコースの2種類があります。

どちらも料金は同じです(大人:¥1,800、子供:¥900)。

 

遊覧船に乗船した全員が現地で2時間滞在するプランを選択していました。

わざわざ西表島の山奥まで来て、そのまま帰るのはもったいないですよね。

因みに2時間以上の滞在も可能ですが、どの便で戻るかを事前にスタッフの方に伝える必要があります。

 

西表島の熱帯林を進んでいきます。

 

トイレは入ってすぐのところに1つ

浦内川上流のトレッキングコースには、トイレが船着き乗り場の近くにある1ヶ所しかありません。

これより上流にはトイレがないので、行きたい人はここで済ませておきましょう。

 

根が分厚い樹木。

スタッフの方の説明によると、昔はこの根本を切り取り、平坦な形を利用して船の舵などに使っていたそうです。

 

大きいゼンマイ(?)みたいなヤシの木?

 

船着場からカンピレーの滝まで、コースの全長は2、2キロメートルあります。

少し短いかなと思いましたが、コースが入り組んでいるうえ、山道ならではの高低差があるので、予想以上に時間がかかります。

 

ブツブツの木。本州では見たことがないですね。

たしかシダ植物の一種だったと聞いています。

 

ヤシの木みたいな植物です。

 

西表島ということで水が澄んでいて飲めそうですが、食中毒になったら嫌なので飲みません(笑)

 

そして石畳のハイキングコース上にも水が流れてきて、川ができています。

靴が濡れないよう、上手に忍び足差し足で進みます。

 

30分ほどゆっくり歩いてようやく1つ目の展望台です。

この上から日本の滝100選にも選ばれた「マリユドゥの滝」を一望することができます。

 

階段を進みます。

 

少し滝が遠いですね(笑)

昔は滝のそばまで行けたそうですが、通路が危険で怪我する人がいたということで、それ以来通行止めになっています。

写真では伝わりづらいですが、滝坪周辺は深く壮麗な外観となっています。

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カンピレーの滝へは約15分

ここから第二の滝「カンピレーの滝」までは約15分。

 

数日間は雨は降っていませんでしたが、森の中ということで土がぬかるんでいました。

足元を汚さないよう注意してください。

 

恐らくさっきの滝の麓へ続く分かれ道ですが、カヤックのパドルに「立入禁止」と書かれています。

 

トトロに出てきそうなうっそうと蔦が生い茂る巨木です。

樹齢は軽く数百年はいってそうですね。

 

順路の途中には小川が横断している場所があります。

飛び石が複数おいてあるので、これを使って上手く渡ってください。

と言ってもそんなに難易度は高くないので、高齢のかたでも通れると思います。

 

順路もかなり入り組んでいます。

 

ようやくカンビレーの滝に到着しそうです!

 

カンビレーの滝

 

ドドドドドドドドド!

と凄い水量の滝が目の前に現れました!

歩くこと約50分ほどで目的地の「カンビレーの滝」に到着しました。

 

川にはたくさんの穴ぼこが出来ています。

恐らく浸食によって弱い地層が削られたのだと思いますが、詳しいことは分かりません(笑)

あとは意外と深いので、不注意ではまらないように気を付けて下さい。

 

滝周辺の様子です。

川の流れる雰囲気やマイナスイオンが溢れる感じが伝わるでしょうか?(笑)

 

カンビレーの滝でのんびりしたり散策していると船出発まであと残り45分になってしまいました。

急いで船着場まで戻ることにしました。

 

そして急いでる時ほど注意ですが、上のようなグネグネした木の根っこや石段など、足を痛めるアトラクションが多く存在しています。

実際、40代ぐらいの子供がいる男性が足を捻っていて、痛そうに船着場まで戻っていました。

 

事前に足首をストレッチするなど、怪我対策をしっかりしてください。

以上です!

 


≪八重山諸島の周遊旅行についての関連記事です≫

★石垣島
⇒『ユーグレナガーデンで石垣産のミドリムシを飲んでみた

★西表島
⇒『西表島の山奥のジャングルを2時間かけて散歩してみた』

★離島
⇒黒島『黒島には美しい海と草原と牛以外は何もなかった』、小浜島『【石垣島発】3時間で帰ってこれる弾丸旅行(小浜島)』、竹富島『星砂の浜で『☆』を探してみた』『赤瓦の民家が素敵な竹富島

★飛行機
⇒『【無料&速くて快適】JALの機内Wi-Fi(国内線)を使った感想』『新ジンベエジェット(737-800)に乗ってみた

★フェリー、バス
⇒『【30分500円~】新石垣空港⇔市内を移動するバス』『安栄観光の『アイランドホッピングパス』を使った感想・コツ

まとめ
⇒『八重山諸島を旅行して感じた注意点と離島情報


 

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