【馬券買い方の解説付き】世界で唯一の帯広・ばんえい競馬に行ってみた
こんにちは。キング・ブログ・スライムです。
12月初旬にかけて北海道各地を周遊していました。札幌や小樽、旭川、網走などを回って、今回は帯広までやってきました。
使った交通手段はJR。「ひがし北海道フリーパス」を使うとJRの特急が5日間乗り放題になります。
帯広といえば豚丼などが有名ですが、観光名所として有名なのは「ばんえい競馬」ではないでしょうか?
今回は観光もかねつつ、ばんえい競馬で一発当てるために(?)、帯広駅まで行ってきました!
まずは、観光で行く方向けに必須ポイントをまとめておきます。
★ばんえい競馬のポイント★
・ばんえい競馬は世界で帯広だけ
・馬券は1枚100円から購入できる
・開催日は月や土日が中心で、レースは14時ごろから夜までやっている
・普通の競馬は鼻先でゴールだが、ばんえい競馬はそりが全て通り抜けて初めてゴールになる
・観光客・ビギナー向けに、インフォメーションが充実している
・男性だけでなく、女性利用者も多い
※日程・出馬表など詳しい情報は⇒「【公式】ばんえい十勝/馬の一発逆転ライブショー」を参考ください。
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ばんえい競馬について軽く説明します
・ルーツは開拓時代に遡る
開拓時代に農耕用の馬を、馬主どうしが力比べをしたことがルーツだと言われています。
更に詳しい情報を知りたい場合は、後ほど紹介する「馬の資料館」を参考にしてください。
・ばん馬は、普通のサラブレットとは違う
上の写真を見ると分かる通り、十勝ばんえい競馬で競走馬となる馬は、普通のサラブレットと違って足が短くて太く力強い外観をしていますね。
サラブレットのように素早く走ることは出来ませんが、重たい鉄ぞりを引くなど力仕事は得意です。
・花形レースは第10レース
日程によりますが、1日に10回ほど行われるレースのなかで最も注目を集めるのは、第10レース(BG1)だと言われています。
他にもBG2、BG3などがありますが、BG1と他のレースの大きな違いは、競走馬の強さです。
帯広競馬に到着!
駅からバスに揺られてようやく到着しました!
※JR帯広駅から競馬場まではバスで約10分。運賃は200円です。
競馬場入口です。ばんえい競馬のルーツが農耕であるだけあって、トラクターがドンとおいてあります(笑)
入場料無料で見ることができる「馬の資料館」もあります。ばんえい競馬や開拓の歴史についての展示がありました。
「とかちむら」の野菜直売所です。
珍しい地元野菜などが売っており、お土産に何か買って帰るのもいいですね。
こちらはスイーツが販売されています。
「とかちむら」のショップまでは入場無料ですが、これより先の競馬場に入るには、入場料100円が必要です。
一度入場料の100円を支払うと、ご招待券(フリーパス)が貰えます。
下に記された有効期限内は無料で入場できます。
競馬場の様子です。
上の写真ではコンコースに人が少ないように見えますが、外は寒いのでレースがない時間帯は皆中に入っているんですね(笑)
馬券の買い方などを初心者向けに解説します
初心者の方もいると思うので、ここで軽く馬券の種類や購入方法を紹介したいと思います。
既にJRAの競馬で知っているという人は読み飛ばしてください。
馬券の種類
いろいろあって迷うかもしれませんが、初めての人はシンプルに「単勝(式)」もしくは「複勝(式)」を選びましょう。
※単勝とは1着を当てる馬券です。賭けた馬が2着以下だった場合、ハズレになります。
※「複勝」とは、3着以内に入る馬を当てる馬券です。一位に来るか自信はないけど、確実に3着以内には入るだろうという”そこそこ自信がある馬”が向いています。
マークシートの書き方
マーク式の購入方法はこんな感じです。
初めての方は結構戸惑うと思いますので、なるべく時間に余裕をもって記入しましょう!
馬券は最低100円から。最高で30万円までかけることもできますが、もちろんお勧めしません(笑)
実際に筆者が記入した馬券です(※因みに購入した馬券は盛大にハズレはました)。
なお、記入用の鉛筆は会場にたっぷり用意してあります。
馬券の買い方は簡単
記入したマークシートを券売機に挿入すると、自動で計算して馬券を発券してくれます。
購入方法がいまいち分からない場合は有人窓口に行くか、ビギナー向けのインフォメーションで教えてもらうこともできます!
ビギナーインフォメーション(上)と有人窓口(下)の様子
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いざ!レースへ!
さて、本番が始まります。
馬が全員ゲートに入ると、ファンファーレがなり、スタートの緊張感がじわじわと競馬場全体を覆い始めます。
地元の人で真剣に賭けた人も、観光できた人も、どちらもお金をかけているので緊張しています。
この緊張感がいいんですよねぇ(笑)
ゲートがあくと一斉にスタート!
まずはすごいスピードで第一関門の坂を上ります。
次の坂との間の様子。
写真だけでは静止しているだけなので分かりませんが、何と途中で馬が体力回復のために止まっています!(笑)
ソリが重い上に、坂をのぼらないといけないので、休まないとバテてしまうんです。この「途中ストップ」がレース終盤でキーになってきます。
最後の坂です。みんなバテバテ、、
最後の坂を渾身の力で上るものもいれば、上れずに立ち往生する馬もいます。
2つ目の坂は、横から見るとかなり急ですよね!
鉄ぞりと人間を引っ張りながらこれを上るんだから大したものです。
ラストスパート!
観客も「4番頑張れ!!」などと声援(半分は本気おじさんのヤジ)を送っています。
こっちも賞金が懸かってるから必死なんです(笑)
全員ゴール!
お疲れさまでした!
私は見事に外れましたが(泣)、ばんえい馬と騎手の方々の熱いレースには感動です!
なお、普通の競馬では馬の「鼻」が先につけば勝ちですが、ばんえい競馬では、ソリの最後が通りきった時点で勝利なので、最後まで気が抜けません。
また、一位だった馬がゴール上で精根尽きて止まってしまい、優勝を逃すというどんでん返しがあるのも面白いところです。
帯広に行く機会があれば、是非、ばんえい競馬に行くことをおすすめします。
翌日は釧路名物「勝手丼」を食べようと思っていましたが、予想以上に高くお得感がなかったので、あえてホッケなどお土産を買ってみることにしました。
≪周遊先の記事はこちらです≫
★レポートしてみた観光地
小樽『ビール製造の無料見学 in 小樽倉庫No.1』、札幌『JRタワー展望室から見た絶景の夜景』、旭川『旭川動物園のポイントを紹介』、釧路『網走監獄』、川湯温泉『硫黄山(アトサヌプリ)に行ってみた』『レトロなカフェ「オーチャードグラス」』、釧路『和商市場の勝手丼は高い』
★使ったきっぷなど
『5日間特急乗り放題のひがし北海道フリーパス使ってみた感想』『ひがし北海道周遊の体験記』
以上です!
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