小樽倉庫No.1はビール製造の無料見学ができる!
泡がもくもく出ている発酵室の釜
こんにちは。キング・ブログ・スライムです。
12月の初旬にかけて、北海道の各地の都市を周遊旅行していました。
今回はJRの特急が5日間乗り放題になる「ひがし北海道フリーパス」を使用。
小雪がちらつく新千歳に降り立ち、まず始めに行ったのは古い港町と立ち並ぶ倉庫が印象的な小樽でした
小樽といえば、小樽ガラスや運河、古い倉庫など有名なものが沢山ありますが、今回は、小樽倉庫No.1というお店が行っている小樽ビールの無料見学に行ってきました!
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基本情報
・場所:北海道小樽市港町5−4
・見学時間
ネットなどには掲載されていなかったので、ご注意ください。
見学時刻は2017-11-30のものです。恐らく変更はないと思いますが、事前に確かめることをおすすめします。
・見学料金、時間
料金は無料です。見学時間は約20分ほどです。
行ってみた
小樽倉庫No.1の入口です。使われなくなった古い倉庫を改修して酒場としているようで、独特の外観です。
ネットなどを探しても見学時間が記載されていなかったので、入口にあった時刻表を掲載しておきます。
30分に一度のペースで行われるようですね。
店内の様子です。レンガ造りでどっしりとした外観とちがって、店内は木組みの建築が印象的な落ち着いた雰囲気です。
ビールを片手におつまみを食べながら待つこともできます。
ウインナーとかおいしそうですねぇ!
見学開始!
ビールの原料となるモルツ(麦芽)には、種類が複数あります。
麦芽とは、大麦を水に一定期間浸して発芽させたもので、発芽すると麦の中に糖分が発生します。この糖分が、ビールのアルコールのもととなります。
この麦芽を変えると、出来るビールも変わってきます。
ピルスナーやムンチナーなどいろいろな種類があります。
仕込みタンクの様子です。
先ほどの麦芽と温水を混ぜ合わせて一定時間保存すると、麦芽から糖分が生まれます。これをろ過してホップを加えたものを、この仕込みタンクで煮沸します。
※写真右にいるドイツ人の方は、ビール製造の特殊な資格(マイスター的なもの)を持っている数少ない人だそうです。
その結果生成された麦芽汁は、次の発酵工程に移ります。
発酵室の様子です。泡がモクモク出ていて、見るからに発酵が進んでいます。
室内は発行に最適な5℃前後に設定されているため、他の部屋と比べてひんやりしています。
お店の方にラガーとエールの違いを説明して頂きましたが、詳細は現地で聞いてみて下さい。
お次は熟成室です。
発酵が終わったビールたちは、この熟成室で4~6週間ほど貯蔵され、本物の小樽ビールとなります。
お待ちかねの試飲タイムです!
といっても熟成したビールではなく、熟成前の麦汁です。アルコールはまだ入っていないので、子供でも飲むことができます。
店内兼醸造所を見学しながら、ビールについて約20分ほど説明を受けて終了しました!
ツアー終了後は、そのまま帰ってもいいですし、店内で飲んでもいいですし、お土産を買っても大丈夫です!
私が欲しいと思っていたのは、この3色の小樽ビールです。
もちろんこの酒造所内で麦芽の段階から熟成の段階まで、全て造ったビールです。
面白いのは小樽倉庫No.1のビールの原料は、大麦とホップ、水、酵母の4つしか使っていないということ。
つまり、保存料や着色料を使っておらず、賞味期限が約3週間と非常に短くなっています!(※私が行ったのは2017-11-30です)
また、常温保存することができず、お土産として買おうと思っていましたが、買って帰ることができませんでした泣
どうしても欲しい人は、その場で飲むか、冷蔵保存して自宅に送るしか選択肢がなさそうです。
≪周遊先の記事はこちらです≫
★レポートしてみた観光地
札幌『JRタワー展望室から見た絶景の夜景』、旭川『旭川動物園のポイントを紹介』、釧路『網走監獄』、川湯温泉『硫黄山(アトサヌプリ)に行ってみた』『レトロなカフェ「オーチャードグラス」』、釧路『和商市場の勝手丼は高い』、帯広『日本で唯一のばんえい競馬』
★使ったきっぷなど
『5日間特急乗り放題のひがし北海道フリーパス使ってみた感想』『ひがし北海道周遊の体験記』
以上です!
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