【実際に行って感じた】旭山動物園の楽しめるポイントを解説します!
(降りしきる雪のなか、ボーっと立っているキングペンギンの様子です)
こんにちは。キング・ブログ・スライムです。
私は、12月初旬に北海道を5日間かけて周遊していました。
札幌や小樽、網走、帯広など主要な都市を訪問して色々と観光し、前日は札幌の超夜景がきれいに見える展望台「T38」を楽しんでいました。
因みに交通手段は5日間JRの特急が乗り放題になる「ひがし北海道フリーパス」という販促気味のきっぷ。
詳細>>>『【特急乗り放題】ひがし北海道フリーパスを5日間使って感じたこと!』
さて今回は、北海道のど真ん中にあるあの有名な「旭山動物園」に行ってきました。
3時間ほど見て回って感じた感想としては、旭山動物園は”動物の見せ方”がとっても上手な動物園だと思いました。
アザラシ一つとっても、単に展示するだけでなく、アザラシに通路の真ん中に設置したチューブを通ってもらうことで、その大きさや体の形状など、間近で見れるよう演出しています。
この魅せる展示は、現在の日本中にある多くの動物園のモデルになったともいわれています。
あとは、手作り感あふれる解説も親近感が湧いて個人的にはグッドでした。
そもそも全国的に有名になる前は、単なる地方にあるローカル動物園だったということで、そのローカル感が今でも、手作り感ある解説などに残っているようです。
今回の記事では、園内を回りつつ、楽しめるポイントや注意点などをまとめています。
楽しむためのポイント
・入場したら、イベントの時間をチェック(モグモグタイム、ペンギンのお散歩)
・割引券はほとんどないが、年パス(1080円)は非常に安いです
・手作り感のある解説が分かりやすいです
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基本情報
・場所:北海道旭川市東旭川町倉沼
・営業時間
区分 | 期間 | 時間帯 |
---|---|---|
夏期開園 | 平成29年4月29日(土曜日・祝日)~平成29年10月15日(日曜日) | 午前9時30分~午後5時15分(入園は午後4時00分まで) |
平成29年10月16日(月曜日)~平成29年11月3日(金曜日・祝日) | 午前9時30分~午後4時30分(入園は午後4時00分まで) | |
夜の動物園 | 平成29年8月9日(水曜日)~平成29年8月15日(火曜日) | 午前9時30分~午後9時00分(入園は午後8時00分まで) |
冬期開園 | 平成29年11月11日(土曜日)~平成30年4月8日(日曜日) | 午前10時30分~午後3時30分(入園は午後3時00分まで) |
雪あかりの動物園 | 平成30年2月7日(水曜日)~平成30年2月12日(月曜日・祝日) | 午前10時30分~午後8時30分(入園は午後8時00分まで) |
【引用元:開園期間・時間| 旭川市 旭山動物園】
・料金
大人(高校生以上) | 820円 | 590円 |
団体 | 720円 | 490円 |
小人(中学生以下) | 無料 | 無料 |
【引用元:入園料・券売所| 旭川市 旭山動物園】
※動物園パスポート(年間パスポート)は1080円です。
札幌から旭川への移動方法
(札幌~旭川間で運行される特急ライラックの様子です)
本題に入る前に少し追記しておきます。
恐らく多くの観光客は札幌から移動する方が多いと思いますが、札幌~旭川の移動手段はバスとJR特急の2種類です。
で、JR特急は高い印象(往復の定価運賃:4810円)がありますが、「びゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと」から事前ネット予約(1か月前~当日の午前1:40の期間)すると、定価の45%オフの2630円で札幌~旭川の往復特急指定席券を購入することができます!
片道は1315円計算になります。
札幌~旭川のバスが大体往復で4000円弱ですので、値段的にもJR特急の方が安いですし、所要時間もバスより早い80分程度で移動できます。
ポイント
★予約先サイト⇒「びゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと」
移動後、左上にある「きっぷ予約・変更」→「トクだ値」に移動して予約してください。
★参考サイト⇒『えきねっとトクだ値の詳細な説明(PDF) | JR公式サイトより』
※ネット限定なので、みどりの窓口では予約ができません。
旭山動物園より中継です
旭山動物園正門です。
門は正門・東門・西門の3つがあり、どこからでも入場できます。
入場ゲートを入るとすぐに「もぐもぐタイム」の時間割がありますので、これを確認するのがオススメ!
「もぐもぐタイム」とは、飼育員の方が餌をやりながら、その動物について分かりやすく解説してくれるサービスのこと。もちろん無料です。
私はペンギンが見たかったですが、朝のうちに終わっているようでした。
入口すぐそばに撮影用のボードがあります。
私が行ったのは冬期シーズン。
12月下旬からは「ペンギンの行進」を見ることができます。
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ペンギン館
まずは大定番のペンギンから見てみます。ペンギン館のデザインがかわいらしいですね。
入ってすぐにガラス張りの水槽がありましたが、肝心のペンギンたちは見当たらず。
出鼻を挫かれました!(笑)
少し進むと、ガラス越しの飼育場にジェンツーペンギンと呼ばれるペンギンが仲良くたっています。
こちらに気付いたのか、少しずつ寄ってきました。
可愛いですね。
階段を上って2階の出口を出ると、その横にはキングペンギンが!
※旭山動物園は山の斜面に造られているので、1階から入って2階から出るという構造になっています。
みなさん首をスゴい角度に曲げて寝ています。何だかカオスな状況です。
さて、群れの中には、一匹茶色いやつがいますね。
茶色の正体は、キングペンギンのヒナです。
上の写真は、大人ペンギンに餌をせがんでいるところ。※サイズ的にはどっちが大人か分かりません。デカすぎ(笑)
一方、大人ペンギンは真剣な眼差しで子供を審査しています。
野生では、海から餌を捕まえて巣に戻ってきた親ペンギンは、子供を鳴き声で自分の子供かどうか判断し、餌をやります。
茶色くんは餌を貰えなかったようです(笑)
親子ではなかったのですね。
なお、茶色のヒナの左にいる体毛が一部はげたペンギンは、大人になりかけのペンギン。茶色の体毛が全てはげると、完全な大人ペンギンになります。
下の写真は、再度2時間後ぐらいに訪れたときに撮影した写真です。
寝てる奴、起きてる奴、どちらもマッタリしています。
で、地味に雪が積もっています(笑)
何だかペンギンを見ていると、力が抜けますね(笑)
※旭山動物園のペンギンが面白いのは、冬だと言われいてます。
ペンギンは背景が雪の方が映えますし、冬期はペンギンが園内を歩く「ペンギンのお散歩」が見えることでも有名です。
キングペンギンと皇帝ペンギンの違い
一番有名なペンギンといえば、おそらく誰もが知っている皇帝ペンギン(エンペラーペンギン)ですが、旭山動物園にいるのはキングペンギンというペンギンです。
キングペンギンのほうが少し体が小さいなどの違いありますが、一番見分けがつきやすいのは「ヒナ」です。
皇帝ペンギンのヒナ:白色
キングペンギンのヒナ:茶色
あざらし館
館内を縦に通ったチューブからアザラシを間近で見ることができます。
アザラシって予想以上にデカイでかいんですね(笑)
ちょっとした手作り解説です。
この手作り感が旭川動物園の面白さの一つだと言われています。アザラシ館だけでなく、色んな所にあるので、面白いですよ!
で、ここに書いてることを要約すると、アザラシの足はファンのような構造になっていて、泳ぎに適しているよということです。
こちらは、アザラシのひげがブルブルするという話。
このひげには神経が集中しており、その感知能力を使って、水中の魚を捕まえるそうです。
2階を出たところ。このアザラシさん、ずっと寝ています(笑)
アザラシ館出たところにある郵便ポストです。
ここに出すと、旭山動物園限定のスタンプが押されるのだとか。
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ほっきょくぐま館
ほっきょくぐま館には、ちょうどモグモグタイムに合わせていってみました。
冬期シーズンの金曜平日でしたが、かなりの人がいて、中にはいれず数分待ちました(笑)
ということで、人気動物(ペンギンやホッキョクグマなど)のモグモグタイムを見たい方は、少し早めに現地にいくと良さそうです。
ホッキョクグマ(しろくま)ちゃんの様子。中国人観光客の方がパシャパシャと写真を撮っていました。
こんな北海道の山奥まで来ているなんて驚きです(笑)
2階からも見ることができます。
因みにですが、シロクマの毛は白ではなく透明だそうで、光の当たり具合によってみえ方が変化するそうです。
かば
「カバがおしりを向けたら離れて!」だそうです。
注意書きがあるということは、過去に被害者がいたということでしょうか、、、(笑)
円形の窓からカバが泳いでいるところが見えますね。
同じ動物とは思えないほどデカイです。
他にもいろいろ
上はエゾシカ、下はニホンザル
他にも、チンパンジーの森、もうじゅう館、きりん舎・カバ館、オオカミの森、オラウータン舎、レッサーパンダの吊り橋、シマフクロウ舎、、、
などたくさんの動物たちが暮らしています。
行く予定の方は、是非、これらの動物も見てみて下さい!
≪周遊先の記事はこちらです≫
★レポートしてみた観光地
小樽『ビール製造の無料見学 in 小樽倉庫No.1』、札幌『JRタワー展望室から見た絶景の夜景』、釧路『網走監獄』、川湯温泉『硫黄山(アトサヌプリ)に行ってみた』『レトロなカフェ「オーチャードグラス」』、釧路『和商市場の勝手丼は高い』、帯広『日本で唯一のばんえい競馬』
★使ったきっぷなど
『5日間特急乗り放題のひがし北海道フリーパス使ってみた感想』『ひがし北海道周遊の体験記』
では!
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