安栄観光『アイランドホッピングパス』を使った感想・コツを書きます

セリアンブルーの海が美しい石垣港です

こんにちは。

キング・ブログ・スライムです。

私は少し前まで、石垣島や西表島など沖縄にある八重山諸島に周遊旅行に行っていました。

八重山諸島にある島には石垣島や西表島、竹富島、黒島、小浜島、鳩間島、波照間島、与那国島などがあるのですが、主な移動手段はフェリーです。

せっかく沖縄の離島に来たのですから、あちこち移動してみたいですよね。

その際に役に立つのは、安栄観光が発行している「アイランドホッピングパス」です。

一番期間が短いのはフリーパス３日券で、大人５８００円、小人２９００円です。

どのように使えばいいのか、そして実際に使ってみて感じたコツなどを記事にまとめようと思います！

今回のポイントを要約！

・フェリーは「石垣島⇔その他の離島」の移動が大半です

・島を２～３以上移動するなら、往復チケットよりアイランドホッピングパスの方がお得

・悪天候でもない限り、フェリーはそれほど揺れません

・強風や台風で欠航することも念頭に置いて計画を立てて下さい

アイランドホッピングパスの基本情報

黒島港に停泊する安栄観光のフェリーです

★料金

フリーパス３日券　　大人　５,８００円　小人　２,９００円

フリーパス４日券　　大人　６,８００円　小人　３,４００円

フリーパス５日券　　大人　７,８００円　小人　３,９００円

石垣港⇔波照間、西表島大原⇔波照間を除いたすべてのフェリー便が乗り放題になります。

因みに波照間航路も追加で乗り放題にするには、+４２００円を支払う必要があります。

★購入場所

石垣港の安栄観光のフェリーきっぷ売り場で買うことができます。

★フェリーの乗り方

実際に私が使っていた３日フリーパスです

発券された乗り放題パスはそのまま船員に見せるだけでは使えません。

乗る予定の船が決まったら、乗船前にアイランドホッピングパスを安栄観光の窓口に持って行き、その都度、チケットを発券してもらう必要があります。

上の片道乗車券が発券されたもの。

少し面倒ですが、乗船の度に窓口まで行く必要があります。

次に実際にアイランドホッピングパスを３日間使い倒してみて感じたことや、離島移動を攻略するコツを紹介しようと思います。

アイランドホッピングというより石垣島との往復がメイン

安栄観光のパンフレットを撮影したもの

アイランドホッピングというと、離島から離島へ跳ねるように次々移動するイメージかもしれませんが（私は来る前はそうでした）、実際はそれぞれの離島と石垣港の往復がメインです。

運行されている航路は、石垣港と各離島の往復便ばかりです。

沖縄の八重山諸島で一番栄えている港は石垣港で、フェリーの運航もここが中心となります。

例えば‥‥

★石垣周辺の小さな離島：石垣⇔竹富島、石垣島⇔小浜島、石垣島⇔黒島、石垣島⇔鳩間島

★少し離れた島：石垣島⇔波照間島

★西表島との航路：石垣島⇔西表島（大原港）、石垣島⇔西表島（上原港）

もちろん石垣島以外の島同士の航路はあります。

例えば、小浜島⇔竹富島、波照間島⇔西表島（大原港）など。

しかし大半は石垣島とを結ぶフェリーです。

例えば、黒島⇔竹富島のような小さな離島を結ぶフェリーはありません。

私は旅行の３日目に、黒島と竹富島、鳩間島の３島をホッピングしようと目論んでいましたが、それぞれの島を直行で結ぶ便がなく、一度石垣島に戻らないとダメでした。

また、石垣島と鳩間島行きのフェリーも少なく、結局、黒島と竹富島だけになりました。

鳩間島はまた次回、夏にでも行こうと思います（笑）

通常の往復チケットとアイランドホッピングパスどちらが得？

変なオブジェが置いてある竹富島の港です

①アイランドホッピングパス（３日券）：５８００円

どの島を移動しても合計５８００円

②石垣島から西表島と黒島に行く場合

石垣島⇔西表島（上原港）：往復３９１０円

石垣島⇔黒島：往復２１９０円

合計：６１００円

石垣島から西表島と黒島に行くだけで、既にアイランドホッピングパスの料金を超えています。

他にも竹富島や小浜島などにも行くと思うので、多くの場合はアイランドホッピングパスを買った方が得だと思います。

フェリーはそれほど揺れない

石垣の海を全速力で爆走するフェリー（石垣⇒黒島便）です

ほとんどの航路は島の間ということで波は低く、荒れた天気（台風の跡など）でない限り大きく揺れることはありません。

私が乗ったのは石垣⇔黒島、石垣⇔西表島（上原）、石垣⇔竹富島、石垣⇔小浜島の４往復でしたが、時々大きく揺れることはあっても、継続して大きく揺れることはなかったです。

私の周囲にも気分が悪くなっている人はほぼいませんでした。

ただし、石垣島⇔波照間島、石垣島⇔西表島（上原）は外洋航路であるため、揺れが強いことがあります。

気になる方は酔い止めを持参すると良いお守りになるはずです。

お得＆安全な移動の方法は？

のどかな雰囲気が良い新石垣空港の滑走路です

お得＆安全な移動方法とは、最終日の１日前に石垣島に戻っておくことです。

最終日当日はフェリーで移動する必要がなく、フェリー代を１日分節約でき、また、石垣港の近くにある島随一の商店街・ユーグレナモールでお土産を買うことができます。

関連記事＞＞＞『ユーグレナモールにあるカフェで石垣産のミドリムシを飲んでみた』

またフェリーは強風や台風でときどき欠航するので、当日に石垣島に戻って空港に行く場合、フェリーの欠航で飛行機に乗りそびれる危険性すらあります。

天候は直前になるまで分からないので、ここは念には念を入れて日程を組んだ方が良いでしょう。

≪八重山諸島の周遊旅行についての関連記事です≫

★石垣島
⇒『ユーグレナガーデンで石垣産のミドリムシを飲んでみた』

★西表島
⇒『西表島の山奥のジャングルを２時間かけて散歩してみた』

★離島
⇒黒島『黒島には美しい海と草原と牛以外は何もなかった』、小浜島『【石垣島発】3時間で帰ってこれる弾丸旅行（小浜島）』、竹富島『星砂の浜で『☆』を探してみた』『赤瓦の民家が素敵な竹富島』

★飛行機
⇒『【無料＆速くて快適】JALの機内Wi-Fi（国内線）を使った感想』『新ジンベエジェット(737-800)に乗ってみた』

★フェリー、バス
⇒『【30分500円～】新石垣空港⇔市内を移動するバス』『安栄観光の『アイランドホッピングパス』を使った感想・コツ』

まとめ
⇒『八重山諸島を旅行して感じた注意点と離島情報』

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