【釧路和商市場】勝手丼は高いので、それより新鮮な魚介類の購入がおすすめ!

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和商市場に並ぶ新鮮な鮭です

こんにちは。キング・ブログ・スライムです。

 

11月末から12月の初旬にかけて、北海道を周遊していました!

行先は小樽と札幌、旭川、網走、帯広など主要な北海道の都市。

移動手段はJRの特急で、「ひがし北海道フリーパス」を使うと5日間JRの特急が乗り放題になるという反則技が使えます(笑)

 

前日は釧路から特急で1時間半のところにある帯広の『ばんえい競馬』を楽しんでいました。

釧路を観光予定だった12月4日の前日は、和商市場で勝手丼を食べる気満々でしたが、前日にネットで調べてみると、「勝手丼は高い」という検索結果がポツポツと出てきます。

 

釧路の和商市場に行くのは海鮮丼が食べたいからであって、どんぶりを作りたいからではありません。

で、当日になって方針転換。

今回は勝手丼を作って食べずに、市場を歩き回って旬の魚介類を探して買ってみることにしました。

今回の記事を要約!

・勝手丼より新鮮な魚介類(ホッケなど)を買った方がお得です

・値段と品質は店によってばらばら。歩き回って比べてみてください

・お店の人から時々話しかけられるので、上手く話に乗ってみましょう(お魚の旬を聞いてみる等)

・札幌⇔釧路の移動はJR北海道・特急(ネット割)がバスより安いです(片道:5310~7520円)

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和商市場の基本情報

マップ:北海道釧路市黒金町13丁目25

 

公式サイト⇒『釧路和商市場 釧路の台所

 

営業時間

4月~12月(月~土):8:00~18:00
日曜営業の場合は 8:00~16:00(但し12月の日曜営業につきましては 8:00〜18:00)

1月〜3月( 月~土):8:00~17:00 (日曜営業はありません。)

※店舗によって異なる場合があります。

 

勝手丼は少しお高い

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photo by 海鮮丼 – Wikipedia

釧路というと必ずといっていいほど聞くのが勝手丼です。

勝手丼はそもそも、貧乏旅行をしてきたライダーたちが食費を安く済ませるために始めたもの。

当時はライダーたちが白ご飯を片手に色々なお店を回って、自分オリジナルの海鮮丼を作っていたそうです。

 

昔は安かったのかもしれませんが、現在では観光地化が進んでいるようで、普通の海鮮丼を作ろうとしても2000円以上は確実に掛かってしまいます。

 

実際、和商市場のとある店主の方と世間話をしたんですが、以下のような趣旨の話をしていました。

とある店主
お兄さん、勝手丼見てる?
そうしようと思ってたんですけど、ちょっとお値段が高めですね…(笑)
とある店主
そうなの、正直地元民からしても安いとは言えないよ!
とある店主
でね、昔(勝手丼が有名になる前)は釧路の和商市場といえば、ときしらず(鮭)とかホッケが有名で、テレビ取材もこっちばっかりだったけど、勝手丼が有名になってからは取材も全部「勝手丼」ばかりだね(笑)
そうなんですか(笑)

一店主の方の意見ではありますが。

 

小さな赤身が1枚100円したり、旬の魚の刺身一切れが500円するなど、正直なところお買い得感を感じることができません。

 

もちろん、観光として勝手丼を楽しむ分には少し高くても問題ありませんし、自分オリジナルのどんぶりが作れるのはいい旅の思い出になります。

でも、私のように単に海鮮丼を食べたいだけなら、他のお店でも美味しいところは沢山ありますし、わざわざ高いどんぶりを作る必要はないと。

 

ただ勝手丼を作らないからといって、これだけ釧路駅近くにあって好アクセスの和商市場に行かないのはもったいないと思いません?

 

和商市場で新鮮な魚介類を買ってみる

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JR釧路駅からとぼとぼ歩くこと約3分。すぐに和商市場に到着!

市場だけあって朝の8:00からやっているので、午前中の旅行でも行けますね。

 

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市場内には勝手丼を食べるスペースが広々と用意されていますが、今回は勝手丼は買いません。

12月初旬の平日朝だったので人は少ないですが、シーズンになると観光客が他人丼勝手丼を食している姿を見ることができます。

※私事ですが、勝手丼を間違って「他人丼」と言ってしまうことが多くて困ってます(笑)

 

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和商市場内の様子です。

扱っている食材は魚介類だけでなく、地元の野菜など多種多様です。

商品の7割は魚介類、残り3割はその他という感じ。

 

和商市場内を歩いていると、店主のおじさんやおばさんからよく声を掛けられます。

少しうっとおしく感じることもありますが(笑)、こちらから質問をすると色々教えてもらえますよ!

「この魚の旬は?」「糠さんまって何?」など疑問なことを聞いてみて、地元の方の知識をうまく使いましょう。

 

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勝手丼を作るため、こんな風にご飯だけ売ってあるお店が3店舗ほどあります。

何度も言いますが、今回は丼は購入せずに魚介類を購入します。

 

次に和商市場一押しのお魚たちを紹介してきます。

本州のスーパーで売られている魚介類の比にならないほど鮮度が高く、東京の高級デパートで数万円で売られる食材も多いそうです。

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鮭(ときしらず、紅鮭)

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市場の至るところで売られているのが鮭(ときしらず)鮭(紅鮭)です。ときしらずは夏に水揚げされるサケのことで、産卵期でないため脂のノリがいいのだとか。

(セールスなので割り引く必要がありますが)お店のおじさんによると、脂が乗っているときしらずが本当に美味しく、東京では絶対に食べれないおいしさだから、絶対に買うべきだと全力で引き留められました(笑)

 

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もちろん丸々1匹でなく、バラも売っていますのでご心配なく!

熊じゃないので1匹は食べれないですよね(笑)


お魚のシーズン

ときしらず:4~6月

紅鮭:9~11月

※シーズンは上の通りですが、市場では冷凍したものを解凍して年中並べています。

店によって値段も品質もさまざまです。単純に安ければいい訳ではありませんので、まずは市場の中を回りながらどこがいいのか調べましょう。


 

かき

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貝に入っている生ガキも所々で売ってありました。

値段は150円前後とかなり手頃です!

割って食べる、もしくは焼いて食べれば、絶対に美味しいでしょうねぇ~~

 


お魚のシーズン

かき:1~5月、8~12月


 

ほっけ

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鮭とならんで至るところで売られているのがホッケです。

釧路はホッケの炉端焼きが有名なだけあって、本州では食べれないような新鮮でおいしいホッケを安く買うことができます!

 

ホッケもあれこれ回って見比べてみました。多くの店舗は業者から仕入れていますが、「このしろ」というお店では自家製でホッケを干しています。

素人の私が目で見てその違いが分かるほど、ここのホッケはみずみずしさがあり、一番美味しそうでした。

 

結局、私は1匹1100円(1200円から100円負けてもらった)で購入しました。

記事を書いてるだけでもよだれが出てきます!(笑)


お魚のシーズン

ホッケ:年中

ホタテ:年中


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糠さんま

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ホッケや鮭ほどメジャーではないですが、糠さんま(その名の通り糠で漬け込んださんま)が売られていました。

糠に漬け込むことで、味が少しマイルドになるのだとか。

さんまのシーズンは8~10月なので、糠さんまさんがいるのは冬だけなのかもしれません。貴重ですね。


お魚のシーズン

さんま:8~10月


 

昆布など

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港町だけあって昆布も売ってあります。

手前にある「出し根昆布」はハサミで切ってそのままでも食べれるそうで、地元の人はおやつ代わりにすることも。

おでんの出汁にするために1セット270円で買ってみました。

 

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乾物などもあります。お酒のおつまみにするとおいしそうですね!

 

ちょっとだけ地元情報

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最後に軽く地元情報を書いておきます。

市場を回っていると、「現地で今すぐ食べたい」と思うときがあるかもしれません。

 

そんな観光客のために、市場内には購入した魚介類を持ち込むとすぐに焼いてくれるお店があり、ご飯とお味噌汁を付けてくれます。

ご飯とみそ汁を込みにして、料金は500円です。

 

例えば、市場で800円のホッケを買って500円で焼いて貰えば、1300円のマイ・ホッケ定食の出来上がりです!

勝手丼で2000円支払うよりもずっと安く美味しい定食が食べれますよ!

 

で、買ったもの

 

市場内を2時間ぐらい放浪して結局購入したのは、美味しいと評判の真ホッケ、本州では珍しい糠さんま、地元の昆布の合計3点でした!

真ホッケ(羅臼産)は定価から100円引きの1100円。元々買おうと思っていた奴でしたが、お店のおばさんと話しているうちに、勝手に安くなりました(笑)

 

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私のように当日帰る人には、上の写真のように保冷剤を着けて包装してくれますし、翌日以降も予定がある人は郵送することができます。

※保冷材は大体50~100円程度です。

 

私の場合、北海道を周遊していたので、それぞれの地域で買ったお土産で既にカバンがパンパン。沢山は変えないので、どうしても食べてみたかったホッケと糠さんまだけにしました。

ときしらずもおいしそうでしたが、旬じゃないのと値段の制約があって、買うのを控えました。

 

札幌から釧路の移動はJRが意外と安い(失礼)

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札幌~網走間で運行される特急スーパーおおぞらです

札幌・新千歳から釧路に移動する交通手段に迷っている方もいるでしょう。

札幌~釧路の移動手段には、バスとJR特急、飛行機の3種類があります。

飛行機は運賃が2万以上するので、多くの方はバスかJR特急のどちらかで移動するのが普通。

 

JR特急は高いイメージ(片道の定価運賃:7970円)がありますが、事前ネット予約すると、定価の15~45%オフで札幌~釧路の片道特急指定席券を購入できます。

運賃所要時間
JR特急5310~7520円約4時間15分
バス5800円約5時間45分

札幌~釧路のバスが片道で約5800円ですので、値段的にバスとほぼ同じ。

所要時間もバスより1時間30分早い4時間15分で行くことができます。

 


札幌⇔釧路の移動まとめ

★予約先サイト⇒「びゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと

移動後、左上にある「きっぷ予約・変更」→「トクだ値」に移動して予約してください。

 

★参考サイト⇒『えきねっとトクだ値の詳細な説明(PDF) | JR公式サイトより

※ネット限定なので、みどりの窓口では予約ができません。


 

釧路の和商市場以外にも、色々な観光地に行きました。行く予定のある方はどうぞ!

≪周遊先の記事はこちらです≫

★レポートしてみた観光地
小樽『ビール製造の無料見学 in 小樽倉庫No.1』、札幌『JRタワー展望室から見た絶景の夜景』、旭川旭川動物園のポイントを紹介』、釧路『網走監獄』、川湯温泉『硫黄山(アトサヌプリ)に行ってみた』『レトロなカフェ「オーチャードグラス」』、帯広『日本で唯一のばんえい競馬

★使ったきっぷなど
5日間特急乗り放題のひがし北海道フリーパス使ってみた感想』『ひがし北海道周遊の体験記

 

以上です!

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