雄大な北の大地! JRの特急を使って東北海道を周遊しました(旅行記)
(写真はスパーおおぞら釧路発札幌行です)
こんにちは、キング・ブログ・スライムです。
私は12月初旬にかけて、「ひがし北海道フリーパス」という特急が5日間乗り放題になる切符を使い、ひがし北海道を周遊していました!
以前から北海道をぐるっと旅行することに興味があり、どのように旅行しようかと色々計画を立てていました。
日程は5日間。回った都市は、沿線の中でも主要都市と呼ばれる小樽・札幌・旭川・網走・(川湯温泉・)釧路・帯広の7都市でした。
※川湯温泉は主要都市ではないので、カッコをつけています。
今回私が使った交通手段は、JR北海道の特急でした。
北海道の特急=早いけど高い、というイメージがあるかもしれませんが、上手くフリーきっぷを使うと、かなり格安にかつ素早く移動することができます。
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おすすめは「ひがし北海道フリーパス」
私のおすすめは、「バニラエアひがし北海道フリーパス」「Peachひがし北海道フリーパス」です。
購入の条件はありますが、5日間で15500円で、指定されたひがし北海道区間の特急・普通列車が乗り放題です。
【引用元:Vanilla Air ひがし北海道フリーパス】
例えば札幌から網走に移動する場合、特急オホーツクの自由席特急券で片道9390円。往復で19780円なので、既にこの2都市の往復だけでこのきっぷの15500円の元がとれるんです!
今回はこの切符を使って、東北海道を周遊してみました。
また、兄弟きっぷに「バニラエアきた北海道フリーパス」「Peachきた北海道フリーパス」があり、こちらは稚内などに行けるきた北海道方面のフリーきっぷです。
【関連】利用条件など、このきっぷのポイントをまとめた記事は下の記事です。
北海道を周遊しようと思うとまず迷うのが、北海道は大きすぎてどこの都市に行けばいいのか分からなくなることです(笑)
あれもこれも行きたいところがあるのは分かりますが、どれも中途半端になってしまうのはもったいないですよね。
ということで、今回はモデルコースとして、北海道の主要都市をぐるっと回るコースをとっています。
ザックリコースを紹介すると、、、
1日目:小樽観光、札幌に宿泊
2日目:午前中は旭川に移動、午後は旭山動物園
3日目:午前は網走に移動、午後は網走監獄、夜は川湯温泉に移動
4日目:午前は川湯温泉周辺を観光、午後は帯広に移動してばんえい競馬、深夜に釧路に戻る
5日目:午前は釧路観光、午後は新千歳まで移動して東京に戻る
1日に平均3時間ぐらいは移動して、あとは観光というイメージでしょうか。
同じ都市に2日滞在してもいいんですが、それだと5日間で周遊できなくなるんですよね。
東北海道を回るとしてかなりの確率で通ることになる主要都市は、札幌・小樽・旭川・網走・釧路・帯広だと思います。
次に、それぞれの都市の観光について概要や注意点を説明しようと思います。
小樽
新千歳空港に到着してきっぷを買った後、すぐに移動したのがこの小樽です。
小樽は観光地として北海道でも有名ですし、大都市札幌から電車で30分程度と、日帰り旅行できるのもメリットです。
結論から言えば、小樽は鉄道旅行者にとってもオススメな街です。
というのも、主要な観光施設(運河など)は駅から歩いていける距離にまとまっており、バスも充実しているから。
小樽ビールNo1というバーです。
ビールの製造工程が見れる無料見学ツアー(20分程度)をやっているので、ビール好きはとってもオススメです!
レビュー記事はこちら⇒「小樽ビールNo1の無料見学に行った記事」
しょうゆが絶対に垂れない醤油差しで有名な小樽ガラス専門店の「北一硝子」なども駅から歩いて行けます。
そこが丸いのに倒れないという「ゆらゆらグラス」も個性的で面白かったです。
予想外に面白かったのが、小樽オルゴール堂でした。オルゴール堂は北一硝子の近くにあります。
オルゴール専門店なんて一生のうちに一度行くか行かないかぐらいだと思いますが(笑)、普段いったことないだけあって、すっごい新鮮な体験ができるんです!
西洋風の入れ物に入ったオルゴールもあれば、自分で作れるオルゴールもあって、いい体験ができました。
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札幌
上はJR札幌駅の写真で、下は「JRタワー展望室」から見た札幌市内の夜景です。
鉄道旅行でもマイカー旅行でも、札幌はほぼ100%観光するはずですが、実は、今回はホテルの宿泊先として泊まっただけです。
その理由は以前札幌に来ていて、すでにある程度観光したこともありますが、せっかくひがし北海道が周遊できる5日間に、いつでも観光できる札幌で時間を使うのは勿体ないと思ったからです。
せっかく特急にも乗れる周遊きっぷをゲットしたのですから、札幌はスキップしてもいいのかもしれません。
旧北海道庁の写真です。駅から近いので観光しやすいと思います。
札幌を観光するとなると、丸々1日使うことは確実なので、今回は駅チカの観光スポットしか見学しませんでした。
旭川
上は特急ライラック、下は旭山動物園のペンギンです
札幌から旭川の移動は、特急「ライラック」等に乗るのがオススメ。
私が乗った時は、ちょうど旭山動物園仕様の塗装がされていました。北海道だけに雪が凄いんですよね。
で、結論から言えば、旭川の観光で際立って体験するべきものといえば、「旭山動物園」「旭川ラーメン」ぐらいでした(笑)
私の独断ですが、旭川観光をする場合は片道40分のバスに乗って「旭山動物園」に行って、帰ってきて旭川ラーメンを食べて、翌日、すぐに網走に移動するぐらいでいいと思います。
網走
上は旭川網走間の車窓、下は網走監獄博物館の舎房です。
旭川~網走間の写真です。
冬場なら雪どっさり積もっただだっ広い平原を、夏なら草原の中をひたすら列車が駆け抜けていきます。
普段北海道の鉄道に乗らない人間にとっては、風景の一つ一つが新鮮でした。
網走があるのは北海道の東側の街ということで、観光はアクセスの悪さで苦しむんじゃないかという印象かもしれません。
しかし、網走監獄や北海道立北方民族博物館、オホーツク流氷館など主要な観光スポットが固まっている&観光バスが通っているので、予想以上に観光しやすかったです。
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(川湯温泉)
主要駅ではないんですが、今回の旅行では泊まることになったので、一応()をつけてノミネートしておきました。
もともと摩周湖に行く予定でしたが、摩周湖に行くバス(会社は阿寒バス)は夏場しか運行していないらしく、結局いけませんでした(笑)
夏季に行かれる方は、絶壁の摩周湖を楽しんでもらえればと思います。行きたかったなあ、、、
因みに、網走~釧路(釧網本線)は特急が運行されておらず、各停だけになります。
都市部と比べて一駅区間が長いので、それほどイライラすることはありませんが、特急に比べて時間がかかります。
下の記事は、川湯温泉駅近くにある観光スポットの記事です。昭和天皇が休憩されたことで有名なオーチャードグラスと、あとは硫黄山(アトサヌプリ)といういかにもアイヌらしいネーミングの山に行った記事です。
釧路
上は網走駅舎、下は釧路和商市場の鮭の写真です。
釧路は港町ということで、一番有名なのは「和商市場」発祥の勝手丼です。
勝手丼とは、自分で刺身を自由に選んで作るオリジナルの海鮮丼なんですが、現在では観光地化が進んでいるため、和商市場をレポートした私の記事では、勝手丼を食べるより、新鮮な魚介類の購入をおすすめしています。
私の独断ですが、釧路の目立った観光スポットは「和商市場」か「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」という商業施設ぐらいでした。
それよりも、都市中心部から少し離れた「釧路湿原」を歩いて雄大な自然を楽しんだり、タンチョウを探してみる方が楽しいかもしれません。
※私が行ったときは釧路湿原がちょうど雨で、行くのを諦めました。
上は、釧路発札幌行の特急スーパーおおぞらの写真です。
釧路を出た後、帯広に着くまでに1時間ぐらいノンストップの区間があります(笑)
帯広(十勝)
上は帯広駅前、下はばんえい競馬レース中の様子です。
北海道の牛乳の代名詞として使われる十勝地方ですが、その中心的都市が帯広です。
帯広の主要な観光スポット・名物としては、北海道で有名なお菓子のお店「六花亭 帯広本店」や「帯広豚丼」、世界で唯一の「ばんえい十勝」などがあります。
観光施設として人気なのは、恐らくばんえい十勝だと思います。初心者の観光客でも分かるよう、ばんえい競馬について解説した記事がありますので、こちらも参考ください。
≪周遊先の記事はこちらです≫
★レポートしてみた観光地
小樽『ビール製造の無料見学 in 小樽倉庫No.1』、札幌『JRタワー展望室から見た絶景の夜景』、旭川『旭川動物園のポイントを紹介』、釧路『網走監獄』、川湯温泉『硫黄山(アトサヌプリ)に行ってみた』『レトロなカフェ「オーチャードグラス」』、釧路『和商市場の勝手丼は高い』、帯広『日本で唯一のばんえい競馬』
★使ったきっぷなど
『5日間特急乗り放題のひがし北海道フリーパス使ってみた感想』
以上です!
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