【夜景のカジノが異次元】香港からマカオへ日帰り旅行をしてみた
マカオ名物のエッグタルトです
カバンに入れてたらボロボロになってました(泣)
こんにちは。
キング・ブログ・スライムです。
少し前に香港に旅行に行っていました。
香港旅行のパッケージツアーで多い期間はおそらく3泊4日だと思います。
香港ってビクトリアピークや各種博物館など色々見るところはあるんですが、実際に滞在してみて、香港だけで3泊4日は少し長いと感じました。
ディズニーや水族館に行けば丁度いいかもしれませんが、東京にもあるということで私たちは行きませんでした。
旅行に少しメリハリをつけるため、2日目か3日目ぐらいに香港の市街地を離れて、日帰り旅行をするのがおすすめです。
有名な日帰り旅行先としては、中国の深セン(読みはシンセン。シェンチェンとも言う)とマカオのがありますが、今回はマカオに行ってみました!
今回の記事を要約!
・マカオは香港旅行の日帰り先に最適(フェリーで片道1時間&約170HK$)
・入国検査があることをお忘れなく
・通貨は香港ドルだけでOK
・観光スポットは旧市街の町並み&食べ物&カジノです
・最も感動した観光地は夜のカジノです!
スポンサーリンク
今回はこんな内容
日帰り旅行のモデルコース
自作の図。南北に二つある島がマカオです
赤い★のフェリー・バスのターミナルが香港からマカオの玄関口です。
例えば香港を朝の9時前に出たとすると、マカオについて国境審査などが終わるのは10時ごろ。
【マカオ日帰りのモデルコース】
①午前中~昼過ぎは旧市街地
⇩
②昼からは媽閣廟、マカオタワー
⇩
(③夕方からはカジノ)
※夜は香港を楽しみたいなら夕方にフェリー等で戻るのもアリです。
マカオ香港間の交通手段はフェリー
マカオと香港は同じ川の河口に位置するだけあって近く、ジェットフェリーという高速フェリーに乗ると片道1時間ほどです。
往復で約2時間なので、日帰りで行くにはちょうど良い距離ですよね。
上は上環にある香港のスターフェリーターミナルから撮影したターボジェット社の高速フェリーです。赤色のボディーが目印です。
★香港マカオ間を運行するフェリー会社は2社あります
- ターボジェット(赤色)
- コタイジェット(青色)
本数が充実しているのはターボジェット社です。
香港の離発着する港は2つ
- 尖沙咀(九龍半島)
- 上環(香港島)
⇒本数が多いのは香港島の上環(15分に1本)で、尖沙咀は1時間に1本。どちらも大半はマカオフェリーターミナルに行きます。
【補足終わり】
外国人向けなので座席はエコノミークラスであってもゆったりしており、快適な船旅が楽しめます。
出航の最後と最初は少し揺れますが、移動している途中はそれ程揺れはありませんでした。
月曜の朝のエコノミークラスで171HK$(≒2400円)
土日や深夜料金になると料金が20ドルほど高くなるので、カジノで使い過ぎないよう注意してください(笑)
少し前までは160HK$だったそうですが、値上がりしたのでしょうか?
※現金に加えて、クレジットカード(VISA、Master Cardなど)での支払いも可能です。
事前予約をすると、フェリーが割引になります
例えば、香港(上環)⇒マカオの平日通常料金は171HK$ですが、割引サイトを使うと151HK$まで安くで買うことができます。
QRコードチケットなので、購入するために窓口で英語や中国語で話す必要もなく、かなり楽だと思います。
⇒< 香港(上環)⇔マカオの割引チケット一覧 >
⇒< 九龍(尖沙咀)⇔マカオの割引チケット一覧 >
入国審査がある
香港とマカオは中国の1国2制度が適用されています
一国二制度をザックリ解説すると、香港とマカオは中華人民共和国の領土だけれど、中国と香港・マカオは別の国のように扱われる制度。
つまり、香港とマカオを往復するときは、他の国に入国するのと同じようにパスポートによる入国・出国検査があります。
フェリーでマカオに着くと、入国管理局でパスポートを提示して手続きをしなければいけません。
ただ審査は簡単なもので、手続き自体は数分で終わります。
スポンサーリンク
旧市街を歩き回った
マカオ市内を循環するバスの内部です
マカオ・フェリーターミナル(Outer Harbour Ferry Terminal、外港客運碼頭)から有名な観光地が複数ある旧市街にいくには、バスを使うのが便利です。
マカオには世界遺産が複数あって、それを散歩できる街道の始まりが媽閣廟なので、バスは媽閣廟行きに乗るといいでしょう。
一部の雑誌にはマカオ・パタカしか使えないと書いてありましたが、『マカオで香港ドルを使ってみた』に書いた通り、バスでは香港ドルが使えました。
ただし香港メトロで使うオクトパスは使えませんでした。
料金は前払いなので、香港ドルが使えるかどうか確かめるために、乗車時に「Hong Kong Dollar, OK?」などと聞いてみましょう。
・媽閣廟
入口の様子です。ポルトガルがマカオをに入植した最初の地がこの媽閣廟です。
上の写真のようなグルグルの線香が印象的でした
ぼっきり折れて火が消えている線香も放置されており、なかなか適当な感じが海外らしいと思います(笑)
ここから北に進んでいくと、石造りの建築が美しい港務局大樓(oorish Barracks)やステンドグラスが有名な聖ローレンス教会があります。
今回は時間的な都合でこの2つは省略させていただきます。
・セナド広場
マカオといえばこの広場をイメージする人が多いでしょう!
雑誌などでよく見るあの広場です。波模様の石畳が南欧・ポルトガルの雰囲気を感じさせます。
観光の目印になるので、覚えておいて損はありません。
セナド広場から少し進んだ路地裏の様子です
南ヨーロッパ風の街並みの中に、香港でもよくみるコンクリートのボロボロなマンションが混在しており、何ともいえないカオス感が漂っています(笑)
このごちゃごちゃ感がマカオや香港の面白いところだと思いますね。
・聖ドミニコ教会
ドミニコ修道会によって16世紀にたてられた教会です。無料で内部に入ることができ、観光客で騒がしい外と違って静寂な空気が漂っています。
・聖ポール天主堂跡
正面から撮影しても漂ってくるハリボテ感(笑)
マカオのシンボルとして広く知られています。無料の展示館が内部にあり、キリスト教の展示物を観ることができます。
裏や横から見てみると、ものすごいハリボテ感がしますよ!(笑)
雑多感漂うマカオの旧市街をさらに進んでいきます。聖ポール天主堂跡より奥は一気に観光客が減って、地元感が出てきます。
ディープなマカオを楽しみたい方はさらに進んでみることをおすすめします~
・聖アントニオ教会
1930年に再建されたキリスト教会。この教会は内部が面白いですよ。
他の教会と同様に、内部は無料で自由見学できます。石造りであるため教会内は少しひんやりとしていて神聖で落ち着いた雰囲気が漂っています。
居心地が良すぎるので20分ぐらい椅子に座ってボーっとしていました(笑)
休憩ゾーンとして利用するのもいいですね。寄付箱があるので、いいなと思ったら気持ち程度に入れてあげては?
ここまでくれば後は戻るだけです。
近くの大通りに出ると都心部に戻れるバスが走っているので、それに乗って戻るといいでしょう。
マカオタワー
マカオといえばこれ。マカオタワーです!
近づくとこんな感じです。目を凝らすとバンジージャンプをしている人が見えますよ!
よく飛べるなあと思いつつ、私は絶対飛ばないと強く決心しました(笑)
内部は旧正月を祝う装飾が施されていました。赤いぼんぼりですね。
因みに地下1階はカジノになっています。
マカオタワーに安くのぼるには?
・通常料金で登ろうとすると、大人は135パタカ(約1840円)必要ですが、ネットで事前予約すると約40%割引の90パタカ(約1200円)でチケットを手に入れることができます。
あとバンジージャンプやスカイウォークのチケットもありますので、勇気のある方はやってみてください!(笑)
⇒【 マカオタワー:スカイウォーク体験チケット(マカオタワー入場券付き) 】
⇒【 【スカイジャンプ】スカイジャンプ体験マカオタワー入場券付】
※私はチキンなので当然やりませんでした
お次はカジノです。
カジノに行ってみた
上はコタイ地域のカジノ、下はザ・ヴェネチアンの吹き抜けです
マカオの日帰り観光をする人の中には、(私のように)カジノで一山当ててやろうと目論んでいるかもしれませんw
近未来、バブリー、ラグジャリー。どの言葉でも上手く表現できません
私が感動したのはコタイの夜景。個性的な外見の巨大なカジノ付きホテルがライトアップされている様子はまさに夢の世界。
沢山のホテルが立地しており、上の写真のような光景が目前の360度ずっと広がっているのです。きらびやかなネオンが輝くバブリーは光景は、日本では見れないでしょう。
カジノや賭け事に興味がない人でも、これだけは一見する価値がありますよ!
さて、カジノが多く立地しているのはコタイ地域です。
コタイにいくには有料のバス(10HKドル以下)を使うか、各ホテルから出ている無料送迎バスに乗るのがおすすめです。
マカオタワーからは30分に1本の頻度でカジノがあるスタジオシティに行く無料送迎バスがあり、フェリーターミナル付近からもザ・ヴェネチアン・マカオやスターワールドが運行する無料バスがあります。
カジノを楽しむ上での注意点や、カジノがどこにあるのかなどの基本情報は上の記事にまとめています。更に知りたい方はこちらを参考ください。
スポンサーリンク
エッグタルトが有名
マカオの有名なお菓子といえば間違いなくエッグタルト。
どこかの映画で(名前を忘れました‥)エッグタルトを食べるシーンがあり、それ以降香港やマカオの名物としてヒットしていると聞きました。
マカオだけでなく香港の街中(パン屋など)でも売られているので、手に入れやすいでしょう。
価格は3~5ドルでお手頃プライスですし、保存が利かないのでお土産には向きませんが、ご飯を食べた後のデザートやおやつにちょうどいいと思います!
香港ドルは問題なく使えた
左が1パカタ玉、右が2香港ドル玉です
日帰りマカオをする場合に気になるのは、マカオの通貨(=パカタ)に両替する必要があるのかということ。
結論から書くと、観光のほぼすべての場面で香港ドルが使えるため、日帰り程度であればマカオの通貨パタカを手に入れる必要はありません。
フェリーや乗り合いのバス、街中のスーパー、カジノなどすべての場面で使うことができました。
詳しくは下の記事を参照ください。
タクシーでぼられた
香港でも同様ですが、マカオのタクシーの運ちゃんも私たちが外国人観光客だと知ると、普通にボッタくってきます(笑)
日帰り旅行の後半、カジノを終えてホテルからセナド広場に戻る際、バスが遠かったので並んでいるタクシーに乗ることにしました。
始めは疑っていましたが、無駄に迂回するなどをして距離を稼ぐこともなく、最短距離で目的地のセナド広場前に連れてってくれます。距離にして約4キロほど。
意外と信用できるやん。
メーターは33ドル。
高額紙幣を渡すとおつりを返してくれないことを知っていたので、事前に砕いていた20ドル札1枚、10ドル札1枚、5ドル玉1個の合計35ドルを渡しました。
良いドライバーなら2ドルのおつりを返してくれるし、最悪でも2ドル持ってかれるだけで済むと踏んでいたのです。
ところがドライバーは20ドル札1枚、10ドル札1枚を握りしめ、まだ30ドルしかもらっていないとわめきだしたのです!(笑)
さっき渡した5ドル玉はどこへ‥‥
運賃ギリギリの35ドルを出されたため、ボッタくれることができず不満にでも思ったのでしょう。
当然私は大反発。
「You have 5 dollars, OK???」と英語で伝えるも、「NO, 30 dollars only」の一点張り。
腹が立っている私を尻目に、友達は面倒を避けるために5ドルを渡してしまいました、、、
たった5ドル(≒75円)なので大したことは全くないし、5ドルで済んだだけマシなのですが、それでもぼられたのが腹立たしかったです。
ぼられたときのために高額紙幣を渡さないことは絶対に守るべきですね。
まとめ
一緒に旅行に行った友人がカジノに興味があるということで、マカオには何となくで行ったのですが、予想以上に面白かったのがカジノでした。
特に夜になると巨大なホテルにネオンが煌めき、マカオの夜独特の風景が作り出されます。
友達と二人でウォー!と感動したのを覚えいています。
あとは実際に中に入ってラグジュアリー雰囲気を楽しむのもいい経験になります。
オススメはホテルの3階にヴェネチアが再現されているザ・ヴェネチアン・マカオです。
賭け事やカジノに興味がなくても、あれは一見の価値ありです!
スポンサーリンク
私がレポートした香港・マカオの観光地たちです
★香港の観光地⇒『モンスタービル(益発大廈)』『香港競馬(沙田競馬場)』『黄大仙』『女人街で85ドル⇒40ドルにまけてもらった話』『モンスタースラムの跡地・九龍寨城公園』
★香港の乗り物⇒『香港トラム(35円)』『香港フェリー(50円)』
★香港のコツ:『【割引情報付き】エアポートエクスプレス』『香港旅行で注意すべきこと』『ヴィクトリア・ピークの夜景を混雑なく楽しむ方法』
★マカオ編:『マカオで香港ドルが使えるのか試してみた』『カジノに行くときの注意点』
_
関連記事もどうぞ